タイポグラフィの悩み

くり [99.9.2_22:51]
あはは(^^)では書いちゃいます!グラフィックデザイナーになりたい。というのが本題なんですけど。ってこれグラフィックデザインについて、でさえないですね。わーやっぱりここの主旨とかけ離れちゃいますね。。。。うわーん。


koizumi [99.9.3_7:52]
そんなことない。夢はきっとかないます。



はち [99.10.5_12:18]
初めて参加します。突然ですが、デザイン関係とは無縁なことを学ぶ大学に通っている私でも、将来可能性はあるんでしょうか?誰かおしえてください。


koizumi [99.10.7_20:20]
非常によい方向にチャットが進んでいます。ぼくが思っていた通りの人がこのサイトを見ていてくれた感じでうれしい次第です。
はちさん、ぼくも学生の時はデザインとは無縁でした。といっても写真のテクノロジーの入り口にいたのですが、社会に出てからじっくりデザインを身につけていきました。こういっては何ですがデザインの学校に行ったからって、この年まで現役している人が何人いますか?ぼくはデザインの大学で教えてますが、ハッキリ言って数パーセントしかプロのデザイナーとして残れません。ちょっとテキビシイかな?お答え=将来可能性あります。


sachi [99.10.12_15:28]
はちさんへ、私も今はwebデザインをやっていますが、学校とかは出ていません。デザインの学校へ行きたいと今でも思いますが、「好きこそものの上手なり」と思っています。頑張って下さい。



みか [2000.2.24_2:19]
はじめまして。今日、会社で0.3ptのケイ線がひけず、こっぴどくしかられました。 私はデザインをはじめた学校の時からほとんどコンピューターをつかっていたので手作業がにがてなんです。こんなんで、デザイナーとしてやっていけるのかとても不安です。


koizumi [2000.2.24_9:36]
かわいいね。0.3point応援してます。道具の手入れと練習あるのみでしょう。思い出す、森啓デザイン研究室に入ってすぐ、先輩デザイナーたちとカラス口で1ミリの間に何本線引けるか競争したこと。おもろかった。みんなと楽しんでやることだね。ちなみに活版でケイは板なんだよ。



もち [2000.5.5_1:39]
広告の仕事をしていると、読み物の文字とは全然扱いがちがうので、実は装丁を将来やりたい私は、感覚が変わってしまいそうで、なんだか不安になってしまう今日この頃です。不安なんだけれど、文字というものの力に感動もしながら、仕事をしています。広告での文字の扱いというのは、読み易さの限界をどのくらいまで、設定したらいいのかというのが今、悩みです。字間の扱いなど、流行がいろいろあるようだし。だから、実は活字の歴史についての勉強は今はあまりしていないというのが実情です。なんだか学生の間にもっといろいろやっときゃよかった、と後悔してます。私も、ケイ線ちゃんとひけないし。


koizumi [2000.5.5_10:12]
そのへん、ぼくはよく分からないことですが、広告の分野で文字を追求している人たちもいます。浅葉克己さんが主催してる「東京タイポディレクターズクラブ」かな。しかし、タイポグラフィの基礎はどのようなことをするにしても同じ、重要です。しっかり自分で勉強しましょう。。。学生の間?ぼくはすべて大学出てからですよ。一生、よい意味で勉強。



長末 [2000.6.29_14:09]
初めてこちらに書かせていただきます。書籍の装丁をしている者です。タイトルの文字などをレイアウトしていて いつも思うことなのですが、一番最初の文字が少し小さく見える気がします。使っている級数、ポイントなどは同じなのにです。字によっても違いますが、、、。私以外にも、そう思う方、いらっしゃいませんか?写植にしろ、Macのフォントにしろ、形の決められたフォントなのだから、そのまま使うべきか、、、と思いつついつもこっそり最初の字だけ、大きくしています。小泉先生はどう思われますか?


koizumi [2000.6.30_9:48]
タイトル文字の錯視の問題でしょうか?起こりうる問題ですね。文字は組み合わせで奇妙に見えることがあると思います。とくに日本語の場合は。アルファベットはそれが起きないように工夫されてきています。最初の文字だけというのはちょっとぼくには理解できませんが、ぼくもマックになってからは小数点以下のポイントでコントロールできますからやったこともあります。(書体設計があまい場合もあるし) しかし、本来のタイポグラフィの思想からすると(初心者は特に)そういうコントロールを無闇にやらない方がよいと思います。


長末 [2000.6.30_18:52]
アドバイス有り難うございます。マックだと、細かいポイント設定ができるので、ついやってしまうのですが、これからは控えることにします。ところで、こんな質問をすると驚かれるかもしれませんが、タイポグラフィの思想とは、どのようなものなのでしょうか?本当に勉強不足ですので、それに関する初心者向けの本などご存じでしたら、ご紹介いただけるとありがたいのですが。


1 koizumi [2000.7.1_21:44]
やっても驚きません。いまどき、ぼくみたいにガンコなこという人あんまりいないでしょうし。ぼくにとっての「タイポグラフィの思想」は活版です。これはあくまでもベースです。くわしくは秋に出る本を見てください。参考書リストできれば載せるつもりです。



36 haru [2000.9.30_22:00]
はじめまして。私は現在美大の1年で情報デザインを学ぶ者です。今私は大学をやめようか悩んでいます。それはなぜかというと大学ではパソコンの技術的な演習が中心で実際に絵を描くこともなく、私が望んでいた教育とは違っていたからです。大学が悪いわけではなくて、よく調べなかった自分がいけないのだけど、今考えてみたら自分が学校で何を学びたいかということが明確ではなかったと思います。ただ何か作ることがしたかったというだけでした。でも今は自分が本当にデザインをやりたいのか、ということから考え直して、学生時代は、将来何をやっていくかはわからないけど、将来自分の創作の基盤になるものを見つけくところにしたいと思いました。だから別の大学か学部に入り直そうかと思うのですが、まだ1年だし、私は自分の考えに偏りがあるだろうかと少し不安です。今の学部でも得るものがたくさんあることはわかっているのです。でもなんか今の私には、パソコンの実践的な技術よりも、自分にどういうふうな表現があっているかを追求していく方が必要な気がするのです。日本の美大は受験し直すのが大変なので、人生経験もかねて、外国の学校にしようかなともおもっています。なんだか人生相談になってしまいました。すみません。でも少し意見がもらえたらいいなと書き込みました。現場の人からみたら甘い考えかもしれませんが。


38 koizumi [2000.10.1_10:09]
ちょうど悩む年ごろですね。ぼくは個人的にきみを知らないので、適格なアドヴァイスができない?ので、ぼくの経験を少し書きます。ぼくはharuさんのころ美大に行きたくてしょうがありませんでした。しかし、ぼくの父は当時、美大の教員をしていまして、絶対に反対でした。受けるのであれば勘当とまで言われました。ぼくは根性なしでしたので比較的得意な理系の大学を受けることにしました。そこで大学に入って、出会ったのが「写真」でした。ここに来る学生は当時写真が好きな学生がほとんどで、ぼくのように全く知らない学生はあまりいませんでした。写真との出合いは今のぼくにとって宝物です。そこでまたまた出会ったのが「タイポグラフィ」でした。これと出会わなければ今のぼくはありません。ッという具合に「出合い」はどこに潜んでいるかわかりません。今の状態がよくないからって、やめてしまうのは安易なのではないかなぁ?それと外国の学校に行けばというのは、全く違います。経験としては大切ですが、自分で自分のことをある程度理解していない人が外国に勉強しに行くのは無謀だと思います。


[メモ]
海外に留学するということは、自分を見つけるために行くのです。
コロニーに入ってはいけません。
自分をひとりにして追い込むことです。


404 なかた [2003.7.23_18:53]
こんばんわ。ここでの書き込みは初めてです。今、タイポグラフィにとても興味があり、独自ではありますが勉強している最中です。さっそくなのですが、先生にお聞きしたいことがあります。すごく初歩的なことだと思うのですが、文字を組むということです。現在の雑誌などでは組み方が汚いとか組み方がバラバラだと言うことを耳にしました。しかし私には良く分かりませんでした。そこで注意深くいろんな本や雑誌を見ているのですが、どれがしっかりした文字組かいまいち確信が持てません。文字を組むにはいろんなルールがあると思うのですが、なにか参考になるものがあれば教えて下さい。まだ最初の段階ではありますが、きちんとしたものを覚えたいのでよろしくお願いします。


405 koizumi [2003.7.23_23:08]
初歩的なことこそ、ないがしろにできません。すごく重要なことです。組み方が汚い/組み方がバラバラというのはずいぶん衝撃的な言葉ですが、おそらく適格に表現しているのでしょう。(あなたの先生が言ったのかな?)「汚い」というのは個人差があります。おそらく今まで見たことのない組みもそれに含まれます。ぼくの本の本文組みもこのbbs上で発売当初どなたかに書き込まれました(笑)。。。本文組みはその組まれた部分だけでなく、まわりとの関係にあります。ちょっとむずかしいかな?「バラバラ」は最近急増しているように思います。これはあなたも感じられるでしょ?特に最近の流行っている雑誌は本文を小さいゴシックをパラパラ組む、それも縦組で。おそらく記事を読むためでなく、誌面の中の黒みだけのもの?で、そうですね。まず手っ取り早いのはただ見るのではなく、対象物を限定して比較することです。古本屋に行って、そうだな。。。手に入り易いあなたの興味がある分野の雑誌を買ってみてください。1950年代、1960年代、1970年代、1980年代、1990年代、5册を比較するとよくわかります。できればちゃんとしたデザイナーが手掛けた雑誌もそれらにおりまぜると勉強になると思います。


406 koizumi [2003.7.23_23:22]
言い忘れました。まず、対象となるサンプルを見つけてください。その後はまた指示します。自分が気に入った本文組をみつけたら、原寸(100%)で白黒でよいですからコピーを撮ってください。あと、30cmぐらいのミリの目盛りの定規を用意しておいてくださいね。


407 なかた [2003.7.24_21:48]
こんばんわ。忙しい中ありがとうございます。文字をしっかり組むということはむずかしいことなんですね。字間や行間だけでなく、まわりとの関係やマージンも関係してくるんですね。気に入った本文組と定規を用意しました。


408 koizumi [2003.7.25_9:37]
ワ〜〜、早いですね。ちゃんと古本屋いきましたか?5册揃ったのかな?


>その後、応答がなかった。