pp.14, 15からの抜粋
お茶の味:古田織部⇄浅野幸長
一、うす茶はいかにもそそう(粗相=利休好み)に、
武者小路(有隣斎)
作意のないさらりとしたおどろくくらい手ばやく点てる
茶の気が失せぬ工夫
表
雲がすぐ消えるように脚が速い=雲脚茶(うんぎゃくちゃ)
泡を一面にたてない
粗相の茶の趣
一、こい茶の時は、柄杓に湯一はいよし、すくなきは悪く候、
宗旦の濃茶はゆるかった。
右手で茶を練り、左手は茶碗に添えなかった
織部から濃くなった。湯を注ぐことを一度で済ませた
茶の量と湯の量は決まっているので(計りやすい)