戦後のadana

1945/46 QFB-1945
1947 Adana T/P 47
1950 High Speed No.3, MkI Thermograph, Horizontal Quatro
1951 Variable Speed Unit for the T/P 48, Adana 16″ Guillotine
1952 Ink Duct for the High Speed No.3, Thermograph Mk II
1953 Adana Eight-Five***
1954 Ink Duct for the Eight-Five
1956 Adana 9×6 Treadle Machine, Adana Five-Three**
1959 Ayers Jardine Showcard Machine
1970 Adana P71/P71S
1978 Adana Eight-Five Label Printer, Five-Three Label Printer
1992 Adana Eight-Five Hot Foil Machine
Adanaは戦後におなじみの形になっていきます。相当試行錯誤しているんですね〜。
今回の仙台でのコンセプトにぴったりのことが、すでにアダナが日本に輸入されたときのスローガンのひとつにあったのですね。お父さんと坊やが活版印刷!いいでしょ!!!
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smtにある機種です。後期の製品です。
今回のワークショップを皮切りにsmtでは定期的におなじプログラムを繰り広げるつもりです。
願いは、文字、一字一字、たいせつに!
高岡さん!ありがとう。

戦前のadana

1922 The Adana Automatic Self-Inking Printing Machine
1923 The Adana 45/- Machine
1926 The Adana Foolscap Folio Treadle Platen Machine
1927 Model 1A, No.2, 3, 4, Adana Baby Mk I, All-Steel Octavo Treadle
1928 Model B4, C2, Baby Mk II
1931 Adana Baby Mk III*
1932 Quarto Treadle Vertical Platen
1933 The Octavo Platen/Precision Model 99
1934 The New Flat Bed Rotary Printing Machine, Adana No.1 High Speed, Improved Model 1A
1935 Self-Assembly No.1 High Speed, No.2
1936 Letterpress Offset Model 20
1937 Quarto Treadle Machine, Model 2A Treadle Platen, 2B, D4
1938 Fast Quarto Treadle Platen, Adana No.3 High Speed, Crown Quarto Machine/Model 3A
1939 High Speed No.1
すごいモデルの数、、、コレクターは大変ですね(^^)初期モデルはいろいろあって、フラットベッド、プラテン。このBABYってかわいいので、当時の広告載せちゃいます。今回の展覧会では古い印刷機(現物)はひとつも見つかりませんでした。でも、やはり、イギリスの匂いが漂ってきますね!
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藤沢周平と活版

「さて、私は就職して工場の文選部に配属され、解版された活字をケースに返す仕事をあたえられた。ひと口に言えばそうだが、最初は号数活字とポイント活字の区別もわからず、そういう活字が何列にもならんでいる活字ケースのどこにあるかもわからないので、仕事は三号活字なら三号活字だけを返すという単純な作業からはじまったのである。作業は立ち仕事だったが、さほど疲れは感じなかった。・・・」藤沢周平15歳
「普通が一番」「派手なことは嫌い」・・・藤沢さんの生き方に敬意を.ぼくも早く海坂藩に仕官したい(鶴岡に行きたい).

Adana vs. Adana

ロンドンの現役のAda友が送ってくれました!イギリス人にとっては,そっかチャレンジャーなんですね.
cover
ぼくのAdanaは6月14日に「せんだいメディアテーク7階」でデビューです!いや,仙台市に寄贈してしまったので,もうぼくのではないのです(; 😉
思えば,1982年,必死で月賦で買いました.
http://www.caslon.co.uk/html/adana.html
http://www.robundo.com/adana-press-club/manifesto/p01.html

第三回 溝活版展

4月1日(火)〜26日(土)
12:30-18:30
ウィリアム モリス[Cafe & Gallery]
渋谷区渋谷1-6-4 The Neat青山2F
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今日、御案内をいただきました。
横溝さんはかつてエフェメラのメンバーで、活版の大先輩。たのしい作品が多いのです。活版ファンは必見。

活版ブーム

ブームはどこまでいくの?
先日、朗文堂の片塩さんから、お電話をいただいて!どうしてもって、頼まれてしまって!(断れない状況)
「活版少年」の作品が少し展示されます。今日、押し入れから引っぱり出してきました(なつかしい貴重品)。20年以上も前の活版のお遊び作品。でもHaas/Stempelから取り寄せた活字やっぱいいね。本物!
ABCの篠原さんも「ブックフェス」がんばってるし〜〜。見に行ってください。
http://www.robundo.com/adana/news/extra1.html

梅原印刷

驚くべき活版印刷屋の廃業。
仙台に関西の手法のハンドセットの印刷屋があった(ステッキを使用しない)。うわさには聞いていたのだが、今月いっぱいで真っ更になる。最後を見てきた。地下の部屋の壁はすだれケースでぎっしり。今まで見たことのないプロポーションの格子、相当古いものだ。
印刷機は3台、中でも、とても年季が入った平台は特殊な法令用紙を刷ってきたものらしい。黒光りして生きもものよう。見ているだけで感動する。
すべてスクラップになってしまう。心臓がしめつけられた。

活版の学校

今、朗文堂の片塩さんと電話でお話ししてました。
朗文堂のサイトとLinkを張ってくださるそうです。うれしいな。
http://www.robundo.com/adana/lessons/lessons.html
そこで出た話:
活版の学校がたくさんできるそうです。
1. 銀座の「中村活字」
2. 九州の「長崎県印刷工業組合」
3. 仙台の「smt活版研究会」>4月から月一回で、ぼくのクラスを予定(まだ全然決まっていないけど、組版中心?)
そして
4. 朗文堂の教室!ここはadanaの使用リテラシーっということでしょうか、操作の基本ということでした。。。ぼくも参加したいって言ったら、ダメですって(; 😉
白金の「T.S._g」っは?て聞かれて。
ぼくのとこはもちろん活版ありますが、、、スイス・タイポグラフィですから
活版をさわるまでに、いろいろありますって。
ところで気になるAdana21-Jのお値段は4月に発表らしいです!たのしみ〜〜。

adana-21j

先ほど、片塩さんから電話をいただいた。ぼくの掲示板*が悲惨な状態なことを悲しんでくれてました。うれしかった。
さて朗報。adana-21jという活版印刷機が登場する。adanaオリジナルより性能がいいということ。それも国産。。。彼でないとできない仕事ですね(^^)近々発売されることでしょう。
びっくりしたのはロンドンからJames Mosleyが来日している。朗文堂でちょうど時を同じくして、タイミングよくその活版印刷機の調整をされていったらしい。会いたいけど、ものすごく忙しくて。。。会えたら1983年以来なのに。。。
*この日が事実上、掲示板の最後でした。