大正時代の薬研(やげん)

山は紅葉も終末、冬支度。
とうとう薬研を手に入れました。ちょっと錆びていましたが、杉の葉で練習して磨きました。
夏まで育てたバジル乾燥させておいたのを漢方薬のように。。。(もちろん自前で育てていましたから100% organic) 薬研の車を扱っていると、たいへんいい香りがたち込めて。
来年はいろいろな薬草を育てるゾ〜〜〜。
西洋のハーブはもちろん、クコ、マタタビ、そしてサンショウ?
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同じ植物でも、大麻をコッソリ育てるなんていうのは、もってのほか。立派な犯罪です。無知もいいところですね。

KY

直接ecoでないけど、やっぱ、池田さんのmlには何か今ぼくらが考えるべきことの重要な部分を捉えているように感じます。
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「いい空気」(eco-plazaのMLからの抜粋)
エコプラザから「BOTUCATU」を発信するココロは、世の中を「いい空気」にしたいという思いにほかなりません。
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「KY」というそれ自体イヤな空気の隠語を、老若男女が普通に口にするようになりました。場の空気を読むことは、日本人にとってそれほど重要なことだったのです。仲間はずれをうみだす空気が、しかし果たして「いい空気」でしょうか?いまの世の中、空気は読むものだったり、あるいは空気(CO2)は売り買いするものになりました。
読むことも売り買いすることも空気の性質の一部と言えるでしょうが、それが、みんなが「いい空気」を味わう結果につながるのかどうか。あらためて「いい空気」という視点から、わたしたちの社会のことや世界との関係について考え直したくなりました。
空気の問題といえば、いま港区を悩ませているのがタバコ。歩きタバコ、ポイ捨て、いっこうに減る気配はありません。吸わない人たちにはどんどん神経過敏になる傾向がみられるし、吸う人たちは逆に意地になっているところがみうけられます。路上に限らず、分煙を含めて喫煙可能な飲食店などでは、タバコの煙が店内の空気を悪くしているというだけでなく、吸わない人と吸う人の間に気持ちの壁ができて、
その場所全体を「いい空気」にするのを妨げているように思えます。
やはりパブリックな場所では全面禁煙にするのがいいでしょう。
なにより、それが世界の流れ、世界の「空気」なのですから。
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誰もがKYにならないように内向きの空気を読むことばかりに躍起で、世界の空気が読めない。日本社会全体が抱える問題かもしれません。国家の主権に関わることや、日本経済の発展につながることや、そして地球環境保護の推進をめぐる本質的な議論であれば、国際会議の舞台で、ときにその場の空気をこわしてでも、日本が独自の方向性を打ち出すことは大事でしょう(実際にそんなことが行なわれているか知りませんが)。それ以外の必ずしも本質的でないことがらについては、世界の空気に同調するほうが賢明ではないでしょうか。
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さまざまな次元で刷新してくれる合言葉になるかもしれません。
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最近は「漢字が読めない」もKYっというようですね。

『漆黒の霧の中で』

  摺師てんぐ安と鼻六:
 鼻六もそうだが、てんぐ安も板にはうるさい男である。鼻六は気にいらないと血相を変えてすぐにどなるが、てんぐ安はどならない。そのかわり彫りに傷があったり、未熟だったりすると、黙って板を突っ返して来る。あとはおととと来い、という態度で、しゃくれたあごをあさっての方に向け、弁解も詫びも受けつけない。こわい男だった。
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土間から家の中まで、足の踏み場もないほど版木や紙が散らばっている乱雑さ***に恐れをなしたこともあるが、・・・途中で長居はしていられなかった。
  てんぐ安、やっぱり何度読んでもいいなぁ。
  ***ううぅ、今ヘルベチカでこんな感じ・・・

eating + design

今朝,ぎりぎりで見ることできました.
[デザインにできること 2] が食とデザインとは,なるほどです.
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食の偽装や安全という視点で,デザイナーが情報を正確に伝えられたらいいですね.
安心して,ものを食べられないなんて...

ヘルベチカ 永遠に 物語は、の 書体(仮?)

The 166th ddd gallery Exhibition
15 January (Thu) – 20 February (Fri) 2009
The 272nd Ginza Graphic gallery Exhibition
5 February (Thu) – 28 February (Sat) 2009
Curated by Lars Müller, Victor Malsy, Philip Teufel
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アルフレッド・ホフマンからの手紙.昨日届いていたようです.
日本での展覧会の案内がスイスから届いた!!!へんなのっ.
これ、たぶんフライヤーの表?タイトル自動翻訳したのかなぁ.
どうだろ、本はdddには間に合わないと思います?gggには!
http://www.dnp.co.jp/gallery/ddd/schedule/list.html
http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/schedule/list.html

THE BIG ISSUE JAPAN 106

たった今、仙台から「はやて32」終電で帰ってきました。(地震は起きなかった。。。)
今年のTOHOKUの審査も、なかなか白熱でした。中村誠委員長代理で小島良平氏となり、また趣のある公開審査となりました。
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ところで。実現しました!
http://www.more-trees.org/blog/2008/11/big-issue.html
ビッグイシュー日本版、このSTREET MAGAZINE、0円が流行る中、逆行するようですが、ぜひ手にとっていただけますように!

緊急発刊!!!Helvetica forever 日本語版

ドイツ語版(既刊),英語版(未刊).に続いて,来年2月に実現しそうです.
急に決まってきました.ぼくが監修っということになります.
本来はLinoの小林さんがやられるのですが,お忙しいのでぼくとなりました.
この本は『HELVETICA HOMAGE TO A TYPEFACE』(小さい赤い本)と違って,本文の内容をきちんと理解していただきたい本ですので,和訳の質の向上は重大な任務です.全力を尽くして,がんばります...また,Alfred Hoffmann(haas)氏にまたお会いしてきたいと思っています.
見れば見るほど,今までにない本です.
世界の人気者Helveticaの魂がここにあります.
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Lars Mullerの2冊のHelveticaに関わるとは,なんとふしぎ.
あの小さい本に載っていた日本の状況写真はぼく.Larsに頼まれて...とっさに撮ってメール添付で送りました.あのように載るとは全く知らないで...

htypo.net/classic がスタート

ここのところ手掛けているプロジェクトのひとつがリリースします。
http://htypo.net/classic/
1997年に隔月雑誌「デザインの現場」で「ハイパー・タイポグラフィ」という連載と同時にスタートした「お題」が復活します。当時はMMのDirectorバージョンでしたが、今回すべてFlashバージョンに書き換えています。そしてディテールはもちろん10年経ちましたので、よりよくなっているはずです。どうぞお試しください!
プログラミングは長岡造形大学の真壁友准教授。デザインは小泉研3期卒の矢尾板和宣(bolt studio)氏。というユニット。
実は当時これを初めてリリースしたころのぼくは、すべてインターネット上のバーチャルでタイポグラフィ教育ができると信じきっていました(今の白金の学校とは真逆)。しかし、考えられないほどたくさんの作品を同時に見ていくことなど、いろいろなことに挑戦して、、、この頃の経験が今に活かされています。
この教育プログラムで、バーゼルに何度も教えに行きました。なつかしいです。
毎月、厳選した「お題」がすこしづつ増えていきます(予定)。お楽しみに!
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なお、昔のように、作品にコメントをつけたり、講評や指導はございません。