大福茶

2025年、あけましておめでとうございます。元日は雑煮を祝ってから。
掛物 如心斎書「平常心是道(円相)」(新刊予定の表紙のお軸を)
釜 古浄元作丸釜 即中斎箱
風炉先 利休形銀箔総張 惺斎好
炉縁 久以造 沢栗木地
香合 12代坂倉新兵衛造 萩傳来独楽紋 即中斎在判
蓋置 竹節 影林宗篤作 兼中斎在判
茶入 わし棗 了々斎在判 仕覆:蜀江錦写シ
茶杓 随流斎作「雨請」共筒(随流斎) 如心斎箱
茶碗 黒樂 紫野焼 銘:帰雁 鶴亭造 宙寶宗宇箱
蓋置 隅田川焼千切 7代白井半七造
濃茶 小倉山 詰:山政小山園 佐久間宗信好
菓子 鶴屋吉信 福ハ内 みやしたの差し入れ
菓子 浅草美家田(東日暮里一丁目) 人形焼
※石菖は真夏に枯れてしまった。再び新たに命を。

Instagram: htypo

2012年3月から始めていましたが、今朝、オープンにしました。主に字休菴の画像をお見せしています(未整理ですが)。来春からとうとう茶道教室を始めます。明日からの「スイス・タイポまつり」で情報を公開し出します。

『若い人達へ/この道を往く』新刊登録

版元ドットコムに先ほど載せました。まだ公開ではありませんが、一足早く。今回もAmazonのPODとKindleだけです!小売価格ですが、学生さんのために格安。両方とも税込み¥1,320です。kdpでなかったら不可能な出版、ほんと文字通り出版革命。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784909178039
よろしくお願いいたします。

未完成のポテンシャル

https://www.realtokyoestate.co.jp/estate.php?n=21814

夏前から、考えだしてて、やっと実現。R不動産の担当の緒方さんは「相当尖ってますよ! ココは」ですって。ディレクターは宇野。オーナーはぼく。
河又さんに頼んで、離れは電気工事、庭とコインパーキングの境をフェンスに、最終第三期工事に突入です。
どんな方が、借りてくださるのか??? 楽しみでしょうがない。

秋の集い

今日は、無事終了のお知らせです。「春の懺悔の会」の続きで、うちで催すNIDのalumni、楽しかった。
春のとは趣きを変えて、半数の方々となって小ぢんまりと。とてもよい会となりました。うちのは昼間の会、ここで持ち寄り長ランチ。一般には、先生に謝恩とか学校に感謝とかいって、夜に中華料理屋なんかで酒飲んで花束贈呈なんかやる。全く違うw 小泉研究室では常に今の世の中の問題点や近未来のことを話し合う。特にデザイン界と日常のなんでもないようなことの関係、全員からいろいろな意見が出た!興味深いのは、一期生は数人いたけど、他十期生まで一人づついる。皆共通に話せる。これはほんと素晴らしいことです。
今の(広い意味で)デザインを見ていると教育は大切。心に残ったのは、有名人となんかやったとか受賞を自慢したりが全くなく、現職について客観的に批評ができる方々だったことだ。

なんで数える時に正の字を書くの?

→ 書き順が学校教育と異なるから
NHK「チコちゃんに叱られる」では鉛筆が普及したからとされているが、間違えている。証拠は、ちゃんと江戸時代の通い帳のようなものに残っていたのが見えた!
1 = 一
2 = 二(一の上に少し短めに)
3 = 三(ニの上にほんの少し長めに)
4 = 王(真ん中に縦画を天から地に)
5 = 玉(点を打つ)
とてもきれいに、まとまっている。全ての状態で文字として完成している。
王(おう)が玉(ぎょく)になるとは、おそらく中国から伝わったのだろう。
鉛筆だと最後の「点」が見えづらい?えっ、汚れに見える?変な言いがかり。
https://チコちゃんに叱られる.com/24273.html

懺悔の会(春の会)

今日は、四月の魚。誠のお知らせです。
この度うちで催すNIDのalumniについて、大学事務局からこのカードが研究室出身者130人に送付される予定です。
思えば、一期生はぼくが大学を辞めた年齢になりました。
十期生まで、果たして今も共鳴し合えるものがあるのか、楽しみです。
card design by yaoita

ご挨拶:小泉は定年まで大学教員を全うできませんでした。満65歳の今年、本来であれば晴れて教員として定年を迎える予定でしたが、2007年退職後、大学教育とは別の道を歩むことになりました。今年はその定年記念として、在籍10年の間、本人が希望してぼくの研究室で学んだ有志たちに、現在の姿をさらけて、ここぼくの実家で、対面で一人一人にご挨拶したいと思っております。指導当時は失礼が多々あったと思います。そのことも含め「懺悔」と銘を打ちました。
思えば、大学設置準備室の時期から、様々なことに関わり、当時の教育資料を保持しております。それらを閲覧し、何であったのかを考える機会にもなればよいと思っています。

昨年、自身が学んだスイスの学校の生みの親の著書を自社で翻訳出版いたしました。そのルーツに関係する軌跡が日本でもありました。そのことを体験者たちと語らう場を設けたかった。また、この方々のそれぞれの人生の重要な時を共にできたことを喜び合うひとときを、発起人にご相談しお願いいした次第です。
ひとつ加えさせていただきますと、現在の公立長岡造形大学とは違う小泉研究室所属であった体験者同士語らうイベントです。どうぞご参加ください。