selected: 9 Works

2/26まで、渋谷の桑沢デザイン研究所で卒展を開催しています。毎年ですが夜間部グラフィックのエディトリアルは昨年同様5階で、阿部先生とぼくとのクラスの作品が9点、展示されています。なかなかよい出来です。是非お出かけください。昨晩は会場で、岡野さん、堀木さん、八十島くんとお会いしました。森デザインのOB会のようでした。天野くんがいれば、勢揃い。森先生のお弟子は桑沢に関係が深いのですね。
なお、ポスター/DM(フライヤー/ポストカード)は高田くんのデザイン。
卒業展示作品・以下の9点
授業名:エディトリアルA
1
About Eleven Sons─父への手紙
中山朋子+美吉恒佑+山幡誠也
2
11人の息子たち─図鑑
金子容子+森田絵奈
3
11人の息子─図形と色
知念未央子
4
日本人の一生─ドナルド・キーンが見た日本と私たちが暮らす日本
粟津清子+木村未来
5
日本人の一生─鬼怒鳴門の愛する日本への共感と反発
大瀧真弓+岡村安佑子
6
吉岡徳仁─Second Natute
荻野真人+和山ちあき
7
放送室─松本人志と高須光聖の放送室
坪田大佑+楊原珠理
8
Toh
宗像宏+吉村純一
9
東京モスク─外からの視点
森本将平+吉田萌

Sea & Dog

海と犬
ミク
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もう数年前ですが、ぼくが自分の絵を買ったのはこれがはじめて。
この絵は、伊藤さんがイラストでなく、キャンバスに始めてむかったシリーズ「リベット」の一点。この赤い鉄骨がロシアアバンギャルドで?、強烈に好きな作品。いつもぼくが作業しているマックの頭上に!仕事を見守ってくれているのですね!!
© masa ito
200803311024

竹尾の林治雄さんのこと

今晩、お別れをしてきます。昨年の8月30日に植村さんと、CRANE社のコットン紙を輸入されるとのことで、活版のことなどでいろいろと相談に佃に初めていらっしゃった。これが最後でした。
林さんとはとても長く、楽しい日々を1980年代の若くて活発な時期にごいっしょさせていただきました。ぼくが独立して、多くの竹尾の紙見本帳のデザインさせていただきましたが、当時の企画部長の木戸さんからいただいた仕事の実務の担当者でした。スイスに行ってからは、いつも木戸さんとのやりとりでしたので、疎遠に。ぼくが長岡に戻った頃は、すっかり会社は変わってしまいました。
長岡での2003年からの三番目のカリキュラム(新しく視覚デザイン学科にするために考案した)「視覚デザイン材料学」の一人の先生にお願いしました。そのときにやっと紙の授業に力を入れることができて、地元北越製紙の工場見学や小国の手漉紙の職人さん実習を授業にとりいれ、画期的なものにしたと思っていました。その時、林さんとお酒を飲んで、いろいろ夢を膨らませた思い出が残っています。
同時に桑沢夜間部にも、ぼくの授業のゲストで初めて来ていただいて、木戸さんのとは違った彼らしいとてもすばらしい授業をしていただけました。林さんのときどき「ニコッ」とする笑顔が今も脳裏に浮かびます。