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文字展@smt.web 09. ならぶ文字
諸橋轍次氏の書斎

大漢和辞典の製作期間
1928-1960 (昭和3-55) 年 写真

大漢和辞典と諸橋轍次

文字を調べるときには辞典を用いますが,
その編さんは人間の半生を費やすものであり,
とくに文字種の多い漢字文化圏の
辞典編さんにはたいへんな労力が必要です。

親字数50,354字
熟語数は約526,500語という
空前の規模の辞典
『大漢和辞典』
を編さんした諸橋轍次は,
空襲による原稿焼失や右目失明などの苦難を越えて,
40万枚の基礎カードを作成しながら,
1928 (昭和3) 年から32年間の歳月をかけた
全13巻の編さんを成し遂げました。

諸橋轍次
1883 (明治16) - 1982 (昭和57) 年
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