e.e.cummings/the voice of the poet

昨日、竹尾ペーパーショウで丸ビルに行った。大盛況で、整理券をもらってから会場に入れるまで1時間以上あったので、ひさしぶりに丸善をプラプラしていたら、意外なCDbookを発見した。
http://www.randomhouse.com/audio/catalog/display.pperl?isbn=
9780739315378

しかし、今日聞いてみたのだが、全く期待外れでがっかりした。あのような空間を意識した詩をかく人の朗読に全く「間」を感じることがなく、彼の詩のタイポグラフィとは異なるのだ。ぼくは詩人ではないので、語る資格はないのだが、ひとこと。ことばを構成している単語、ひとつひとつの文字の扱いには敏感でいたい。日本語は複雑で調べているとおもしろいのだけど。アルファベットは組み合わせで単語をつくることから、表音のその相互の関係(字間と改行の位置)とそれらの文字の純粋な音、つまり音的なものはすごく知りたい。きっと一生考えていくのだと思うけど。。。もうひとつがっかりしたのは、ペーパーショウの展示の中で一点、ひとつの言葉を扱っている仕事があった。でも安易に使われていて(ぼくの感覚からすると)。
ひとつのことばから全てを始める。そしてその深い部分を人々に伝える。昨年まで大学で2年生に出していた単語を平面構成する課題。。。基礎で単純だけど一貫している。。。やっぱり、考えさせられる週末をおくった。

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