第30回 松月堂古流華展

本日 青山リピーナ4階 10時〜16時展示しておりました。授業の前、午前中ギリギリまで会場に。花は見ていて、無限大。時間を忘れてしまう。
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また家元から、直にご指導を、、、葉組について。
筑峯亭の木苺の枝振りというか、伸びてゆく様と芽吹きの緑が眼に焼きついて。生命を感じる春です。

花は正直

昔、ぼくのことをすてた女の人(薔薇の盆栽)に山あじさいの苗をプレゼントしてしまったことがあった。(しまった!)
かわいい花芽がついたのを、偶然、打ち合わせの近所の花屋でみつけて、、、あの頃は、とても忙しかった。
今にしておもうと、きっと、もっと、きらわれたのかもしれない。彼女、なんか異様にロック好きだったし。(微笑)
http://www.mirror.co.uk/celebs/news/2011/09/14/madonna-responds-after-hydrangea-hysteria-with-funny-new-video-115875-23418705/
花をあんな扱い、むごいことをなさるものだ。(jokeなんでしょうけど、やっていいこと?)
山で、いろいろなあじさいを育てています。山あじさいの小さな芽が出たときは、感動。bill evansのよう。たまにはぼくだって、質のいいロックは聞きますよ。古いステレオ、大音量で。(大笑)
山では、なぜか、都会のあじさいは咲かない。

上巳(じょうし)の花

桃の花一色を以て生ける。
とても難しかった。枝に表と裏がある。葉が全くない蕾だらけの枝を、三体による構成、天地二歩缺け、四六の割で。。。
まず、正花と令がちゃんと花器の中で立たない。家元がちょっとためると不思議、一発で決まる。
精神統一しなさい。っと。ウ〜〜、深い。

松月堂古流展

10月31日 笹の雪4階 10時〜16時に展示しております。どなたでもご覧頂けます。なんと、実家の近所で!
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家元から、直にご指導を。。。
五色の菊とは、花の白、黄、赤、葉の緑そして花器の黒。そして細かいコンポジションの配慮。なんと、極めることはすばらしい!これが真の重陽の節句。

草食系男子と肉食系男子、なぜ男をふたつに分けるの?それって差別でしょ、ちがうかな?ほんと失礼な。
東大教授もそういうことを話題にするとは、ほんと世も末だねっ。
松月堂古流百瓶
さっ、お盆休み、草木とともに。

山草の花 03

節黒仙翁 (フシグロセンノウ)
おふくろと犬を無事、山に。。。日帰りとんぼ返りで。。。東京の夕空、雲がきれい。夏本番。
まだ、0章、InDesignいじっている。
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ワッ!江東区かなっ?真っ正面に花火。。。小さいけど。。。
〜〜〜 おもわずtwitterしちゃいました。

松月堂古流 五冊

明治28年写シ
「初伝」
「骨体秘訣」
「骨体九品秘伝」
「分体秘伝」
「奥義花王丹秘伝」
五大坊牧水写本を手に入れました。原典に近いと思う。
やはり、枝についてはラギッドに通じるものが。。。深い。
正確には、訳されていないので、、、辞書と。。。フ〜、古語、学生のときちゃんとやっておくべきでした!
朱で入ったト書きみたいのが、じつにイイ!!