「小泉の書棚から」

明日から宇野のバーゼルでの活版修行報告会「晩秋のスイス・タイポグラフィまつり」がスタートします。便乗(オマケ)で古本屋をオープンします。まだまだひよこですが、とてものんびりしたお店ですが、どうぞご贔屓にw

インスタグラムhttps://www.instagram.com/typeshopgstudio/#takeThisfromKoizumisBookshelvesをご覧ください。随時更新中。

小泉均
古物商免許 東京都公安委員会
第306662318960号

秋の集い

今日は、無事終了のお知らせです。「春の懺悔の会」の続きで、うちで催すNIDのalumni、楽しかった。
春のとは趣きを変えて、半数の方々となって小ぢんまりと。とてもよい会となりました。うちのは昼間の会、ここで持ち寄り長ランチ。一般には、先生に謝恩とか学校に感謝とかいって、夜に中華料理屋なんかで酒飲んで花束贈呈なんかやる。全く違うw 小泉研究室では常に今の世の中の問題点や近未来のことを話し合う。特にデザイン界と日常のなんでもないようなことの関係、全員からいろいろな意見が出た!興味深いのは、一期生は数人いたけど、他十期生まで一人づついる。皆共通に話せる。これはほんと素晴らしいことです。
今の(広い意味で)デザインを見ていると教育は大切。心に残ったのは、有名人となんかやったとか受賞を自慢したりが全くなく、現職について客観的に批評ができる方々だったことだ。

長岡造形大学創立30周年

そうか1994年だったのか、あっという間だった。一昨日、小泉研究室1期生から10期生までの有志20人の先輩後輩が入り乱れて集合した。なんとなく展示物はテスト的に並べてみたのだが、なんと懐かしい。当時35歳、バーゼルから帰ってきて長岡に住み着いて、毎日100%大学設立に夢中だった。もう二度とできない経験。とても楽しい日々だった。その頃出会った人たちは皆成長してて、ぼくの宝物。

懺悔の会(春の会)

今日は、四月の魚。誠のお知らせです。
この度うちで催すNIDのalumniについて、大学事務局からこのカードが研究室出身者130人に送付される予定です。
思えば、一期生はぼくが大学を辞めた年齢になりました。
十期生まで、果たして今も共鳴し合えるものがあるのか、楽しみです。
card design by yaoita

ご挨拶:小泉は定年まで大学教員を全うできませんでした。満65歳の今年、本来であれば晴れて教員として定年を迎える予定でしたが、2007年退職後、大学教育とは別の道を歩むことになりました。今年はその定年記念として、在籍10年の間、本人が希望してぼくの研究室で学んだ有志たちに、現在の姿をさらけて、ここぼくの実家で、対面で一人一人にご挨拶したいと思っております。指導当時は失礼が多々あったと思います。そのことも含め「懺悔」と銘を打ちました。
思えば、大学設置準備室の時期から、様々なことに関わり、当時の教育資料を保持しております。それらを閲覧し、何であったのかを考える機会にもなればよいと思っています。

昨年、自身が学んだスイスの学校の生みの親の著書を自社で翻訳出版いたしました。そのルーツに関係する軌跡が日本でもありました。そのことを体験者たちと語らう場を設けたかった。また、この方々のそれぞれの人生の重要な時を共にできたことを喜び合うひとときを、発起人にご相談しお願いいした次第です。
ひとつ加えさせていただきますと、現在の公立長岡造形大学とは違う小泉研究室所属であった体験者同士語らうイベントです。どうぞご参加ください。

on TV

●プロフェッショナル仕事の流儀「ふたりのキネマ ~山田洋次と吉永小百合~」
“終わりを決めるのは、自分ではない”
当然。やっている最中は苦しいから、このようなこと一言いったりするが。後々まで残るようにするべきではない。それと番組中に、仕事とは子孫の代に良いものと言われるようにを目指すようなことを言っておられた、全く同意。自分が生きている間の名声など気にしていない。
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2023092734056

AERA 1954号

「輩」は健在。
跋扈(ばっこ)するメディアに未来があるとは思えないではなく、未来はない。当然「専門バカ」とも言えない「バカ専門」としか言いようがない。ほんと有識者会議や有名人のコメンテータが中心の番組など、嫌気がさす。もともとメディアにチヤホヤされて、この職(タレント)についたのだから、責任とってから足を洗ってほしいものです。
一方、今やどのようなレベルの人も、同じステージで言葉を発する。そのようなネットメディアで言論の優劣がつくのか、いやそのような判断ができるのか評価がどのようにできるのか。人気あるユーチューバーが世界を支配している今日、全く見かけの世の中なのだ。
なので全く興味がない。とにかく理屈はおいておいて、戦争(大量殺人と大量破壊)はやめてほしい。