講談社刊『ちょっとしたものの言い方』

ついでについつい見てしまった。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/detail/-/books/
4062049023/reviews/ref=cm_rev_more_2/503-2075562-6328733

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/detail/offer-listing/-/
4062049023/all/ref=sdp_srli_u/503-2075562-6328733

なんと¥1なんですね。たしか15刷?までいったとおもいます。この子たちは、よくここまで生き残ったものだ。で、
http://www.aguni.com/hon/back/141.html
■「書店を面白くするためノウハウ」/掩耳
ある天才的書店員の仕事
というとこに、すごい話が載っていた。

阪急コミュニケーションズ刊『おしゃべり用心理ゲーム』新版

昨日、見本本ができあがった!『おしゃべり用心理ゲーム』という本が新版として出る(内容はほんの一部が変更)。デザインは見えないところをいじっています。この本は実はぼくのブックデザイナーとしてのデビュー作ともいっていい仕事だ。18年前この本が世に出なかったら、ぼくはこのようなことをしていなかったかもしれない。本文は精興社明朝。実にへんな組をしている。この本を講談社の古屋さんが見て、ぼくを呼んでくださったのが事の始まりだった。シリーズは全3巻、ひとつひとつ、たくさんの思い出が詰まってる。50万部も売れて、当時似たテレビ番組までが登場し、ネタをパクった。オリジナルはなんとなく品がいいし、当時、開高健が絶賛してくれたのさ。これが最近まで流行っている心理本のブームを作ったのだ。
24日には3巻揃って、全国の店頭に並ぶ。
http://books.hankyu-com.co.jp/_ISBNfolder/ISBN_62000/
06218_game1/game1.html

http://books.hankyu-com.co.jp/_ISBNfolder/ISBN_62000/
06219_game2/game2.html

http://books.hankyu-com.co.jp/_ISBNfolder/ISBN_62000/
06220_game3/game3.html

常識ですが、帯は編集者のもの。

希望塾@DNP/Ginza

そういえば、希望塾事務局から受講者みなさんのアンケートが届いていました。仕事が終わってからチョコチョコ読んでいましたが、いろいろな方々がいらっしゃいます。おおまかには授業内容を考えていたのだけど、これを参考にして、ディテールを作り上げていこうと思っています。今まで多くの授業やワークショップを作り上げてきたけど、今度はけっこうむずかしい。緊張する。
http://www.transart.co.jp/bookguide/index02.html
に手厳しいコメントが載っていた。〔F-35〕
*タイポグラフィの実験のつもりのようだが、単なる失敗作。

ことば

今朝の日経。京都大学の早石修先生のすばらしいことばが載っている。
Today is the first day of the rest of your life.
人生はこれからだ。今日からまたがんばればいい。ところで、あと数時間後から、青森は困ったことになる。

うれしいこと

昨日、たいへんうれしいことがあった。ちょうど20年前ひとりで仕事を青山で始めてまもなく、頂いた仕事。和菓子屋さんの包装紙。たった一枚の包装紙だったのだけど、ものすごく苦労してつくったものだった。今でも気に入っていただいてて、使いやすくて、全く同じものを使ってくださっているのだそうだ。どんな大きな賞をいただくより、うれしい。ほんとうにうれしい。あの当時は全然お金がなくて、大変だった。仕事もなかったので、すごく思い出深い仕事です。
新子安の桃太郎
http://www.vantec.co.jp/isd/tsukin0b.htm#momotaro

PSEのこと

まず、ビンテージ。その人その人によって、ものに対する価値が違うと思うんだけど。ひとつにするって、ファシズム。もちろん、市場で貴重価値があると認められて、高価なものが一般的にはそれなのだけど、大変複雑な価値感とぼくは思う。所持する人によって、その価値も当然違ってくるから、製造年だけで判断するって?(つまり、これを決めた人は全然分かっていないのだ。とにかく、いいかげんに過去の遺産を葬ることばかり考えてる)ぼく個人的には、仕事で使ったことがある品、思い出の品、心がこもった人から人への品、欲しかったけど手に入れられないでいる品、またはそれらと同じ中古品は、相場でいくら安いものであっても、その人によってはかけがいのないもの。当然まだ使えるものであったら、最後まで愛情をかけて使うのが「ひと」と「もの」の一番いい関係ではなでしょうか。これは常識だと思う。
767はぼくが持ってる最古のオーディオだけど、その他大切にしている電化製品は山程!日常生活に欠かせないいろいろなもの。以前、坂本さんからのメールで、ずーと使っていたブラウンのシェーバーが壊れた時の買い換えの話を思い出していた。。。もし、活版印刷機が電動だったら、すべて日本から消えることになる。ぞっとする悪法。なんと恐ろしい世の中だ。憲法9条が消える時の前兆?754にも書いたけど、金の使い方がマヒしている国家公務員には分からないのだろう。大量のゴミを作って、新しいものをどんどん作って売って、捨てればいいと思っているクズ野郎。それと、PSE用の検査機器が調達できない状態って、どういうこと?はっきりいって産業に関わる資格がないと思いますね。
このことは良質のデザインの価値観とも深く関係がある大切なことだと思う。ものをつくり出し、世の中でどのように存在していくのか、根本の問題。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/
20060323k0000e040051000c.html