今頃、レビュー

★★★☆☆ 可もなく不可も無く
2021年3月14日(なんと3ヶ月前)に、Amazonカスタマーさんが。

「簡単に知識へアクセスできる辞書的な使い方が出来る。全体に備忘録的なあっさりとした内容、説明であるため一度得た知識を思い返すような使い方には良いが、馴染みのない人には説明不足な印象。もう少し踏み込んだ内容にすると尚良い。」

第1版のサイトを久しぶりに見に確認しに行ったら、このようなレビューが!どうもありがとうございます。相当レベルの高い方とお見受けいたします。ま、今回の新版も同じように感じると思いますが。よろしかったらご購入お願いいたします。
はい、この方がおっしゃるように「説明不足」です。つまり、タイトルと入り口だけを見開きにまとめた本です。深く追求したり研究したり、オタクの本ではありません。あくまでもわかりやすく、情報を削ぎ落として、極限まで削ぎ落とした入門のハンドブックです。図版を湯水のように入れたら(文字も大きくして)、百科事典のように大判で分冊になってしまいます。つまりこの本は高価な大全ではないのです。おそらく今の時代、そのような豪華本を購入する人はいないでしょうし、時代にあわない。すべてネットで一見して流してしまう、、、そして、重要なこと、この本のこの1ページを見てそのテーマに開眼して、そこから無限に深く勉強してほしいのです。いずれにしろ、いろいろ意見があることはいいこと。よろしくお願いいたします。
一言、今回の改訂は、akira1975さんとduo! ちょっと見はわからないと思いますが、細かいところがものすごくよくなっています。鳥肌ものです。彼は偉大です。

『タイポグラフィ・ハンドブック 第2版』目次

ISBN978-4-327-37749-6

(*新項目/第1版から大幅に変更)

第2版のために*
目次とコンセプト
本書の使い方

Alphabet
アルファベットの構成要素
日本人の視点
カーブを見る力
カウンターを見る力
グリフ
分類法
Vox-ATypI*
ハッシュタグ*
エレメントの名称
ローマン体と変遷
抑揚とセリフ
サンセリフ書体の変遷
ターミナルのカットの角度
ヒューマニストのあり方
一階建てと二階建て*
幾何学的なモダニズム
スーパーファミリー*
タイプデザインの最近の傾向*
スクリプト書体*
ブラックレター書体
タイプライター書体
ステンシル書体
デコラティブ・スタイル*

Characters
タイプデザインの重要な人物*
組見本_66書体*
(以下追加書体) Akkurat Albert Arial Brandon Grotesque DIN Dolly Fedra Fournier Freight Guardian Egyptian Janson Parisine SangBleu Kingdom Scala Stanley Unica

パングラムとイソグラム

和文書体組見本*

イワタ明朝体オールド
精興社書体
ヒラギノ明朝体/+游築五号仮名
本明朝/本明朝小がな
モトヤ明朝
筑紫明朝/筑紫Aオールド明朝
平成明朝体
リュウミン/+リュウミン オールドがな
リュウミン+秀英5号
秀英明朝
凸版文久明朝
小塚明朝
游明朝体/+游明朝体五号かな

教育のための漢字制限*
写植文字盤*
タテ組の基礎*

Multilingualism
基準線/並び線
ハイトによる差別化
大きめにみえる書体
視覚的対等化
多言語フォントのライニング*
和文組版の基本
日本語グリッド
ヨコ組用かなとタテ組用かな
混植の相対的な位置
タテ組混植の相対的な位置
漢字とかなのエレメント
フトコロと大きさ
漢字の性格
かなの抑揚*
和文組版の禁則
行末調整
可読性
タイポグラフィックマトリックス

Treatment
スケールと単位
文字のサイズ
ポイント尺
ユニットとセット幅
スペースとインテル
レタースペース
スペーシングの視覚調整
微細なスペーシング
ワードスペース
ハイフネーション
ジャスティファイド
ラギッド
センタード
行間
組幅
行送りの相互調整
字数計算チャート
アルファベットレングス
活字調整表
パラグラフ
文字の差異のつけ方
見出しの階層
大文字の扱い方

Format
貴金属比
フィボナッチ数
アスペクト比
ブックフォーマット
版面の決定
ノンブル位置の決め方
ページプロポーション
グリッドシステムの基本
グリッドの基準線に揃える方法
マルチカラム
カラムのコントラスト
本文の流れ*
複合的なグリッド*
カスケード・グリッドシステム*
表組
罫表組

Technology
タイムライン*
活字彫刻機
自動活字鋳造植字機
写真植字
タイプライター
セレクトリックタイプライター
フォントファミリー
ビットマップフォント
ピクセルフォント*
文字表示と文字認識*
ピクセルフォント*
アウトラインフォント
テフ/メタフォント
オプティカルサイズ
ウェブフォント*
マルチスクリプト・タイポグラフィ*
ランダムフォント/キャプチャ
バリアブルフォント*
キー配列
アスキーとキーコンビネーション

Standards
国際規格の/アメリカのペーパーサイズ
日本特有の規格サイズ
海外特有の規格サイズ
国際規格の封筒サイズ
アメリカの封筒の機能
日本の封筒規格サイズ
端物印刷の規格サイズ
封筒の構造と名称
レターヘッドの折り方
C列の封筒に適した書類の折り方
郵便物宛名面の配置
C列のためのタイポグラフィ
窓つき封筒
レターヘッドのタイポグラフィ
カードのタイポグラフィ

Glossary
ファウンダリーとフォント・パブリッシャーのリスト*
タイポグラフィの専門用語*
フォント名リスト*
ノックオフフォント*
協力者一覧*

広告:世界の文字と記号の大図鑑/図説サインとシンボル

追記:第1版と第2版の制作の発端は、ワインガルトのインスタンブールでの一言がきっかけとなっている。「ヒトシ、ぼくの本を作る前に、まず日本人に “Typography”とは何かを考えることを教える必要がある。その本を作ってからそのことを考えよう。」っと。このことを達成するのに時間がかかり過ぎた。

飛瀑巌前肌生粟

ひばくがんのまえにはだえにあわをしょうず

瀧の墨画。夏の茶室にはピッタリの漢詩。大概、直下三千丈と書かれている。両脇にはアブストラクトな厳しい筆運び。しかし、この絵はなんか弱々し~い瀧口(ふつうは強烈)。また岩が三つ。そこがとても気に入った!見たことのない緩ーい瀑布自画賛。そして完璧な白地の紙はすべて水(先日の穴のあいた其一の滝図が気になるw)。滝壺は無限にその下に。

甲子1924年、視篆開堂54歳の伝衣若書か。とてもとても好みの拙い水と墨。名の上に記されている通りに、今年の三伏日、初伏7月11日に掲げる予定。なお中伏7月21日、末伏8月10日と続く(計三回)。しかし今日、6月21日の夏至にもならないのに昨日から暑いのでかけてしまった。なんと目に涼しい。

初レビュー

志村真幸さま、どうもありがとうございました。とてもうれしいです。

★★★☆☆  ふわっとした文章 2021年6月6日

Marc Jeansonの『Botaniste』(2019年)の翻訳。
 著者のマルク・ジャンソンはヤシの研究者で、パリ国立自然史博物館の植物標本館の館長。もうひとり名前の挙がっているシャルロット・フォーヴは本書の編集者。
 植物/植物学/植物学者にまつわるエッセイである。どちらかというと文学好きのひとにアピールするタイプの文章だろう。植物にまつわるさまざまなものごとを、ふわっとしたイメージで並べていく感じの本だ。
 近代のフランス人植物学者たちの熱帯地域での採集と、しばしば悲劇的な最期を迎えたこと。自身のヤシ研究と中国への採集旅行のこと。植物標本館の歴史や建物と、個性的な研究者についてなどなど。
 中原毅志が監訳,菅原敬が植物監修ということで、訳はしっかりしており、植物関連の用語も厳密すぎるくらい正確になっている。
 横組み。(が残念だってことでしょうか? 笑)

方丈

「正統の茶室の広さは四畳半で維摩の経文の一節によって定められている。その興味ある著作において、馥柯羅摩訶秩多(びからまかちった)は文珠師利菩薩と84,000の仏陀の弟子をこの狭い室に迎えている。」茶の本 岡倉覚三

この一文では理解しにくいので:
「ほうじょうさん」と呼び親しんでるお寺の主管者のことを住持職。ふだん住職と呼び、そしてふだんいる居室を「方丈」という。維摩経(ゆいまきょう)に出てくる主人公、維摩居士(ゆいまこじ)は一般人のようにしながらもほとけの眼を開いた聖者であり、だれも維摩(ゆいま)にまさる問答を得なかった。その開眼の維摩の居室も一丈(約3m)四方の方丈であった。維摩居士と唯一対等に問答をした文殊菩薩(もんじゅぼさつ)との場面:

歩いていると止まっている
起きていると寝ている
甘いと辛い
あなたとわたし、そして
生まれることと滅すること(生滅)*
よごれていることときれいなこと(垢浄)
好ましいものと好ましくないこと(善不善)
煩悩のあることと煩悩のないもの(有漏無漏)
智恵のない世界にいることと智恵のある世界にいること(世間出世間)
我があることと我というものなど無いということ(我無我)
生まれ死に生まれ死にをくりかえす輪廻の世界にいることと智恵を得てくりかえしの世界から脱したやすらぎとさとりの境地にいくこと(生死涅槃)
眼耳鼻舌身意にまどわされていることと惑わされるものがないこと(煩悩菩提)*

*本来の性質(本性)を観察したならば、迷いも苦しみも真理の会得(悟り)も生まれることもなく、滅することもない。これらは普通の感覚でみれば反対のもの、別のものになる。でも真理に立ち返れば、それらは全て分けられるものでなくなる般若心経の核である「空(くう)」、そこに悟りの世界がある。しかし、ひとことで空といってもよく分からないので維摩は現実的な、人間の生きている世の中から深いものを読み取り、そこから真実を説いた。本来もともと二つに分かれたものでなく、一つのものである。この不二の教えを、「不二法門(ふにほうもん)」とした。では、不二法門に入るにはどうすればよいのかという問に対して文殊は言った。「すべてのことについて、言葉もなく。説明もなく。指示もなく。意識することもなく。すべての相互の問答を離れ、超えているとなる。これを本当に不二法門に入るとするのだ」と。ついで、維摩はどうしたのか。「何も語らず、黙った。」その日、その時に、自分の居す所において合掌し、礼拝した。そして、そのまま静かに煩悩の眼を閉じて、秘密の観法に坐った。すると、たちまちに(秘密荘厳)深く精密に整ったもので飾られた。ほとけの世界が維摩の瞑想による仏眼(ぶつげん)によって顕れた。

この時に、維摩と文殊の問答が行われていた四畳半という小さな部屋の中に、68億由旬(ゆじゅん)=476億㎞という大きさの須弥燈王如来の師子座(椅子)が現れた。深い観法のなかで悟りの眼をもってしなければ分からない。維摩はふつうの暮らしをしながらも仏教に深く帰依(きえ)し、方丈(四畳半)の部屋の中で深い覚悟と、瞑想をもってほとけの世界を現し、真実を説かれた。「方丈」とは、このような祈りの意味・場所である。つまり茶室はここに基本をおく。

大坂氏、尾身氏、賛

スポーツとは何なのか。有森氏もいいこといってる。

五輪開催 海外の視線は 「83%が反対、すごい数字」

大坂さんに関係なくなっちゃたけど。オリンピックは将来いつかはできる! 今回はヤメロ。オリンピック貴族のための、、、

大徳寺僧堂師家

川島昭隠(かわしま しょういん)禅僧。紫埜槐安衲
表千家12代 惺斎 瑞翁宗左(1863–1937)の大徳寺参禅は二回に及ぶ、大徳寺471世/牧宗宗寿(1820–1891)と同世代の昭隠会聡(1865–1924)。槐安軒晩年55歳に、出身の美濃加茂正眼寺僧堂に戻った(その前に参禅か)。その時、雲衲五十余人が師に従ったという。和尚は生涯教育者であったと言えるのではないか。
当時の師家(しけ)とは:禅宗で修行僧を指導する力量を具えた者をさす尊称で、大徳寺臨済宗では修行僧に公案を与え、その境涯を点検できるのは師家とされるらしい(妙心寺派には師家分上というものがあって法階に関係がある)。どういう方法だったのだろうか? 宗匠には何をどのように伝えられたのだろうか? 正確に知りたい。
禅の書というと「喝」とか、置き字が代表のようだが、映画のタイトルのような[=雲門十五日]今ではごく一般的な言葉を本来の意味で使っているように思える。それにしてもこの「日」の字の書き方は初めて。

新型コロナワクチン接種予約

昨日の朝はてんてこまい。本当にシステムが悪い、わかりにくい。電話、携帯、パソコン全てを駆使したが、こんなことしなくては、自分の身を守れないのか。最悪の日だった。無事、母の接種予約は区枠で取れたが、近所の高齢者の皆さんはどうだったのか、自身でこんなことをやっているのだったら、コロナにかからなくても具合が悪くなってしまう。翻弄されているお年寄りは本当にかわいそう。

憶測ではあるが、少なくても以下の3ッには分かれているはず。=桜を見る会と同じ。Aクラス:政治家、経済界の偉い奴(予約なしの最優先)。Bクラス:有名人、有力者レベル(有料で=証拠が残らないように特設電話に)。Cクラス:一般人(自治体の個別と集団、国の大規模、この二つ=)。それにしてもダブルブッキングできる自体へん、=この二つは紐づいていないらしい(架空番号で取れる)。バカか! 無能の集まりデジタル省、頭悪すぎ(わざとか?)、裏で変な優先的な操作ばかり考えてるんだろっ!この接種券の番号はマイナンバーと絶対紐づいているはず、差別の始まり恐ろしい。やっている大元は誰なのか?

本当に近年、大したものだなぁと感心することが全くない世の中。