長岡造形大学創立30周年

そうか1994年だったのか、あっという間だった。一昨日、小泉研究室1期生から10期生までの有志20人の先輩後輩が入り乱れて集合した。なんとなく展示物はテスト的に並べてみたのだが、なんと懐かしい。当時35歳、バーゼルから帰ってきて長岡に住み着いて、毎日100%大学設立に夢中だった。もう二度とできない経験。とても楽しい日々だった。その頃出会った人たちは皆成長してて、ぼくの宝物。

懺悔の会(春の会)

今日は、四月の魚。誠のお知らせです。
この度うちで催すNIDのalumniについて、大学事務局からこのカードが研究室出身者130人に送付される予定です。
思えば、一期生はぼくが大学を辞めた年齢になりました。
十期生まで、果たして今も共鳴し合えるものがあるのか、楽しみです。
card design by yaoita

ご挨拶:小泉は定年まで大学教員を全うできませんでした。満65歳の今年、本来であれば晴れて教員として定年を迎える予定でしたが、2007年退職後、大学教育とは別の道を歩むことになりました。今年はその定年記念として、在籍10年の間、本人が希望してぼくの研究室で学んだ有志たちに、現在の姿をさらけて、ここぼくの実家で、対面で一人一人にご挨拶したいと思っております。指導当時は失礼が多々あったと思います。そのことも含め「懺悔」と銘を打ちました。
思えば、大学設置準備室の時期から、様々なことに関わり、当時の教育資料を保持しております。それらを閲覧し、何であったのかを考える機会にもなればよいと思っています。

昨年、自身が学んだスイスの学校の生みの親の著書を自社で翻訳出版いたしました。そのルーツに関係する軌跡が日本でもありました。そのことを体験者たちと語らう場を設けたかった。また、この方々のそれぞれの人生の重要な時を共にできたことを喜び合うひとときを、発起人にご相談しお願いいした次第です。
ひとつ加えさせていただきますと、現在の公立長岡造形大学とは違う小泉研究室所属であった体験者同士語らうイベントです。どうぞご参加ください。

on TV

●プロフェッショナル仕事の流儀「ふたりのキネマ ~山田洋次と吉永小百合~」
“終わりを決めるのは、自分ではない”
当然。やっている最中は苦しいから、このようなこと一言いったりするが。後々まで残るようにするべきではない。それと番組中に、仕事とは子孫の代に良いものと言われるようにを目指すようなことを言っておられた、全く同意。自分が生きている間の名声など気にしていない。
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2023092734056

AERA 1954号

「輩」は健在。
跋扈(ばっこ)するメディアに未来があるとは思えないではなく、未来はない。当然「専門バカ」とも言えない「バカ専門」としか言いようがない。ほんと有識者会議や有名人のコメンテータが中心の番組など、嫌気がさす。もともとメディアにチヤホヤされて、この職(タレント)についたのだから、責任とってから足を洗ってほしいものです。
一方、今やどのようなレベルの人も、同じステージで言葉を発する。そのようなネットメディアで言論の優劣がつくのか、いやそのような判断ができるのか評価がどのようにできるのか。人気あるユーチューバーが世界を支配している今日、全く見かけの世の中なのだ。
なので全く興味がない。とにかく理屈はおいておいて、戦争(大量殺人と大量破壊)はやめてほしい。

改選期研修 終了

当初の新任研修が終わった。かなり勉強になった。
それにしてもふたつ大きな驚きがあった。
ひとつは三日目の「傾聴とは何か」=評価や否定をせずきくこと。
もうひとつは今日の「生活福祉資金の対象者の特徴」=本来、貸付になじまない人たちを貸付によって支援していくという矛盾。
このふたつのこと、傾聴はぼくの今までの人生で、特に大学の先生の指導とは正反対。そしてこの矛盾ということが行政と民生で行われているということ。理由がもっともであり、素晴らしい。しかし、このような人たちが全国津津浦浦にいるのに、世の中が一向によくならないのは何故なのだろうか。そしてこの役目の重さを感じる。

日本の製品の行方

今週はふたつの不良品に振り回されました。しかし、その背後に見えてきたのは悪い政治だけではない、日本大手企業の落陽ではないだろうか。
ひとつは、カセットガスのストーブ。大阪の大手I社。10年以上前におふくろが非常用のためにと買っておいた新品。ホームページお問い合わせフォームからの連絡をとり、お客様相談室とメールにてやり取り。定型句の返事。結果、その機器の状態を見ないで、「ご使用についてはお控えいただき、お買い替えも含めご検討いただけますと幸いです。」つまりこの会社は依然「笹もってこい」の商い。
もうひとつは、介護用ベル。福建省泉州市の小さなD社。Amazonで先週購入。無デザインの簡素な商品パッケージにシールが貼ってあり、そのQRコードに言問とあって、LINEに入りメッセージを即やり取り。「部品を分解して解析からです。/商品の品質を高めることが第一です。」すぐに指定の場所に返品してくださいとのこと。代わりの商品は手元に、送料は即Amazonにて返金。これが新生中国。
対応が全く違う。日本と中国の印象が、以前からのぼくのイメージと全く逆、これからの商品との向かい合い方のヒントに。とても勉強になった。おそらくここ数年で日本の古い体制の企業は消えるであろう。

それにしても、電気代ガス代が去年の同月よりも下がった。やった。炭代が多少加わったがw

改選期新任民生委員・児童委員研修 一日目

予想以上にかなり濃厚な内容であった。いろいろあるが、ぼくのここのところの身の回りの状態と照らし合わせてみて、ふと思ったのが、軽視氏であった。高齢者で障害がある。見かけは該当するが、実はそうではない。詳細はブログに。これらの事実は、わが小泉家の歴史にきちんと記録しておかなくてはならない事柄。社会福祉における守秘義務の情報には当たらない。あえていえば、今後に役立つ事例と考える。地主と弱者のように見えてけっして弱者ではない借地人とのやりとり。今日知った民生委員のよいところは全て「活動記録」に情報を分類し整理して簡潔にとどめることができることだ。

それにしても、駒澤大学の川上富雄先生のお話は的を得ていて、よかった。久しぶりに講義を受けた感じがしたw