26. スイス・タイポグラフィの学校と活版の学校について

とうとう2月も「うるうの日」になってしまいました.
製本ベーシッククラスは明日から予定通り無事開講となりました.ほっとしています.同じ場所で行いますが,このクラスは基本的にタイポグラフィの学校とは別と考えています.
ぼくのタイポグラフィの学校は,初心と変わらず粛粛と進めてまいります.(今年になって3名新たに,現在20名の様々なレベルの受講者の方がいらっしゃいます)
さて,4月から活版の授業をスタートしようと思っていましたが,思ったより準備に手間がかかって遅れております.進捗はまたお知らせしますが,特別の申し込み用紙がございます.受講資格はおおまかにタイポグラフィの学校を最低チケット1綴り終了/グリッド終了ぐらいと考えています.(正確にはまだ決めかねています)

25. 製本クラス 願書二次>随時募集

願書一次締切り>ABCDすべての講座が抽選でほぼ定員となりました.(以降キャンセル待ちとなります)
誠にありがとうございました.
願書受付は随時行っております.
後期開講へ向けて,まだ詳細は決定しておりませんが,受講ご希望の方はメールをお送り下さい.
19.をご参照下さい.

23. foto_UniverStudio開設

本日、銀一(株)OB松上氏と銀一(株)小倉氏により、テスト使用が完了いたしました。
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この度、(株)タイプショップgでは、小泉の実家のちいさな一室を「暗室」といたしました。設備はまだまだ不十分ではありますが、銀塩写真のクオリティーを追求していきたいと考えております。
もともと、亡き父の彫金の仕事場であった当室は、老朽が激しく改装が必至でした。6年前に銀一(株)の松上氏と工務店の松本氏との手により暗室として完成しておりましたが、改装はしたものの、なかなか使用するまでに至りませんでした。ようやくこのようにできたこと、たいへんうれしく思っております。
当初の案では写真植字機の導入も考えていたのですが、そこまではできませんでした。
しかし、schoolと同様、写真の手仕事で必要なものと考えております。
どうぞよろしくお願いいたします。
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貸暗室
会員制 (school受講者/要紹介者)
利用時間は応相談
設備:
enlarger+lens:
Leitz Focomat V35
+ Focotar 1:2.8/40mm
Fuji Enlarger Type B
Fuji Enlarger B690
+ Fujinar-E 1:4.5/5cm
+ Fujinon-EX 1:5.6/105mm
+ Rodenstock Rodagon 1:4/60mm
+ El-Nikkor 1:2.8/50mm
+ El-Nikkor 1:5.6/80mm
+ Canon lens-E 1:3.5/50mm
ILFORD MULTIGRADE対応
flatting:
Seal Jumbo150
water filtering:
gin-ichi system
開業予定:
未定
お問い合わせはe-mailにて
darkroom@htypo.net

22. 製本クラス 願書一次締切り

郵送分と(締切日にメールで願書請求まで)の15名の方々から申し込みがありました。誠にありがとうございました。希望者に講座の偏りがあるため20日のタイポグラフィクラスの最後に公正に抽選を行ないたいと思います。結果は各々の方にメールでお知らせいたします。
さきほど、都筑先生とボランティアの方々との授業のリハーサルも無事終了いたしまして、たいへん愉しみな授業に仕上がっております。御報告まで。

21. 製本クラス 願書送付開始

お待たせいたしました.
今日から発送いたしますm(__)m 事務+企画担当=小泉
では,講師からのごあいさつ:
この3月から実践的な製本ベーシッククラスを始めることになりました。
フランスなどでは時間をかけて一冊の本を製本・装丁する伝統的なルリユールが知られていますが、すべての本にそのような製本が必要であるとは思いません。
いろいろな種類の本があるように、本の内容に合わせた製本方法もあるのではないかと考えます。
このクラスでは、糸でかがられた本の基本構造を知り、ヨーロッパに現在も伝わる製本技術をベースに、より簡素で見た目にもシンプルな糊を使わない製本、そしてその基本の折りの技術だけでできるCDケースづくりなどを教えていきます。
どうぞ、いらしてください。都筑晶絵

20. 回答集その2

よく質問されます.
  どうして,現役学生さんはぼくのタイポグラフィのクラスに
  はいれないのか????
理由
1.
まず,自分の通う学校の本分を全うすることが,学生の第一であること.
学生時代の作品を作るためや研究のためのサイドの習い事を目的としているのではないこと.
2.
学校でタイポグラフィを授業として履修している場合,その先生に失礼に当る(グラフィックデザイナーあるいはタイポグラフィの分野の先生であれば「その人のタイポグラフィ」がきちんとあるため).まずその先生から十分以上に習得してから,その後検討してほしい.同時履修は無理.
3.
社会に出て,自分の力で生活し,その中から授業料/受講時間を作り出せる人がぼくのクラスに来る資格があると考えていること.
4.
社会に出て,それからでも遅くはないこと.タイポグラフィはぼく自身も社会に出てから学んだこと.
 ●しかし,今回の新しい「製本ベーシッククラス」は
  ぼくの中でできてきた原点と発想が全く違います!!!
1.
若い講師が新しい挑戦を考えていること.
2.
紙の扱いという内容は学校では,あまり時間をかけて正確に教えていないこと.
3.
上記と重なりますが,社会に出てからどの分野でも,紙を扱わない仕事がないこと.
つまり,いらっしゃりたい方はどなたでも.体験できて,参加者全員,ぜひ共に進展してほしい.という小泉の願いが込められています.

19. TypeShop_g 製本ベーシッククラス 前期

●講師
都筑晶絵
●授業内容 (全5回あるいは全4回)
1. 折りでのCDケースづくり
2. 蛇腹の折りでの本づくり→糸を使った製本
3. パンフレットバインディング (冊子の製本)
4. 少し難しい糊を用いない糸綴じの製本
5=自由参加*. 上記のテクニックからひとつを選んで,
 フリーに各自の冊子づくり
以上,すべてワークショップ(作業中心)
●申し込み手順
0. メールで願書請求を行います.
 住所+氏名をお知らせください.
 まもなく郵便で願書が届きます.
1. 願書をご記入の上,返送してください.
 抽選結果がメールで届きます.
2. 指定通り授業料をお振込みください.
 入金確認のメールが届きます.
3. メールの案内に従って,
 白金の教室に授業日にいらしてください.
★1=願書一次締切り2/15消印有効(二次締切りは未定)
★2=下記日程通りの前期は4講座開講します.(各講座定員4名)
毎週土曜日=14:00-17:15(内15分休憩)…5回目*は日曜日
 3時間の立ち仕事となります.
 *と15分の休憩で製本のお話など気軽にできます.
★3=受講資格は問いません.
★4=TS_gでは個人情報完全保護のため,コンピューター上で一切のデータのやりとりや書き込みをいたしません.使用するのは必要最小限のメールのみです.ご了承ください.
●授業日程
講座A
1. 授業(3/1)
2. 授業(3/8)
3. 授業(3/15)
4. 授業(3/22)
5. 授業*(3/23)
講座B
1. 授業(4/5)
2. 授業(4/12)
3. 授業(4/19)
4. 授業(4/26)
5. 授業*(4/27)
講座C
1. 授業(5/10)
2. 授業(5/17)
3. 授業(5/24)
4. 授業(5/31)
5. 授業*(6/1)
講座D
1. 授業(6/14)
2. 授業(6/21)
3. 授業(6/28)
4. 授業(7/5)
5. 授業*(7/6)
●授業料
1から5.授業まで=35,000円
1から4.授業まで=28,000円
タイプショップgクーポン券使用可
材料費は別途.
願書請求/お問い合わせ
hitsh@htypo.net

18. タイプショップgの新年/2008

オープンして初めてのお正月はアドリアン・フルティガー2本立て。うちの授業用プロジェクター大画面でDVDをループで流します。(授業では出来合の映像を流すことがありませんので) 皆さん、ふるっていらしてください。必要に応じて、ぼく小泉が解説いたします(にわか辯士つき)。
●Adrian Frutiger: Der Mann von Schwarz und Weiss (47 minuten)
20071209-b&w.jpg
http://www.artfilm.ch/adrianfrutiger.php?lang=e
http://www.ops.dti.ne.jp/~robundo/FrutigerDVD.html
●Adrian Frutiger: Schriftengestalter (54 minuten)
20071209-schrift.jpg
http://www.swissmade.com/en/web/index.php?id=1303&s=dvd_-_adrian_frutiger_-_schriftengestalter
2008年
1月7日/月曜日
11時-17時ごろ(DVDの切りがよいところで終了)
入場無料
どなたでも、当日、ご参加できます。
ご自由にいらして下さい。
ワイン(お屠蘇)を飲みながら、愛すべきユニバース!
お問い合わせはe-mailにて、hitsh@htypo.net