夏バテ>脳

昨日、朝一番から大学院入試、無事終わり、任務全う。
即、帰ってきて深夜まで、roppongihills(やっぱり好きになれない)で雑誌の特集のMDの取材と撮影。よいインタビューだった。「脳が傷つく」「脳に傷がある」という言葉を使うのですよ。幼児虐待。。。社会や親のあり方。。。この友田先生(さわやかな女医さん)は日本の先端です。これから、すごく話題になる方だと思う。
http://web.mac.com/akemitomoda/iWeb/Welcome/Home.html
http://www.medphas.kumamoto-u.ac.jp/research/bunya/66.html
この分野の小児科がいかに大切かわかる。。。最近、事件が多いし。
そんな。。。脳の話で六本木に行ったら、バッタリ細野さんとあった!お話しするのSketchShow以来。お元気でよかった。。。坂本さんの体調は心配。。。はやく、NYに行きたい!

『バースディ・ラブレター』好きになれません

お久しぶりです。「バースディ・ラブレター」を見ました。私にとっては、デザイナーズブックのようであまり好きになりません。内容から考えても、もっとシロウトくさいあか抜けないデザインが良かったのではないでしょうか?失礼致します。 2006.07.03
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あらっ、「好きになりません」。。。そっか、残念です。丹誠込めて作ったのに。ごめんなさい。
「デザイナーズ・ブック」どういうものでしょうか?最近巷に多いの癒しデザインブックってこと? 葛西さん、有山さん、、、山口さん。それぞれ、ぼくいいと思うよ。でも、ぼくの『バースディ・ラブレター』、あえて、ちょっと違うんだけど、、、そのうち、どこかで種明かしをします。
内容もぼくは申し分ないと思うのだけど、どこがシロウトくさいデザインと合うのだろう!? 相当、渡辺さんと意見が 違う のでしょうね。

Capa展/反戦

Capa写真展で急遽、ポストカードが販売されます。4枚組。ケース入り。特にHemingway and his sonがピックアップされ、実現したことは快挙。デザインはバーゼルの後輩、阿部宏史氏。ぼくのとなりで、GW中じっくり時間をかけてやってくれました。満足満足。カタログも今回はだいじょうぶ。一点写真差し変わっています。
おまけ:お持ちの方はおわかりだと思いますが、あの写真集は仕掛けが多くて、戦争と平和とに大きくふたつにわかれています。そして、最後の写真はあまりにも有名だし、いろいろ論議されているよね。大きく扱ってホワイトスペース。ページをめくると略歴!

久々のブックデザイン

さきほど、やっと、すべて校正が終わり、手離れ。4ヶ月かかりました。とうとう世の中に出る。ぼく一人ですべてを仕上げるのは、よく考えてみると、もう15年以上やっていないのです。『タ読み方』だって、楠元くんにコンピュータやってもらったし、当時はQEXPだったな。むちゃくちゃ難題の組版をお願いしたのでした。
今回は一冊全部を自分でコンピュータ。はじめてなんだ。もちろんInDesignCSすごいよ、これは!ぼくはまだまだ使いこなせていないようです。とても深いアプリケーション。やっぱり、設定一生懸命したけど、自動だと、ところどころ気に入らなくて、手動で相当手を入れて、ぼくが思っている組版をめざしたけど、本文最終校正で31ヶ所、気に入っていないとこある。たぶん、ふつうのデザイナーが見ても、わからないと思うけど。何の問題があるわけではないし。。。残念だけど、しかたないか。行ってしまった。装丁、カバーデザインも一回、校正刷り出してから、デザインを全く、やり直し20案作って、いろいろ吟味して、改良して、OKをいただいた、それが店頭に並びます。やりました、ぼく流復活!講談社編集の玉井さん、篠原さん、ほんとうにありがとうございました!!!
まだ、見本本も出来ていませんが。とりあえず、『バースディ・ラブレター』という本です。おそらく、22日見本なので、月末には店頭に並びます。とにかく高品質っと思う。

講談社刊『ちょっとしたものの言い方』

ついでについつい見てしまった。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/detail/-/books/
4062049023/reviews/ref=cm_rev_more_2/503-2075562-6328733

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/detail/offer-listing/-/
4062049023/all/ref=sdp_srli_u/503-2075562-6328733

なんと¥1なんですね。たしか15刷?までいったとおもいます。この子たちは、よくここまで生き残ったものだ。で、
http://www.aguni.com/hon/back/141.html
■「書店を面白くするためノウハウ」/掩耳
ある天才的書店員の仕事
というとこに、すごい話が載っていた。

阪急コミュニケーションズ刊『おしゃべり用心理ゲーム』新版

昨日、見本本ができあがった!『おしゃべり用心理ゲーム』という本が新版として出る(内容はほんの一部が変更)。デザインは見えないところをいじっています。この本は実はぼくのブックデザイナーとしてのデビュー作ともいっていい仕事だ。18年前この本が世に出なかったら、ぼくはこのようなことをしていなかったかもしれない。本文は精興社明朝。実にへんな組をしている。この本を講談社の古屋さんが見て、ぼくを呼んでくださったのが事の始まりだった。シリーズは全3巻、ひとつひとつ、たくさんの思い出が詰まってる。50万部も売れて、当時似たテレビ番組までが登場し、ネタをパクった。オリジナルはなんとなく品がいいし、当時、開高健が絶賛してくれたのさ。これが最近まで流行っている心理本のブームを作ったのだ。
24日には3巻揃って、全国の店頭に並ぶ。
http://books.hankyu-com.co.jp/_ISBNfolder/ISBN_62000/
06218_game1/game1.html

http://books.hankyu-com.co.jp/_ISBNfolder/ISBN_62000/
06219_game2/game2.html

http://books.hankyu-com.co.jp/_ISBNfolder/ISBN_62000/
06220_game3/game3.html

常識ですが、帯は編集者のもの。

うれしいこと

昨日、たいへんうれしいことがあった。ちょうど20年前ひとりで仕事を青山で始めてまもなく、頂いた仕事。和菓子屋さんの包装紙。たった一枚の包装紙だったのだけど、ものすごく苦労してつくったものだった。今でも気に入っていただいてて、使いやすくて、全く同じものを使ってくださっているのだそうだ。どんな大きな賞をいただくより、うれしい。ほんとうにうれしい。あの当時は全然お金がなくて、大変だった。仕事もなかったので、すごく思い出深い仕事です。
新子安の桃太郎
http://www.vantec.co.jp/isd/tsukin0b.htm#momotaro