水” 個展を終えて

http://mblog.excite.co.jp/user/handsoul/entry/detail/?id=11602604
とても、いい写真です!鎌田先生のブログに個展の様子の写真が載っています。先生の奥様と。初日、開展して間もなく(まだ準備の作業中)。
思えば、ヘルベチカが昨年の10月ごろから大変になってきて、その後、ぼくの本が絶版になってiTunesアプリの作成に、そして個展へと、この約一年間、緊張が解けることがなかった。年が明けて、新しいスタッフを入れる予定。やっと、大学を辞めた後の新しい扉を開けるのかもしれません。
もっと思えば、個展の作品は、長岡で教えはじめる2年前に、夢中でやっていたものです。初期の長岡の学生だった人たちはきっと、ぼくと結び付けやすいと思います。当時のぼくは日本人らしくはなかった。緊張感の塊の先生だった。個展には、その頃の1期生2期生の(ぼくが長岡に赴任した歳と同じになる)人たちが数人来てくれました。もちろん他の期の人たちも、、、神田先生が生きていらしたら、なんと、おっしゃったでしょうね。
過去を超えて未来へ、きっと、そのための個展だったのだろう。

水” 無事終了

お越しいただきましたみなさま、どうもありがとうございました。会期中、会場で実にいろいろな方にお会いできました!たのしかった。
さきほど、無事、会場も元に戻りました。
森岡さんをはじめ、本展に御協力くださいました方方にこころから御礼申し上げます。
次の個展は全く予定がございません。
この展覧会は、ぼくの人生で、ひとつの大きな出来事だったことはまちがいありません。どうもありがとうございました!
芳名帳記入=129名の方方。
そして、moreTrees募金総額=1,474円>まちがえなく、事務局にお渡しいたします。
plan
申し訳ございませんが、展示の画像や映像はオフィシャルには公開いたしません。

水” 21.november@moriokashoten

本日の展示:作品番号
000345
>000449
>000358
>000326 これは間違えて裏にも刷ってしまった超レア
>000240
>000404
>000199
000331
とうとう、最終日です(早かった!なごり惜しい!)
茶室で、一服点ててから、会場に参上しようと思っています。
今日、いらしていた方が、いいことを言っていました。
これらの作品をつくるのに、ぼくは毎土曜日、印刷本番前に、印刷機を念入りに掃除していた。ローラーをウエスで。それに全く何もつかなくなるまで、拭いていたのですが。。。
それは、「書道でいえば、墨を擦る行為ですね!」。。。っと。
なるほど〜〜。
先生が入室するまでの、精神統一かっ。

水” 20.november@moriokashoten

本日の展示:作品番号
>000345
000053
000066
000126
000139
>000331
000012
000203
000001=sold out
また、すごい人が。。。
今日入れたの作品で、ドローイングでもない、石版印刷でもない、って明らかに、わかります。ブランケットの全体にわたるヨゴレとハイデルの銜えの跡が。。。つまり、完璧な「ヤレ」(^^) コレめちゃ、かっこいいと思っているんだけど!
==
バーゼルのピーターからメールが!!!
Dear Hitoshi
Thank you very much for the card announcing your exhibition with the “river drawings”. I hope it is a success for you. I like to remember this old times with the Weiterbildungsklasse für Grafik, good work was done, especially with you and your generation.
Mit herzlichen Grüssen nach Japan
Peter Olpe

水” 18.november@moriokashoten

本日の展示:作品番号
>000065
000142=sold out>000053
>000066
000147
000181
000201
000217
000376
雨の中「水”」ということで、まつわるお仕事、土木の方やベーグルのお店の方方も駆け付けてくださいました!もちろん、スイスタイポ・ファンも。とてもうれしい。
明日ははっきりと色の違いを楽しみましょう!!!
今回、森岡さんと相談して、作品は学生さんでも購入できる値段にしていますよ!ぜひ。moreTrees!

水” ‘happening’@moriokashoten

昨日から始まりました。そこで、ハップニングの時刻を変更いたします。
‘happening’ zeit:
11/16(13:00)=初めのセッテングはオープン前に。
11/16(18:00)>(20:00)
11/17(18:00)>(20:00)
11/18(18:00)>(20:00)
11/19(17:00)>(20:00)
11/20(17:00)>(20:00*)たぶんこの日にけっこう人が来そうですので、1階で呑むことに???(予定)
このセッティングで11/21終わりまで。
6日間毎日、おおよそ上記の時刻に本人が展示の一部の作品を差し替えます。水が流れるように。。。その日にふさわしい水の流れを。状態がうつろうように。。。
なお、ナンバーリング(000000–000474)の作品番号うちどの作品を展示するか、その前日に書き込みます。
2 water!s/BW
(ふたつの違った作品の部分/BW)
*閉展後は同ビル1階のWall Streetというバーでちょっと語らいましょう。よろしかったら、いらしてください。
また、今までのデザイナーとしてのクライアントがある仕事(装丁やグラフックD)は、一切展示いたしません。
STOP ROKKASHOなどポスター/活版作品の一部はちょっと並べております。

水” Q&A@moriokashoten

Q: どうして、番号がちかくて、作品が違うのですか?
A: ひとつは制作当時、手書きの版と特練りのうすいインキと正確が違う単純な白い紙そして重ね刷りの組み合わせ(combination)全てを試みていたため。もうひとつはリトの原理で製版しているのですが、単色の輪転(ハイデルベルグ)で印刷しているので、コンディションが均一になる直前の一瞬おもしろい状態のところで本紙を入れ、すべてが刷り上がってしまうため、みんな微妙に違った状態の印刷物になる(本来はヤレも、この場合は失敗も含めて、興味深い刷り)。このようなことはふつうは考えないですね。
Q: どうして、作品の水は左に流れているのですか?
A: フィルムのようなうすい紙にドローイングし、直接コンタクトでPS板に焼きつけているため。左がラギッドで右がフラッシュになっています。展示では、裏から見ると、ぼくが原板に描いた状況が浮かび上がってきます。つまり、右に流れる。通常の右がラギッドで左がフラッシュ。
そういえば、日本のようにPS版に焼きつける時、ネガフィルムでスイスではやらないので、この方法ができるのです。ポジ・ポジということです。