9.11黙祷

この5年、世界中いろいろなかたちで多くの命を失った。すべてここから。。。ワインガルトが直後にいっていたこと、すべては丸がつながって、うまくいっている。ひとつの丸がくずれると、連鎖ですべてがいびつになっていく。
あの時、ぼくは長岡のホテルでCNNのNEWSをライブで見ていた。。。はじめはビル火事のようだったが、2機目が飛び込んだ瞬間は忘れられない。

夏バテ>脳

昨日、朝一番から大学院入試、無事終わり、任務全う。
即、帰ってきて深夜まで、roppongihills(やっぱり好きになれない)で雑誌の特集のMDの取材と撮影。よいインタビューだった。「脳が傷つく」「脳に傷がある」という言葉を使うのですよ。幼児虐待。。。社会や親のあり方。。。この友田先生(さわやかな女医さん)は日本の先端です。これから、すごく話題になる方だと思う。
http://web.mac.com/akemitomoda/iWeb/Welcome/Home.html
http://www.medphas.kumamoto-u.ac.jp/research/bunya/66.html
この分野の小児科がいかに大切かわかる。。。最近、事件が多いし。
そんな。。。脳の話で六本木に行ったら、バッタリ細野さんとあった!お話しするのSketchShow以来。お元気でよかった。。。坂本さんの体調は心配。。。はやく、NYに行きたい!

活版に魅せられた人 5

小泉均先生:大葉です!なんか、このところ小泉先生とのかけあいになってますね!ラジオって音声の世界。絵がない分、想像力をかきたてられる。当事者の肉声から、言葉以上の情報が読み取れるところが面白い。強調したいところ。さらっと流すところ。間をたっぷり取ったところ。その間にもメッセージがあると思います。間髪入れずツッコミ入れるのにも意味が。。。上質のインタビュー番組は、もう、「聞く読書」ととらえることができる思うんです。語学を獲得するのにヒアリングを大事にするのといっしょで、日常多く使う日本語こそ「耳を鍛える」感覚って大事な気がする。。。先生の美しい日本語の語りを是非聴きたいと思います。「わくわくラジオ」に推薦しておきます。あ、仙台でのお仕事の日、ご迷惑でなければ見学させてくださいませ。 2006.09.08
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言葉の美しさの重要性については今日も仕事のパートナーと話していました(彼は早稲田の文学部卒なのですが)。本来の言葉は音でかわすもの=つまり声。それを記録にする=つまり文。それを普遍的な形にしていく作業=タイポグラフィ。なのであって、音的なものは根底にあるものと考えます。。。
ぼくが20-30代求めていたのは、美しい日本語のリズム。だから変なCDたちもぼくのCD棚にあったりします(藤山一郎全集BOXとか、笑)。あの時、お話しましたっヶ?昔ソウルでお会いした親日の(もちろん韓国人の)老人の日本語の撥音がものすごく美しかった話。。。このへんの話すると止まらなくなるので止めますが。
ここのとこ毎日、雑誌の打ち合わせで、こんな時間。でも若いのに仕事を任せられるので幸せいっぱい。フー、明日は大学院入試の試験官。。。
ごめんなさい。仙台のプロジェクトは職人とふたりでやっています。仕事中は集中していますので、どなたも見学できません。出来上がったものは、展覧会で!おたのしみに!でも、お昼でもよろしかったら、地下室から出てきますので(^^)
ぼくの語りは美しいでなく、たぶんちょっとトゲ(にがみ)があるという感じ?

活版に魅せられた人 4

小泉均先生:またまたおじゃましています。大葉です。小泉先生の活版のポスター、とても楽しみにしています。活版印刷の世界にこれからも注目していたいです。お名前を番組で出させていただきまして。。。あの番組「今日も元気でわくわくラジオ」は、長尺番組なのですが、10時台のロングインタビューの時間がとてもおすすめです。同じ日、古民家再生の仕事をしている降旗さんがゲストでした。全国からすごくたくさんの反響がありました。ラジオのリアルタイムな反響ってすごいんです。いつか小泉先生自身にも語っていただきたい!そんな風に思います。 2006.09.07
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大葉さん:てれるな〜〜。でもやってみたいな、それ!最近恐いもの知らず。。。でも文字の話をビジュアルなしで、それをリアルに語るっていうのは、感動的かも?はじめたら、本職忘れて、好きな曲ばっか、かけてそう(^^)
ラジオってあがるのでしょうか?
今、つくりだしている新しい科学雑誌のパイロット版に「人はなぜあがるか(仮)」も載ります。10月には発売予定。雑誌文化が低迷しているのに、これも挑戦です。

活版に魅せられた人 3

小泉均先生:大葉です。あ、ありがとうございます。聞いてくださったのですね!!う、うれしいです!語りたいことは、まだまだたくさんあったけど。。。ラジオが好きという小泉先生。ほんと、ラジオはいいですよね。私の「今」に音楽も語りも。。。どれだけ影響うけたかわかりません。ちなみにインタビュアとして「聞く」ことの方が何倍も好きで、私はこの仕事を続けていると思います。ところで、全国からの、本日の「活版トーク」への反響が、じわじわ、これから、来ると思います。うふふ。楽しみ。 2006.09.05
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大葉さん:
こちらこそ。ぼくの名前がNHKで読まれたのは生涯で2回目(坂本さんのサウンドストリートで1回)。うれしかった。単純ですね!
で、にわかに活版ファンは増えていると思いますよ。それは今の便利になった社会の反動だと、とらえています(ぼくが虜になった時はそうではなかったのですが)。いろいろなところで、その芽は出ています。
その真意のひとつには、言葉を大切に、文字を大切に、ということなのだと思います。これからもこういった挑戦は細々とぼく流で続けていくつもりです。どうもありがとうございました。
ところでところで
仙台には、ここのところ毎月一回のペースで通っている。ようやく、ポスターがかたちになってきた。でも刻々と危険な状態になってきている。
http://fukurou.txt-nifty.com/pu2/

活版に魅せられた人 2

小泉均先生:先生のご本の中の文字と文字の間に神がやどる。の言葉に私、やたらと感動しました。パーカッショニストの「ともとも」こと「山口ともさん」にも〜神が宿る、の話をしたとき、とんでもなく感動してましたよ。ともさんは廃品を独特のセンスで楽器にしてしまう注目のアーチスト!!その楽器がまた美しい!ともさんの話は今おいといて、え〜っと、そうですね。明日のラジオでは、「間」の話をたぶん語らせてもらうと思います。聞き手の村上信夫アナウンサーも、間の美学を語れる方。かけあいっぽくなるかも。夕方以降、村上アナと打ち合わせをします。活字の組が崩れて奇声をあげたのは、ハイ、確かにこのワタシでした。とほほ。。ちなみに活弁士の活動は、まだまだ始めたばかりですが、古い映像にもこだわりたいけど〜「活版印刷ワールドを語る活弁士」みたいな、現代のセンスも入れながらオリジナルの映像でも作って、語りをやってみたいなぁ、なんて思ったりして。それほど惚れこみました!! 2006.09.06
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大葉さん:
聞きましたよ〜〜。電話でのやりとりだったのですね。話がうまくまとまってました。
さて、話は活版でなくて、ラジオ。。。ぼく好きなんですよ。中学の時から聞いてて、夜中こっそりふとんの中で聞いていた。高校の時はもっぱら深夜放送聞きながら受験勉強(そのころありふれていた)。天才秀才バカとかGo!Go!NiagaraとかFENのAmericanTop40は絶対聞いていたね。そういえばJohnが殺された時は一晩中Johnだったなあ。
最近は眠れない時、ラジオのお世話になっています。人の話を聞くってことが苦手な人が多い世の中になってしまったような。。。急に落語を聞きに行きたくなった。
そう「トランジスターラジオ」って名曲があります。清志郎、がんばって!

活版に魅せられた人

小泉均先生!仙台で7月、活版印刷ワークショップに参加させていただいた大葉由佳です。リポーターの。。。活版印刷の体験は、「宝もののよう」です。こころにわいてきた文字を音声化すること。ラジオの語り仕事は、活版印刷の手仕事の感覚と似てるところがあります。間のとりかた、アナウンスでいうところの間に「切りきらず」というのがあって、それは、紙一枚で活字と活字の「間」をつくる感覚とか。。。活版印刷の工房でひと文字ひと文字、活字をひろっているとき、言葉や、それを組み立てている一音一音がいとおしいな、と思うことができてありがたい気持ちになりました。このときの感動を9月5日火曜日のNHKラジオでお話させていただくつもりです。朝9時5分ごろから。全国放送です。ナマ放送です。5分くらい。あ、小泉先生の「タイポグラフィの読み方」買っちゃいました。
笹木さんにも、感謝しています。ほんとうにありがとうございました。 2006.09.03
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大葉由佳さま:そうですか。明朝ですね。たのしみです。確か、あの時も「間」のこと盛んにお話されていましたよね。そういうお話になるのかな?
活字の組みが一度崩れてしまって(重力に負けて)、奇声をあげていたような。ちがかったかな(^^)活弁士っていうし、「活」がつくところやっぱり近いとこがあるのかな。

Froshaug<夏バテ<無休

ここのとこ、夏バテで、というか疲れかな、、、とにかく仕事、整理、準備、この夏は全く休んでいない。でも歳かなァ?っと、夜はゴロゴロして本を読んでいるんだけど、Froshaugの日記を読み直している。44才でRCAをやめて、勉強し直している姿が美しくって。とにかくぼくは大好き。彼は30代、ulmのタイポグラフィのカリキュラムを作るのにすごく苦労しているんですけど、もちろん活版のシステムを作っていくところがセンス抜群だよ(TypeShop_gの参考になる)。1953年夏にはバーゼルにホフマンとルダーに会いにいっているんですよ(^^)。。。1930年代からadanaも愛用して、勝手にへんな印刷物作っているんだ。いいな〜〜〜いいな〜〜〜。

笹木一義氏@smt

昨日で、せんだいメディアテークの学芸員、笹木一義氏が所を退いた。氏とは2002年から一年近くかけて「文字展」の企画をじっくり練って、ともに成し遂げた同士であった。また、メディアテークの地下にある活版印刷工房を盛り上げてきた仲間でもある。活版の仲間はぼくにとっては特別。これからの成功を祈りたい!
http://www.bunkanken.com/journal/article.php?id=129
http://www.bunkanken.com/journal/article.php?id=311
仙台は新たな時代がやってくる。

行間

今日はすがすがしかった。NIDでの最後の演習課題「カレンダー」を川岸でボーっと考えていた。XTCのAPPLE BOXのなかのブックレットがなんかいいっというか。めちゃくちゃイギリス臭いんだけどね。S.C.とITA.の使い方、行間が。。。悩むっ!と