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92. 見学者
とうとう、24日は千秋楽。なんと京都から見学者がいらっしゃいます。願書も送っていただき、とても熱心な方。そういうもんなんですね。
ひょっとしたら、出前タイポクラス?そう、もう教室はなくなるわけですから、、、ぼくは自由になるわけ。よばれれば、どこにでも!可能なわけですね。
91. 活版の受講生が
とうとう、この土壇場に来て、バーゼルの70年代と同じようなかたちで、活版の仕事ができる方が、でました!
ただ、組版まで白金で行ない、印刷はその方自前の活版印刷機で行なう(特別に出張して指導)というかたちになりますが、、、
ぼくの印刷機は、そこまで調整が、できません。簡単にはいきません。出来上がりに触って、凹凸がはっきり感じるような印刷物は別ですが。。。
今のぼくには、クオリティーを考えると、ちょっとそこまで費やす時間がない。
今後の構想は、そこまでじっくり考えなくては。。。
89. snapshot04
昨日、朝のふたつのクラス。
残り僅かの教室では、みなさん思いがけない力が!
ほんと、この道場を開いてよかった!みなさんありがとう!
自分のアドレスで、letterheadとenvelop。完成間近。
スペーシング。定規も補助線もなく、鍛えると人の感覚はすごい。
cover案。。。とてもたくさん。集中できる人。
81. 2010年度 スイス・タイポグラフィ・クラス
4月から授業時間がとうとう理想的なものに変更になります。
今までと同じように4名の完全予約制で。
水曜の朝のクラス:
7:30-9:00
9:15-10:45
この二つのみになります。
人の、生理的なベスト、朝に。
バーゼルのスイス・タイポグラフィのエクササイズは
ふさわしいと。
3年間の経験で、間違えなく実感いたしました。
どなたでも、確実に身につきます。
みなさまの出勤前に、どうぞ。
受講希望の方はメールで、随時受け付けております。
住所、氏名をお知らせください。
darkroom@htypo.net
少々お時間をいただき、こちらから
Application formをお送りいたします。
どうぞよろしくお願いします。
77. 2009年今年最後の授業
昨日、12/23の早朝に2名の受講者がみえました。
ぼくは、両氏の意欲を強くかいます。この経済的労働的に厳しい世の中。年末多忙。祭日休日。にもかかわらず朝7時過ぎに白金の寒い教室に、ご自身の意志で。すばらしい。日本国中どこ探しても、このようになりたっている学校は他にはありません。
もちろん、2人とも10回以上続いている。将来、ふたりが、ぼくから何かを、と感謝してくれることを、じっくりと伝授したい。これが真のタイポグラフィの教育だと思っています。80年代の終わり、スイスでぼくの中に宿ったものが次世代に。とてもうれしいいことです。現在、いろいろ見ていますが、このような教育はもはや、留学したからといって、受けられるものではものではありません。
このようなこと、だれひとり欲しいと思わなくなくなった時、ぼくの学校は終わるのです。しかし大丈夫このまま、来年もくりかえしくりかえし、授業は同じように、粛粛としていくだけです。そのようなことを、今年の最後に、ふっ、と思いました。
72. ロマノ・ヘニと活版印刷@TS_g/Special Lecture 03
大好評。受付閉め切らせていただきます。
招待客も含めまして、定員オーバーになってしまいました。たぶん教室がいっぱいいっぱい!
1920年代からの活版とタイポグラフィも、とてもわかりやすく!!!楽しみです。
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桑沢デザイン研究所非常勤講師・グラフィックデザイナー=
阿部宏史氏によるレクチャー
12月13日(日)午後「Romano Hänniと活版印刷」の授業+クリスマス会
●第一部=勉強会 14:00−15:30
ロマノ・ヘニの活版作品と制作の動機・背景についての講義
@白金福祉会館 集会室C
●第二部=おたのしみ会 16:00−19:00
クリスマス会(マルイチベーグル・スペシャルサンド/お好みドリンク付き)
スライドショー/ヘニの制作プロセスやバーゼルの活版(SFOでのWSも)についてなど
@タイプショップg 白金教室
(第二部では印刷物などの実際のサンプルは、お見せしません)
都合上、どちらか片方だけというのはご遠慮させてください。
定員20人
お問い合わせ/お申し込み:darkroom@htypo.net メールで小泉宛に。
申し訳ありませんが先着順で定員になり次第締切り、若干名キャンセル待ちまでお受けします。
200910011005
75. 休講のおしらせ
11/19(木) evening classと11/20(金) evening class*休講します。ぼくは夕方から森岡書店におります。
小泉の個展、昨日から始まりましたが、夜にいろいろな方がいらっしゃいます。。。
受講生の方々もよろしかったら、会場のほうに!白金の授業ではない、それとはちがった重要なことが発見できると思いますので。めったにやらないことですし。。。
73. タイポクラスの受講者のご意見05
Aさんは書きました:
> 小泉先生
> 突然ですが、ご相談したことがございます。
> TS_gに通い始めて約1年弱。今までを立ち返って、今後どのように
> 学んでゆくか、指針をつくる意味で、先生と「面談」したいと
> 考えています。
> 1年前の仕事を見てみると、確かに今の自分は力はついてきたと
> 思いますが、まだ、TS_g以外の仕事で、その「力」を
> 応用出来ているかとなると、まだまだだと感じています。
> また、1年目になったということもあり、自分の課題点を冷静に
> 見据えて、さらに能動的に学びたいと思っています。
>
> 授業では1対1でじっくりお話する時間もなかなか無いので、特別、
> 時間を設けて先生と、以上のことを踏まえて詳しいお話ししたいと
> 思います。
> (もし良かったら、TS_g以外の仕事を先生に見ていただいて
> そこからも判断していただきたいです。)
小泉の回答:実はAさんだけでなく、そのように感じる人が、ある段階にくると多いのだと思います (今までの方は、自然にいらっしゃらなくなってしまった方もいらっしゃいますが)。というのも、このような教育スタイルに、日本の日常が慣れていないからで、個人の理由でないと思います。
おそらく、何かを自分の中に完全に習得するという行為の習慣が、社会の常識が希薄になったとともに崩れてきているのだと思います。Aさんは、ぼくのところのメニューは、ほぼ一通り(ラギッドなどの特殊なオプションはしていませんが)終了したと思います。その終了と、メールにあることばをお借りすれば「力」は別物です。
もっといえば、授業中にできたから、それが毎度できるかというと、タイポグラフィの場合、全く違います。毎回原稿や状況が違いますし、そして、場によってご自分の調子も代わるわけですから。。。ただ、その「力」が自分の中で、脈々と生きずいていくかどうかということ、当然1年で達人にはなれないわけです。もちろん目標に個人差はありますが。また、ぼくの学校に通って、自分で自分を鍛えられるような技を備えたかです。それもまあ1年では無理でしょう。これも同じくですが。ですから、そのように思える方は、これからがぼくの学校に意味があるわけです。
さて、そのような、ご相談事は、授業中は教室内静粛なためできませんので、別に面談時間を設けます。無料です。予約が必要となります。お一人様、先着の方(入学面談の予約が入った場合、日時を動かしていただく場合もございます)
朝 9:00-9:30
夜 19:15-19:45 (21:15-21-45)
夜* 18:30-19:00 (20:30-21:00)
カッコは特殊な事情のときに
70. レクチャー受講の皆さんのご意見01
初レクチャー(間に休憩が入りましたが、なんと6時間。。。)が終わりました。よくぞ、皆さん耐えてくださいました。
その授業についてのご意見を御紹介します。
Aさん:
きのうはとても楽しかったです。ありがとうございました。グリッドシステムについては、今までわからなかった「つかう意味」が、少しわかったように思います。使いこなせるまではまだまだですが、がんばりたいと思います。
Bさん:
座学のクラスもいいですね。先生からグリッドについての説明を聞いてから参考文献をゆっくり見たいなぁと思いました。最初にパラパラと見せてもらいましたがルッツさんの本なんぞは先生の説明を聞かないと凄みを認識できないでおりました。まだまだ未熟者です。
グリッドについては、クラスで経験しているので難しさは感じなかったです。グリッド進化論が特に興味深かったです。
gggのトークショーに参加したので、HELVETICAのスライドや説明を拝見させていただいておりますが、裏トークを踏まえたうえで、改めて面白さが倍増しました。スライドの順番など、今更ながらストーリー立てられていて納得です。
本当に昨日参加してよかったです。ありがとうございました。
Cさん:
先日は濃いセッションをありがとうございました!
私はやはり実践したことがない=グリッドに関する知識ゼロという状態でしたが、周囲のたとえば、当社マガジンのデザイナーやWebサイトのデザイナーがグリッドをベースに仕事をしているのは見て知っており、何をやっていたのか、というのがよく理解できました。
こういうことを知って、様々な制作物をみていくと、まったく見えてくる景色が変わるというのにおどろいています。
ルフトハンザの広告などは何となく、良い感じはすごくわかるのすが、何がどうよいか/悪いか、がはっきりと理解できなかったので、雰囲気ですませていたのが言語化できるようになったというような変化が合ったと思います。
私は本文組みについては、理解できるのはまだ先なのかなと思いました。キャッチーなポスターなどのグリッドは比較的取っつきやすい気がして、自分も好きなのだと思うのですが、もう少しいろいろと見てみたい気がしました。
私にとっては、かなりいろいろと収穫、刺激の多いセッションでしたが、中でも、eugen gomringerを知ることができたのがほんとによかったです。
Dさん:
先日はたいへん有意義なおはなしだったと思います。ありがとうございました。
ふだんの授業の位置づけが俯瞰できたような気がします…。
私は先生に指摘されることと仕事で注意されることがかなり近いというか、もしかして根本的に同じこと言われてる???と感じることが多々あり、先日のおはなしを聞いて思ったのはいつも仕事(書籍中心)でグリッドシステムについて考える前にガイドに頼りすぎてて、ガイドありきで作業してしまっていて、しかもそのガイドにあまり根拠がなく、だから全体が見えてこなくて、結局何が重要かわかんないから一冊の本としてなってないってことかなぁと思います。
うまく言えないんですが、社会人になって以来、局地的なスキルは学生時代に比べて上がったように思うんですが、論理的思考というか組み立てるのができてないなぁと。だから自信なくてガイドに頼ってしまうのですね。
使いこなすためには、どうしたらいいのかなぁ、ともんもんとしてます…
絵画本について質問させていただきましたが、オススメの書籍などありましたら教えてください!どんな制約があるときでも最良のことができるようになりたいものです!
オフレコのおはなしもたいへん興味ぶかかったです。…どんな業界でも問題ですね。
Eさん:
先日は勉強会ありがとうございました。たまにああやって勉強会があると、ありがたいなあと思いました。