new year 2025

今年は年賀状復活。といってもごくわずかですが、昨年末に多摩美所蔵WeingartとJBのポスターの健在を確認しに、そのとき竹尾見本帖本店で買い求めた「マシュマロCoC 180kg」に、うちのCanon C5535F レーザープリンターで出力したもの。20枚ばかり。今まで否定していた自社の広告年賀状を作りました(既にご存じの方々にお送りしているので、全くプロモーションになりませんがw)。
昨年の仕事はこれ。『若い人達へ/この道を往く』のために。教え子の平澤氏とほんとうにたった二人だけ(他人間は全く関わっていない)で作った究極本、、、それにしてもホフマンの本は本当に無念でした、amazonで発刊した部数だけでこの世から消滅しました。超貴重本。
さて、今年も竹尾の「クリエイター100人からの年賀状」展 vol.20のために作った三枚(見本帖本店、淀屋橋、福岡)の年賀状だけ実物を見ることができます。おそらく巷の年賀状は今年から本格的に減退。なんと1通85円。その逆風にもめげずこの展示、どうぞお越しください!

Postkarte

タイプショップgの
デザイン思想と
教育を
裏付ける書物たち.

Papier: Takeo
Marshmallow CoC 209.3g/m²
©
2024/2025
TypeShop_g Press

蔦重

今晩、大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」がスタートします。昔から尊敬している蔦屋重三郎は謎の人だから、どのような感じの人間像にするのか、ちょっと楽しみ。
うちのは『永楽庭訓往来』耕書堂(蔦屋重三郎蔵板)で、「往来物」教科書の起こりの文字組見本として所蔵してますが、当時の定番のようなもの。

大福茶

2025年、あけましておめでとうございます。元日は雑煮を祝ってから。
掛物 如心斎書「平常心是道(円相)」(新刊予定の表紙のお軸を)
釜 古浄元作丸釜 即中斎箱
風炉先 利休形銀箔総張 惺斎好
炉縁 久以造 沢栗木地
香合 12代坂倉新兵衛造 萩傳来独楽紋 即中斎在判
蓋置 竹節 影林宗篤作 兼中斎在判
茶入 わし棗 了々斎在判 仕覆:蜀江錦写シ
茶杓 随流斎作「雨請」共筒(随流斎) 如心斎箱
茶碗 黒樂 紫野焼 銘:帰雁 鶴亭造 宙寶宗宇箱
蓋置 隅田川焼千切 7代白井半七造
濃茶 小倉山 詰:山政小山園 佐久間宗信好
菓子 鶴屋吉信 福ハ内 みやしたの差し入れ
菓子 浅草美家田(東日暮里一丁目) 人形焼
※石菖は真夏に枯れてしまった。再び新たに命を。

Instagram: htypo

2012年3月から始めていましたが、今朝、オープンにしました。主に字休菴の画像をお見せしています(未整理ですが)。来春からとうとう茶道教室を始めます。明日からの「スイス・タイポまつり」で情報を公開し出します。

『若い人達へ/この道を往く』新刊登録

版元ドットコムに先ほど載せました。まだ公開ではありませんが、一足早く。今回もAmazonのPODとKindleだけです!小売価格ですが、学生さんのために格安。両方とも税込み¥1,320です。kdpでなかったら不可能な出版、ほんと文字通り出版革命。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784909178039
よろしくお願いいたします。

未完成のポテンシャル

https://www.realtokyoestate.co.jp/estate.php?n=21814

夏前から、考えだしてて、やっと実現。R不動産の担当の緒方さんは「相当尖ってますよ! ココは」ですって。ディレクターは宇野。オーナーはぼく。
河又さんに頼んで、離れは電気工事、庭とコインパーキングの境をフェンスに、最終第三期工事に突入です。
どんな方が、借りてくださるのか??? 楽しみでしょうがない。

秋の集い

今日は、無事終了のお知らせです。「春の懺悔の会」の続きで、うちで催すNIDのalumni、楽しかった。
春のとは趣きを変えて、半数の方々となって小ぢんまりと。とてもよい会となりました。うちのは昼間の会、ここで持ち寄り長ランチ。一般には、先生に謝恩とか学校に感謝とかいって、夜に中華料理屋なんかで酒飲んで花束贈呈なんかやる。全く違うw 小泉研究室では常に今の世の中の問題点や近未来のことを話し合う。特にデザイン界と日常のなんでもないようなことの関係、全員からいろいろな意見が出た!興味深いのは、一期生は数人いたけど、他十期生まで一人づついる。皆共通に話せる。これはほんと素晴らしいことです。
今の(広い意味で)デザインを見ていると教育は大切。心に残ったのは、有名人となんかやったとか受賞を自慢したりが全くなく、現職について客観的に批評ができる方々だったことだ。

なんで数える時に正の字を書くの?

→ 書き順が学校教育と異なるから
NHK「チコちゃんに叱られる」では鉛筆が普及したからとされているが、間違えている。証拠は、ちゃんと江戸時代の通い帳のようなものに残っていたのが見えた!
1 = 一
2 = 二(一の上に少し短めに)
3 = 三(ニの上にほんの少し長めに)
4 = 王(真ん中に縦画を天から地に)
5 = 玉(点を打つ)
とてもきれいに、まとまっている。全ての状態で文字として完成している。
王(おう)が玉(ぎょく)になるとは、おそらく中国から伝わったのだろう。
鉛筆だと最後の「点」が見えづらい?えっ、汚れに見える?変な言いがかり。
https://チコちゃんに叱られる.com/24273.html