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文字展@smt.web 07. くむ文字
植字台

1970 (昭和45) 年ごろ 木

活字を「くむ」場所 - 植字台

活版印刷の手順には,
必要な活字を拾ったのち, 原稿をもとに
それらの文字を組みあげて版をつくる
「組版」の作業があります。
この作業は植字台で行います。

活版印刷では,
空白部分をつくるときに「クワタ」と呼ばれる
文字がついていない金属を入れる必要があります。
手前のケースには様々な大きさのクワタが入っており,
適切なサイズのクワタを詰め込んで
紙面をつくるには熟練した職人技が必要でした。

また, はさみ, ステッキ, ピンセットは
植字工の「三種の神器」と
呼ばれていました。

寄贈: 山形印刷製本所
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