羽原展終了>学校スタート

昨晩,「羽原肅郎スイス・タイポグラフィ展」が無事終了いたしました.
分かりにくい場所にもかかわらず,おこしいいただきました方々,誠にありがとうございました.
150人近い方に見ていただきました.
ちいさな展覧会ではありましたが,今の印刷物に欠けている大変重要なことを展示したと自負しております.やって本当によかったと思っております.また!っといいたいとこですが,ぼくのところはギャラリーでなく学校ですので,今後は今回ように長時間開ける展示はないと思いますが,タイポグラフィに重要な展示そしてスイス・タイポグラフィに関係する講演は行っていきたいと思います.そのときはこのblogでお知らせします.
また,『羽原肅郎へのイントロダクション』も増刷も含め,全て完売いたしました.
どうもありがとうございました!!とうとう授業が今月末から始まります.

活版ブーム

ブームはどこまでいくの?
先日、朗文堂の片塩さんから、お電話をいただいて!どうしてもって、頼まれてしまって!(断れない状況)
「活版少年」の作品が少し展示されます。今日、押し入れから引っぱり出してきました(なつかしい貴重品)。20年以上も前の活版のお遊び作品。でもHaas/Stempelから取り寄せた活字やっぱいいね。本物!
ABCの篠原さんも「ブックフェス」がんばってるし〜〜。見に行ってください。
http://www.robundo.com/adana/news/extra1.html

嵐のような週末

TS_gがはじまりました.土日においで下さった方々どうもありがとうございました.羽原先生のスライドショーと展示を前にしてのお話,たのしかった.昔を思い出しました(TS_gはギャラリーでなく,学校なのですが,たまにはこういうのもいいね!).展覧会カタログというか,阿部氏編纂デザインの記念出版=TS_g初のパブリケーション『羽原肅郎へのイントロダクション』初回30部限界(限定でない)も皆さんに気に入っていただいて,ほんとよかった.
近所(白金高輪から2駅目の六本木一丁目)では「Exit to Safety展」が無事終了しました.考えていたよりちょっと少ない入場者だったようですが,多くの若い人に足を運んでいただいたようです.それがすごくうれしかった.この展覧会はとにかく,まず,やってみることが重要で.またよりよくしたかたちで,つなげていけたらいいなっとキュレターの佐野さんと思っています.あのへんてこりんなポスターも,賛否いろいろな意見が出てきて,ほんとよかった.
みどりくんの後ろ足は実はtoのtのカーブなんですけど,,,「人なしロゴ」のtが人に見えてくると...(^^;

誠信書房『10代の心と身体のガイドブック』

とうとう、2年とちょっとかかった本ができあがる。750ページの本だ。全ページ手をかけた。
ここ数年、青少年少女の犯罪や事件が多く、毎日のように悲惨なことが起きて、何か心が締めつけられます。その理由はひとつではないような気がします。この本が少しでも人々の役にたつことを祈っています。
http://www.seishinshobo.co.jp/80202a.html
cover

cue>公演

衝撃的な日だった.1981年ぶりに坂本さんのドラムスを手の届くところで見た.すごい.学生のときアルバイトで写真を撮ってて,リハーサルで叩いていたのをとなりで見ていた以来...正確に刻む.正確に公演する.公の前で演ずる.
頭を殴られたようだ.クラクラする.
ぼくも正確に公演ができるようにならなければ.
日本人にとっての正確な「スイス・タイポグラフィ」そして著書を発表して以降のタイポグラフィに対する思考の変化.絶対に公の前でこれらを話さなくてはいけない.それをやる前に死ぬわけにはいかない.

design is attitude@ggg

頭を冷やすために一瞬外出した.ピンポイントでgggに行って帰ってきた.
ヘルムート・シュミットですね,やっぱり.
カタログレゾネ的です.地下はちょっとオリジナルの展示が少なかったのが,残念.でも懐かしい作品がたくさん...

Exit to Safety オープニングパーティー

昨晩,7時から,多くの方がいらっしゃった.
簡単なスピーチを突然展示参加者が皆さんの前でいたしました.石井さん,古平さん,いい話でした!
ん〜,ぼくは全然うまく話せないんですね.すごくはずかしかった..教師現役を退いてまだ1ヵ月なのに...ダメだ(たぶん,頭の中は先生でなくデザイン仕事,もう違ってしまった)
やはり大勢の前で話すのは,基本的にもう,できるだけやらないことにしようと思う.
会場には勝井先生がいらっしゃってて.うれしかった.それとスイスから親友のゲスト(今HH=hitoshi’s hotelにステイしてますが)SusanとPatrickも来てて!たのしかった.
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パーティー中、AXISの社長さんとお話をしていました。ちょうど今、六本木はアートで花盛り、AXISギャラリーは25周年。AXISの六本木での存在。この記念の時期にぼくは本当によい仕事をさせていただきました。感謝です!
http://www.mori.art.museum/jp/atro/img/atro-map.pdf

Exit to Safety スタート

http://www.axisinc.co.jp/publishing/exhibition/200705.html
会期中、いろいろなワークショップが行われます.
小泉の展示コンセプト:伝達 Communication
作品名:ピクトグラム/展覧会グラフィック
震災のためのグラフィックということで,まず,あまりにもやるべきことの多さに驚きました.しかし,今回ぼくに何がいったいできるのか…「会場に来ていただいきたい,知っていただきたい」そこから始まり,
1. ポスターは展覧会のコンセプトに合った強いビジュアルを.
2. DMには事前に来場者に理解しやすい仕掛けを.
そして3. 会場にいる間,その空間でしか味わえないピクトグラムによる表現の可能性を.
この三つをこの展覧会のために(いや地震に備えるために)作り上げました.まだ,完成ではないけれど試行錯誤の結果をじっくりご覧下さい.
「人は分かっていても,いざ,非常時になると頭の中が真っ白になってしまう」という言葉から,関係者総力をあげて,First Self-aid Cardを作りました.「その時」多くの人に役に立つことを祈って.

a tribute to shukuro habara

白金TypeShop_gのオープンを記念しまして「羽原肅郎スイス+タイポグラフィ展」2007年6月1日(金)-17日(日)開催します。
スタッフなしでの手作りの小さな展覧会ですので、成功するかわかりませんが、ぼくから長年の羽原様への感謝を込めて、企画いたしました。そして何より、他では見ることができない日本人にとっての憧れのスイス・タイポグラフィの一面を御披露したいと思います。
展示予定:
・羽原的スイス・タイポグラフィ相関図
・雑誌「SD」の活版印刷のためのグリッド・システムと指定原稿
・チューリッヒとウルムへの旅
・マックス・ビルの時計について
・A6ノートの世界
以上、本日の打ち合わせで決まりました。これから多少変更があるかもしれませんが、1ヵ月詳細作業に入っていきます。