字休庵での茶事

4月から、厳選した人としか。それもまだ三回しか。行っていませんが、そのなかのおひとりが昨晩、急に突然逝ってしまった。
まったく言葉にならない。あのとき無理しないで、っていったじゃないですか。
一期一会のお互いに緊張した会話。そのあとの余談。
当日くださった遺品となってしまった『速成熟達 大工術 造作編』の複写本。偶然にも床は花がなく、ぼくのこの茶室おこし絵でした。菓子は谷中㐂久月の練り切り「桜」。
ぼくを理解してくださる数少ないプロデューサーでした。
ご冥福をお祈りいたします。もう一度、仏師の話をお聞きしたかった。

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