新聞の活字

今朝の日本経済新聞30,31面にも「文字文化が養う次世代 IT化の先、新たな動き」という記事が載っていますが,
ここのとこ新聞活字のリニューアルがあったり,メディアの変化が激しい時代です.
一読をお勧めします。
http://www.yomiuri.co.jp/info/megamoji/index.htm
http://info.asahi.com/shinshimen/index.html
cover
そういえば,森デザインの頃に京都で見つけた本ですが,立派な直彫りの一号明朝体です.ルビがすべて新聞明朝.
『新聞活字用 標準漢字の研究』朝日新聞社
栗林貞一監修 大嶋楳次郎編 昭和21年2月11日第一回研究発行
大阪の中之島に朝日新聞社技術研究所というのがあったのですね.そこの発行になっています.

白金も新学期...

製本ベーシック・クラス講座A,無事終了のメールが届きました.ホッとしてます!
来週から,二組目の講座Bがスタート.現在キャンセル待ちの方がいる程,人気です.よかったぁ.
後期の製本クラスは,タイポみたいに週2日開講しようと思っています.
今日は,ぼくはTS_g/schoolからのバーゼル・サマースクール希望者4人のために受講証明+推薦状を作っていました.みんな,がんばってますなぁ.

ある卒業生からのメール

今朝,衝撃的なメールをいただきました...確かに,ぼくもあの頃はトンガッテいましたねェ.すごくたのしかった.
ちょっと,このメール,シンパっぽいのですが,先生と学生って,けっこうこういうので元気つけあってんですよね.もうすぐ新学期,みんながんばってほしいね.さっき散歩してて,大川端の桜はもうすぐ咲きそうで,,,たのしみっすね!
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> ぶっちゃけて言わせていただきますと、先生が長岡造形にいて僕は本当にこころから良かったと思ってます!
> 大学の先生って入るまでどんな専門か?ってわからなかったので、大学の案内のポスターとかを見て決めていたっていうところが僕にはあって
> 長岡造形は小泉先生、神戸芸術工科大学は杉浦さんっていう雰囲気を感じ取っていたのかなーと今はちょっと誇張してそう思ってます。
> 多摩グラとか、ムサビの視デとか行かなくてよかったなーと、 (基礎デはちょっとよさそうだなーとあとで思いましたが)
> で長岡でタイポグラフィの専門の先生がいて、若くて、熱血ですごく良かったと思っています。
> 僕はお坊さんになりたかったけど親に反対されたクチで、あのバーゼルスタイルだと思っていますが、先生のスタイルのビッシっていうのが禁欲的ですごくいかったです。
> あと神田先生と鎌田先生がいて、凄くほんとに良い先生たちで、今から考えると学生たちにとってはこれ以上ないバランスだったんじゃないかと思っています。

春のお彼岸

雪の頂き,浅間山.
この時期にお墓参りは久しくできませんでした(昨年までは大学勤めで来れなかった=3月は多用で ).春のお彼岸は,ほんと気持ちがいいです.早春の香につつまれてっ.雲がゆく青空と木木が蕾でいっぱい.
実はぼく,墓参りが大好きで.長野佐久の貞祥寺という大変古い山の禅寺にご先祖が全員眠っています.父の死直後,台東区下谷の菩提寺からすべてを引っ越しました.(遺言=葬儀をせず,墓を移す)>ひと仕事でした.思い出します.
父と父の実姉が眠るのはぼくが建立した石墓.Albrecht Durer “Melencolaia I”と全く同じ多面体の石(そのかたちが無限を意味する)で.他のご先祖は先祖代々の古い石墓に.
http://www.alchemylab.com/melancholia.htm
今日ははじめて座禅堂も下見...

mTバナーとblogとpdf

トップページの頭にmTバナーが入りました.マークからロゴタイプに移行していくコンセプチュアルなものです.まだちょっといい動きでないのかなぁ.ぼくが動画を作れないので,沼上さんリアライズしてくれて,どうもありがとう!
それとblogに,「more trees小読本」のことが載ってますね...ビックリしました.
あと,先日まで mT-0001_koko.pdf というファイルを水谷事務局長と作っていました.「koko」発売になりましたので,ダウンロードできます.カーボンオフセットの計算方法がわかります!!!記念すべき第一弾です.

micro 文字展?

仙台から帰ってきました。
来年度早々、smtの新しい活版プロジェクトが始まります。担当は学芸員の清水有さん+小出さん、菊地さん、そして仙台在住の活版サポーター宇津井さん、遠藤さん、仙台の強力なメンバーたちです。
1.
7階のTube5付近に小さな活版ブースを。
2.
新しい活版ワークショップのプランづくり。
がんばらなくては。

空蓮房 Miguel Rio Branco

オープニングが蔵前のお寺の瞑想ギャラリーで。
昨年から、low powerのぼくは全くこういう会に出なかったのですが、今晩は。何か下町のお寺でブラジルの写真家とボサノバっということもあって、ひょっこりと。
スッゴク、びっくりしました!本堂を覗いたら、マグナムの小川さんがいらっしゃてて(その後皆さんも)。。。AXISの佐野さんもいらして、突然偶然2007年のぼくの2大クライアントが蔵前で勢揃いです。住職の谷口さん、かわってますね、あの空間。ヨコミゾさん、らしい。写真つながり。。。どこまでも続きそうです。あこがれのリオ!
ハ〜、ちょっと、生きている感じがした。お寺は心が和みます。
-Floating darkness- photograph
March 12th-June 13th
open only Wed. Thur. Fri. 10:00-16:00
台東区蔵前4-17-14 長応院内

『タイポグラフィの読み方』の次?

そっかもう、8年前、いや連載から考えると10年経ってしまいました。あの頃と違って、今はいっぱいタイポグラフィの本がありますからね。
でも早く、2冊目を。
大学にいた時は、全くできませんでしたが、すこしずつ構想を練り、原稿つくり出しています。部屋中タイポグラフィの資料。とにかく時間がかかります。今までに全くないタイポグラフィの本を作ろうと思ってます。今度は実践編です。
『タ読方』のときもそうでしたが、膨大に作って、そぎ落とす。。。分厚い本は作らない予定。でも隠ってもなかなか早くはできないんですね。フ〜。