16. カリキュラムの途中経過

今まで関わった授業では実施できなかったプログラムの実践が叶って,とうとう,ここまでやってきた.
ここでのワークショップはモダン・タイポグラフィを自分のものにするため,系譜通りの,だれもが,じっくりと取り組める,ぼく独自の課題の組み合わせでできてる.予定より,ちょっと勇み足でここまできたが,今朝,ふたりの受講生が1970年代以降のバーゼル(ワインガルト)・スタイルまでこぎつけた.これも実に非常にシンプルな課題だ.
1910年代の構成主義からはじまって,50年代のスイス・グリッド...そしてとうとう今日70年代.
ここまで,ほぼ毎週,半年はかかるようです,熱心な受講生!

15. ある学生さんからのメール

>遅くに失礼いたします。
>
>今日は大切なお時間のなか、しかも学生である自分を入れていただいて、本当に本当にありがとうございました!
>
>なんだか、初めて触れたものばかりで、すごいわくわくしました。
>ものすごい刺激になりました。
>
>あらためて小泉さんに感謝です。
>知らないことばかりですが、少しでも吸収できるように、真剣にぶつかっていきます。
>
>お邪魔かもしれませんが、お手伝いでも何でも、何かありましたら是非誘っていただけると嬉しいです!
==
うちの学校は積極的な学生さんは歓迎です.ただ見ているだけですが m(__)m

14. Special Lecture+Workshop Series 01

都筑晶絵
スイスの製本学校の教育
2007年
12月8日/土曜日
18時−21時
予定:
●スライド・レクチャー/作品紹介
1. スイス・アスコナのcbl製本学校での作品
2. reliure(ルリユール)
3. 修復家の仕事
4. 綴じ方の時代による変化
●ワークショップ
紙製CDケース制作、折ることを中心に…
●パーティー
自由な交流会を…(ワインとbenugoスペシャル)

13. 回答集その1

留守中にお問い合わせのメールが数件ございました.
残念ながら
募集時期、授業期間、時間、料金、授業内容などが
記されているページはございません.ですので,
ここに現状について回答しました文言を載せます.
 募集時期は?
ございません.
いつはじめて,いつおわっても
受講者ご自身が納得いくことを
めざしています.
ですので,いつでもどうぞ.
 授業時間は?
現在のところ:
完全予約制で
水曜が朝のクラスで7:30-9:00
木曜が夜のクラスで19:00-20:30
あふれてきたら,増やすつもりです.
 授業内容は?
決まっておりません.
面談をして決定します.
個人個人微妙に違います.
ですからwebに内容として載せられないのです.
/school/をご参考になさってください.
 授業料は?
現在のところ:
クーポン制で1回1枚(1.5h)7000円>他校を参考に算出.
事前に10枚綴りを購入していただいています.
パーソナルといって(上記以外の時間)
目的に合わせてマンツーマンもございますが
クーポン2枚いただいております.(少々高価です)
 ちなみにデザイン経験はなく、、、
デザイン経験のない方も
いらっしゃってます.
できるようになってきています(^^)

12. snapshot01

Baselでのプレゼンテーションのため,ぼくのタイポグラフィ学校の写真を撮り出しましたのでご紹介します.いずれも初級のエクササイズです.
01-1. 授業風景=このように,目と手の作業に集中.
working
01-2. 構成=緊張感とカウンタースペースを感じるための課題.
student's works
01-3. スペーシング=実際の単語でいくつも,あらゆる場合を経験する.実践的な課題.
student's works
01-4. グリッド=使いこなせるようになるまで,繰り返し,習得するための,実践的な課題.
student's works
この他も基本的な課題ひとつひとつを,受講者のレベルと目標に合わせて指導しています.
International Typography Schoolを目指してています.

11. e-mailでのお問い合わせ受付開始

10月に入り,気合いが入ってきました.やっぱり朝晩,寒くなってきて,スイスの匂い出てきたせいかも...
受講者の方々には通学手段が飛行機.自転車.ビックリ徹夜明け,いろいろな人が出てきて,ユニークな学校を呈してきました.与えられたグリッドに向かって,「グリッドを使う」と「グリッドが使える」の違いが体感できた人が今朝,登場!!! ライブですからね.[ティピカルな例は教科書に採用しよう考えてます]
さぁ,この早朝の緊張終わって,出勤には頭すっきり,仕事にもプラスと評判...ぼくが思っていた感じ出てきました.
夜間クラスは夜間ならではの充実感ができてて,同じことをしても同じ学校のようでない不思議.
さて,授業内容(正確には全員違います)も落ち着いてきましたので,メールでの問い合わせを受け付けることにしました.
hitsh@htypo.net まで.
いつでも受講,受付けております.ただし,申し込み方法は以前と変わりません(01.を参考になさってください).
どうぞよろしくお願いいたします.

10. 朗報=東京から離れたところからの

熱心な希望者の方で、受講が困難かと思われていましたが、
無事、今朝はじめていらっしゃれました。
大阪から夜行バスで早朝に東京に到着されて、白金へ。頭が下がります。
これからも、特殊な状況での受講者の方へはいろいろな配慮をしていこうと考えています。

09. パーソナル・レッスン開始

今日、初めて受講希望者により実現した。一般の授業の合間に加えていく予定だ。
タイポグラフィのクラスで、このように受講者の要望に講師が応えていくのはあまりないことだと思う。もちろんワークショップが中心だが、納得がいく授業を行なうため、ぼく自身今まで培ってきた能力だけでなく、ますます磨きをかけなければ。。。

08. 2007年度前期終了

TS_g/schoolは早くもお盆明けから後期(うちは前期後期なんか決まりはないのだけど、今までより、ちょっとやり方を正確にしていこうと)。6,7月の様子で、ぼくも感じがつかめてきました。
受講者の皆さん、熱心で。スペーシングやラギッドの練習に入っている人もでてきました。
教室は冷房はありますが、外と同じようなとこ。猛暑の中、忙しい中、緊張してココでたいへんだと思いますが、、、(教室内はスイスだけど、一歩外の道では大家さんの奥さんが打ち水をしていた/縁台を出して、近所の人たちが集まってビールを飲んでいた=下町っぽ〜い、なごやか〜)

07. 開始一ヶ月

30人近い方々と面談いたしました.現在10名の方が通われています.早朝クラスが人気のようです.仕事につく前にリフレッシュ!
TS_gは一歩はいると,バーゼルの学校の教室のよう,茶室のよう,緊張感に満ちています.
受講者のみなさんは,無言でもくもくと文字たちと格闘しています.様々な立場の方がこのようにできるなんて,不思議.でもそれこそ,ぼくはやりたかった.(たぶんだれもやったことがないこと)
ABCでのヘルムートのとき,希望塾で,その他多々「スイス・タイポグラフィを習うのはスイスに行かなくてはできないのか?」という問いにぼくは「日本でも...」と答えた>その答えを現実にできた/約束を守れた/満足しています.でもちょっと,今は夏バテぎみですが(^^;