新シラバス

今年3月からの本格的な新型コロナウイルスの流行に伴い、中断していた授業を試験的に再開することになりました。今朝は初回ガイダンス。三密にならぬように、一般的な禁止行為はもちろん、細心の注意を払って、受講生の方達との合意のもと、来週から授業を実施することになりました。
本来は、長野のヒュッテで実施しようと準備していた授業を、東京のオフィスで可能なパーソナルにアレンジしたものを考えた結果です。4つのエクササイズに分けてありますが、その中からの選択となります。
もちろん、ベースにあるものは、小泉がかつて体験したバーゼルでのファウンデーションの教育カリキュラム。

今流行のリモート授業に対抗して、熟慮を重ねたリアルなマンツーマン授業。デザインをスクリーン上の対面でなんて、教えられるわけがありません。

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先日の受講生の方が、晴れて初めて
GX-0で印刷実習、校正刷りに挑戦。
今日はうちの印刷機は機嫌が良く、とても良い印刷に!
気候も、すごしやすくなったせいかも。

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ショートショートトークは着々とワインガルトの論を進めていますが、
5年目に入る受講生の方が、晴れて今日から
活版を使ったワークショップを始めることになった。
バーゼルのタイプショップを思い出し、新鮮な気持ちになる。

263. ショートショートトーク151

スイス・タイポグラフィ・ショートショート・トーク第133回はTM1 1970。
– Weingart: Mehrdeutige Zeichen-Felder
とうとう、1970年の初めまで、遡り、有名なワインガルトの号にまで到達しました。
次回からは、ワインガルトの知られていない教材で、深く追求していきますので、TMの各号の紹介はひとまずここまでといたします。また再開しましたら、載せることにいたしましょう。では!