山の茶花 其の弐

「じゃがいも」の花の蕾
「やまぶき」ワキ
「風知草」
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ちょっと、山の茶会とは関係ないのですが、山での作業は、たくさんあって、朝6時に始めても、一日が終わらない。カモミールの収穫と花の部分を選定、乾燥、、、今年は豊作でした。それと、突然、うちにエコカーが!農作業に楽しみが増えました。エコカーといっても、中古の介護用電動4輪シニアカーを使うことができるようになりました。すばらしい!とても安全。100Vのふつうの電気の充電だけで、荷物はこびを!感動です。
http://www.sci-tec.jp/ecart/catalogue/denko_s.html
茶会同様農作業はとてもクリエイティブ。

教育カリキュラムのアプリ

山で野良仕事以外のことに手をつけだしました。長岡造形大学時代の教育をアプリにするために学生の作品の整理に入りました。大学を出るときにすでにふるいにかけておいたものを、再びじっくりと。
スイスから帰ってきて直後、当時いちばんやりたかったことが詰まっています。カリキュラムと典型的な作品が初期の頃からマックのデータになっています(長岡では創立の時1994年からすべてマック=新設だったのでできたこと)。大量のメディア(FD, MO, CD)は廃棄してハードディスクに。
デザインを知らない人に基礎から教えるのにヒントになるものを抽出していく作業になると思います。
とてもアーミン・ホフマンのカリキュラムの原形に近いもの。スイス直後だったから、それがフレッシュですね。
まとめあげるのに、何年かかるかわからないけど、ぼくのライフワークになるのだと思います。わかりやすいサンプルをみつけるのは大変な作業。
当時の学生たちの作品は、ぼくにとっての宝物です。
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今日は父元治の十三回忌。

『闇の傀儡師』より

「おれには剣のことしかわからんが、修行しているうちに、ふっとある場所にたどりついたと気づくことがある。それも気づいてあたりを見回してみると、別の境地に入っていたというようなものでな。たどりつくまではその場所のことはわからん。いつそうなったかもわからん」
「………」

『見本帳から辿るI』

常設展 見本帖本店COLLECTION 特別展 ファインペーパーの代表「マーメイド」、「サーブル」、「パミス」を、今朝の授業の後に見てきました。久しぶりの竹尾。やはり、昔の見本帳は「紙の心」が感じられて、何かがいい。海外のも、じっくり見入ってしまった。
前から欲しかった『竹尾ファインペーパーの歩み、、、』いただきました。うれしかった。

Art|Basel

http://www.artbasel.com/
http://itunes.apple.com/jp/app/art-41-basel-show-guide/id367726432?mt=8
41回なのですね。ワインガルトがやったのが11回ですから
、、、そういえば電話がかかってきた。
第12回会場案内パンフレット

蝉しぐれ  開発: Bungeishunju Ltd.

http://www.bunshun.co.jp/info/web-bunko/iphone01/
http://itunes.apple.com/jp/app/id374494658?mt=8
きのうだったのですね。(もとい、6/11だったのですね)
まずリュウミンL、、、ですか。驚きの日です。これって、どうなっていくのでしょうか。。。
覚え書き(デフォルト):文字サイズ=12(標準セット),10,14ポイント(カスタマイズセット)/行送り1.5字/字送り1.0字
モリサワ My本棚
http://itunes.apple.com/jp/app/id373446860?mt=8
そういえば昔、KeiTypeというものが
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/22449.html

紙        と 活版印刷     と デザイン   のこと

出版おめでとう。
ここのところ、書店では活版の本と和文書体の本が目白押し。その中でも、この本にはちょっと別の想いがあります。本をつくった高田唯さんは、ぼくの桑沢一期生。といっても、彼は学生の頃からとてもすごい人で、特に教えたという記憶はありません。課題でつくった本『GRANDMA』の湾曲した本文組と写真との構成は忘れられないですね。とにかく、彼らしい本。大好きです。もちろん優秀作品でした。(残念ながら、ぼくの手元には初期の桑沢の学生の優秀作品が一冊も残っていないので、今後も発表できませんが)
この本を読むまでパピエラボのことは全く知りませんでしたが、これからもがんばってください。期待してます。次の世代を代表するグラフィック・デザイナーになるのだろうと思います。お父さんもすばらしいデザイナーですし。
そういえば、この本の本文組の句読点「、」「。」の扱いが、悩ましい。

[ap-all:06454]から、点と線と面

自然災害は大きくは、点と線と面にわけることが出来る。たとえば地震は、大きなものであってもその被害は点として現れる。…
一方、津波などは線的被害をもたらす。一定の高さの津波が一様に海岸線を襲うとき、標高との兼ね合いで海岸線に平行に被害地域が伸びる。川があればそれをさかのぼってやはり線的に被害地帯が伸びる。…これが線的被害の特徴だ。
面的被害とは、火山の噴火災害に伴う火砕流が典型的である。…発生したら一地方を全滅させるほどの災害を招く。面的被害のもう一つの特徴は影響が長期間続き、居住不能になることさえあることだ。
原発や再処理工場の災害は、小規模ならば点の災害にとどまるが、最悪の場合は面の災害となる。チェルノブイリ原発事故を見ても分かるとおり、広大な面積が居住も生産活動も不能となるような災害は、日本のような狭い国にとっては特に致命的だ。原発の破局事故は滅多に起こらないとしても、一度起きてしまえば何世代にもわたり影響を受ける。その様は破局噴火と同様だが、破局噴火を阻止することは人間には出来ない。しかし、原子力破局事故はいくらでも避けることが出来るのである。人間が作り出したもので面的被害を引き起こすものは核兵器と原子力施設しかない。そのような破局災害を引き起こすものを使い続けなければならない理由はない。リスクを冒して原子力施設を動かして作れるのはたかだか電気だけなのだ。そして電気を作る方法は他にいくらでもあるのだ。
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http://www.tanpoposya.net/
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「点線面」はカンディンスキーだとばかり思っていましたが、ずいぶん昔に「点線面」と書き初めで書いた記憶があります。