「印刷の家」活字見本帳

THE SPECIMEN OF
TYPEFACES
Printing House
をある方が譲ってくださいました。
凸版の印刷博物館、初の見本帳です。中は
カード形式でタイトルページと52葉からなっています。
今回は関係者向きということで、入手がむずかしいそうですが、
関係者の努力でここまで作るというのは、たいへんなことだったろうな、と想像しています。
ひとつひとつ作り上げていくことが重要なのでしょう。
http://www.printing-museum.org/blog/html/modules/wordpress/index.php?p=325

宋朝体

ちょっと日本語の文字と組について調べ出して,昔箱に突っ込んであった資料を整理していたら,美しいものがでてきました!
20080218-森川龍文堂.jpg
もちろん活版刷りで,ちょっとかなに癖のある宋朝体.でもものすごく美しい本文組です.うっとり.
小さな書物ですが内容も親と子,生きる.先代の人はいいことを残して,今でも光っています.
『國譯孝經 父母恩重經』
森川龍文堂刊
昭和十六年十月二十日発行

お詫びと訂正

デザ現 10月号「書体の選び方」がもう書店に並んでいると思います。ぼくは040-043ページに書いてますが、
041ページの「アンドレ・ガートラー」は朱字が直ってなくて「アンドレ・ギュルトラー」です。

D&P originals

今朝、ものすごくよいことがあった。興奮!研究室を片付けていたら、なんと突然、長年の失せものが出てきた!Univers, MeridienなどD&P活字発売当時のパンフレット(見本帳)集めていたものが出てきた!ほとんどが、ペイニョおじいさんと出会った時、1988年パリの古本屋で見つけたもの。なんであんなとこにしまったのだろう。。。(ぼくは時々予測がつかない行動をする)『タ読方』に載せたかったので、2000年頃ものすごく探して、なくて、なくて、、、あきらめていたものでした。う れ し い 。しみじみ、しばし、Universオリジナルを見入ってしまった。う つ く し ぃ 。