BookbindingとTypographyを学ぶということ

今日はうれしいことがありました.
製本クラスに超大物デザイナーから申し込みがあり,来てくださることに!?
このクラス,実は,何を隠そう,ぼくがまず受けたかったので,やることに踏み切ったのです.それも少人数制で.同業でわかってくださる人がいました.んんん満足...ぼくも含めてみなさん,ほんとうに紙の扱いを知っているようでいて知らないのです.ぼくらは洋紙,つまり西洋から来たものをふだん扱っているのだけど,いかにいい加減に扱っているかわかります.これは,きっとはずかしいことなのです.
文字も全く同じ(日本語も含め).ぼくのとこはモダンしかやっていませんが...
ここのとこ,寒いのですが,いらしている方たちのタイポグラフィがいいのです!なぜか急によくできてきています.とういか,見えてきています.その中のデザイナーの方は,とくに仕事に生かされてきていると思います!(本人もそう言っていましたが...)<手前味噌ですみません.なにせ,このやり方でスイスのタイポグラフィは40年近く黄金期を作ったのですから...間違いはないと思います.
(昨年末から今年になって入った人がけっこういます...この方たちも妙に熱心...)
この学校やって本当によかったです.スイスでの授業の真剣さをまた味わえることができました.それも日本で.

製本と紙の教室

先日、あらためて美篶堂に。今日、折形デザイン研究所(Shop様方堂)にお伺いしました。
美篶堂の上島さん、折形の山口御夫妻は前からのお知り合い。。。ぼくの学校のお話もさせていただき、いろいろと教えていただきました。
山口さんはぼくの恩人で、キラー通り時代は彼らなしでは語れません。
先輩方の製本と紙を扱うふたつのワークショップは、今やすばらしい人たちを世に送りだしています。違う視点を持ったぼくの学校も仲間入りできるよう、がんばりたい気持ちでいっぱいになりました。

スイスの製本クラス

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L+W#01は先ほど無事終了しました。時期が時期だったので、先取りクリスマス・パーティのようでした。21時終了予定が大幅に延長。みなさんに好評で、時間を延長して、にぎやかでした。いつもは課題に集中している受講者数人で静まりかえった教室も熱気と身動きがとれない程で、、、(ごめんなさい)
終了直後なのに、もう「、、、都筑さん自身がとても楽しそうに製本の話をされているのが印象的でした。」というメールもいただきました。たいへん刺激的なフレッシュな授業だったと思います。そこで!
実は、まだ計画なのですが、TS_gでは来年3月から毎週土曜日の午後に「製本基礎(仮)」をスタートします。もちろん、講師は都筑さん。紙を扱う細かい技から、簡単に手でできる製本の方法を習得できるように。どなたにでも、手軽に受講でき、確実に身につくプログラムを考えたいと思っています。乞う御期待。

タイプショップg 第1回 特別企画 受付開始

手帳を見ると今年も残りわずか、12月にちょっと気の利いた催しをします。ぼくは文字を扱う作法ですが、紙を扱う作法も同じような感覚。基本中基本をフレッシュな製本家から、クリスマスの前に手に入れようではないですか、って感じです。
Special Lecture+Workshop Series 01
@TypeShop_g
都筑晶絵
スイスの製本学校の教育
2007年
12月8日/土曜日
18時−21時
スイス・アスコナの製本・修復の学校centro del bel libro asconaで学ぶ。
ここでは伝統的な製本から箱づくり、簡易製本まで、
少し見方を変えることでできる技術の可能性を追求してきました。
その一部をご紹介します。
製本について/スライド・レクチャー/作品紹介/ワークショップ=紙製CDケース/パーティー
受講料(資料/材料/パーティー代含)7,000円
TS_g/schoolのクーポン券優先
予約制/定員20名/定員になり次第、締め切らせていただきます。
お問い合わせ/申し込みはe-mailにて、hitsh@htypo.net

スイスの製本学校の教育

今日,TS_g/schoolにとって,とっても大きな打ち合わせがありました.
スイスのアスコナの製本学校で学ばれた都筑晶絵さんが作品を見せにきてくれたのです.もとはデザイナーの廣瀬豊さんのご紹介で...
とにかく,いいんですよぉ〜〜.
モダン(モデルネ?)のルリユールというか...もちろんその前に伝統的なことも学ばれた都筑さん.ぼくのところでのプレゼンテーションがたのしみ!!!
ということで,TS_g/Lecture+Workshopの第一回で彼女の製本をお披露目したいと思います.
12月8日(土)の予定.詳細は後日 www.htypo.net/school/ に載せます.申し込みはメールにて受け付けの予定.
http://postaldia.jugem.jp/
http://www.cbl-ascona.ch/

ワインの試飲会@TypeShop_g/school

昨晩のevening classの始まり30分前に,突然だったのですがPIEROTHの方が来て,ドイツ・ワインの試飲が催されました.ぼくもビックリ.
ワインガルトが時々,タイプショップでワインやビールを振る舞った.優れた作品を生み出した時!それから全然調子が悪い時「これ飲んで,かえって寝な!」...思い出す.
ぼくが初めてに訪れたときも!あの時はきっと,うれしかったのだろう.
白金のTypeShopもワインの香りに包まれて,harvestの季節だ!
●お知らせ
さて,学校も4ヶ月が経ち,授業内容(正確には全員違います,現在17名/教室定員5名)も落ち着いてきましたので,メールでの個人的な問い合わせを受け付けることにしました.
hitsh@htypo.net まで.もちろんここのコメントでも...
いつでも受講,受け付けております.ただし,申し込み方法は以前と変わりません(htypo.net/school/の01.をご覧になってください).
どうぞよろしくお願いいたします.

羽原展終了>学校スタート

昨晩,「羽原肅郎スイス・タイポグラフィ展」が無事終了いたしました.
分かりにくい場所にもかかわらず,おこしいいただきました方々,誠にありがとうございました.
150人近い方に見ていただきました.
ちいさな展覧会ではありましたが,今の印刷物に欠けている大変重要なことを展示したと自負しております.やって本当によかったと思っております.また!っといいたいとこですが,ぼくのところはギャラリーでなく学校ですので,今後は今回ように長時間開ける展示はないと思いますが,タイポグラフィに重要な展示そしてスイス・タイポグラフィに関係する講演は行っていきたいと思います.そのときはこのblogでお知らせします.
また,『羽原肅郎へのイントロダクション』も増刷も含め,全て完売いたしました.
どうもありがとうございました!!とうとう授業が今月末から始まります.

嵐のような週末

TS_gがはじまりました.土日においで下さった方々どうもありがとうございました.羽原先生のスライドショーと展示を前にしてのお話,たのしかった.昔を思い出しました(TS_gはギャラリーでなく,学校なのですが,たまにはこういうのもいいね!).展覧会カタログというか,阿部氏編纂デザインの記念出版=TS_g初のパブリケーション『羽原肅郎へのイントロダクション』初回30部限界(限定でない)も皆さんに気に入っていただいて,ほんとよかった.
近所(白金高輪から2駅目の六本木一丁目)では「Exit to Safety展」が無事終了しました.考えていたよりちょっと少ない入場者だったようですが,多くの若い人に足を運んでいただいたようです.それがすごくうれしかった.この展覧会はとにかく,まず,やってみることが重要で.またよりよくしたかたちで,つなげていけたらいいなっとキュレターの佐野さんと思っています.あのへんてこりんなポスターも,賛否いろいろな意見が出てきて,ほんとよかった.
みどりくんの後ろ足は実はtoのtのカーブなんですけど,,,「人なしロゴ」のtが人に見えてくると...(^^;