紙        と 活版印刷     と デザイン   のこと

出版おめでとう。
ここのところ、書店では活版の本と和文書体の本が目白押し。その中でも、この本にはちょっと別の想いがあります。本をつくった高田唯さんは、ぼくの桑沢一期生。といっても、彼は学生の頃からとてもすごい人で、特に教えたという記憶はありません。課題でつくった本『GRANDMA』の湾曲した本文組と写真との構成は忘れられないですね。とにかく、彼らしい本。大好きです。もちろん優秀作品でした。(残念ながら、ぼくの手元には初期の桑沢の学生の優秀作品が一冊も残っていないので、今後も発表できませんが)
この本を読むまでパピエラボのことは全く知りませんでしたが、これからもがんばってください。期待してます。次の世代を代表するグラフィック・デザイナーになるのだろうと思います。お父さんもすばらしいデザイナーですし。
そういえば、この本の本文組の句読点「、」「。」の扱いが、悩ましい。

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