「写植のうた」

http://ryougetsu.hp.infoseek.co.jp/uta.html
ぼくは全く知らなかったのですが、これと思うのですが、今、知人から電話をもらいまして、オリジナルを探しているそうなのです。情報をお持ちの方、ぜひコメントいただけますでしょうか?どうぞよろしくお願いいたします。

「鷹」追加、「鬱」削除を 新常用漢字表に一般意見

>>>FYI
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009060201000573.html
「岡」「俺」など191字を追加し、「匁」など5字を削除した「新常用漢字表」(仮称)の試案に対して、「鷹」の追加や「鬱」の削除を求めるなど、約220件の意見が一般から寄せられ、文化審議会漢字小委員会で2日、これらを基にした本格的な議論が始まった。小委員会は9月に試案を再度まとめる。
表に追加すべきだとの意見があった漢字は302字。東京都三鷹市などが意見書を出した「鷹」が22件でトップ。「障害」に代えて「障碍」を使えるよう「碍」を要望する意見も20件あったほか、「睦」が9件、「柿」「迂」「哺」がいずれも8件の要望があった。
試案から削除を求める意見で最も多かったのは「鬱」(11件)。「顎」(10件)、「聘」(9件)が続き、筆画数の多い漢字が上位になった。
地名を常用漢字に入れないとの従前のルールは守るべきだとして「埼」(9件)、「阪」「阜」「栃」「茨」(いずれも8件)など都道府県名に使う漢字を削除する要望もあった。
2009/06/02 17:11 【共同通信】
常用漢字表(2008年7月15日)法令や公用文書、新聞、雑誌、放送など一般の社会生活で、現代の国語を書き表す場合の漢字使用の目安。国語審議会が1981年に答申した1945字を政府として採択、告示した。ほかにも漢字使用の目安や基準としては、小学校6年間で学ぶ教育漢字(1006字)、常用漢字に含まれないが戸籍に記載できる人名用漢字(983字)、コンピューターで処理するために規格を定めたJIS漢字(第1水準2965字、第2水準3390字)などがある。

「グリッドシステムを否定できるか、空白の10年」

クローゼットに、大切に包んで積んである昔関わった号の『デザインの現場』のストック分を手放している。
そのような矢先、あるブログをおしえてもらった。
…なぜかとっておいた数少ない雑誌の一冊がこれだった。10年前の『デザインの現場』1997年6月号。特集「文字とレイアウト」。…
たいへんうれしかった。この号のこの記事から、ぼくはタイポグラフィの一般論を記事にするようになった(未熟だった)。この号は企画にも加わった、ぼくのマイルストーン。
グリッドシステムについて、近いうちに、明快な答えを書きたい。と思っている。
http://d.hatena.ne.jp/elmikamino/20080319/1205916275

好きなカタカナ

これおもしろい!ほんと意味不明。
http://getnews.jp/archives/9852#more-9852
あなたが好きなカタカナは何ですか? というアンケートを1000人に実施! カタカナだって、人によって好き嫌いがあるはずなのだ! その興味深い結果は次のとおり!
1位 ア 51票 (5.1%)
2位 ポ 44票 (4.4%)
3位 ヴ 41票 (4.1%)
4位 マ 38票 (3.8%)
5位 ミ 37票 (3.7%)
6位 ヌ 35票 (3.5%)
7位 ノ 33票 (3.3%)
8位 ラ 27票 (2.7%)
9位 イ 27票 (2.7%)
10位 ル 26票 (2.6%)

2月のABCはタイポグラフィ盛り

『日本語活字ものがたり』(誠文堂新光社)刊行記念トークショー
出演:小宮山博史 × 鳥海修(字游工房) 進行:川畑直道
「活字デザイン今昔」
■2009年2月8日(日)13:00〜15:00(開場12:30〜)
■会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
■定員:120名様
■入場料: 700円(税込)
『アイデア No.333 特集「エミール・ルーダー」』刊行記念トークショー
「エミール・ルーダー そのタイポグラフィと哲学」
出演:ヘルムート・シュミット,山本太郎,室賀清徳(アイデア)
■2009年2月14日(土)17:00〜19:00(開場16:30〜)
■会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
■定員:120名様
■入場料:700円(税込)

藤沢周平の句読点法

熱い大根を食うオノマトペが「あふあふ」。これだけでも<やってくれた>なのに、前後をよく見ていただきたい。この作家、「言う」という動詞はいつも漢字書きだが、ここでは平仮名を使っている。だから、「ったままあふあふいって」とずらり仮名がならび、しかも「まま」と「あふあふ」のあいだにあっていい読点がない。読者はオノマトペを、声には出さぬが頭のなかで音読する。したがって、ここは大変読みづらい。それこそあふあふいって読まねばならない。だが、読みおえるとすぐ、「熱くてうまかった」とつづくのである。つまり、読者はくわされたのだ。平四郎といっしょに、熱い大根の煮しめをあふあふ食わされてしまったのである。…
 (翻訳家の村上博基氏の解説から)
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日本語の句読点法は,実に深い...そして人間臭くって,生活臭くって,たのしい.いろいろな面で読み返すと藤沢さんの偉大さを知ることができます.

CD-ROM「グリッドシステムにおけるレイアウトの展開」

ここのとこ、平澤くんとグリッドシステムを駆使したレイアウトの仕事が佳境になっている。白金の学校でも「グリッド」についてのやりとりが多い中、最も分かりやすいものをと、本棚やダンボール箱をゴソゴソやっていた。
ふっ、と思い出した。「グリッドシステムにおけるレイアウトの展開 ver1.1」
今見ると、卒研でここまで、よく作り込んだなと感心してみていた。1998年制作、もう10年前か!InDesign CS3を駆使して、現状のこのようなものが存在したらすごいと思う。
この年はうちの研究室から、これと「Akzidenz Grotesk Light Move」ふたりの最優秀賞だった。なつかしい。

日本語フォントの本,最近

誠文堂新光社 アイデア別冊 基本日本語活字見本集成

毎日コミュニケーションズ +DESIGNING フォントブック
の2冊をテーブルに並べて,ぼくのところに来てくれた若い人たちに本の意見を聞いています.いろいろな意見が出てたのしい.これからもっとたくさんの日本語フォントの本が出るといいなっと思っています.