杉浦康平 CD「アジアのかたち アジアのこころ」1+2

昨晩,羽原先生のお宅でこのCDをじっくりとお聞きした.内容はNHKラジオ深夜便で10月23日と24日に放送されたもの.よくまとまっていた.ぼくは中学生ぐらいのころから,いつも書店がたのしみで,それは杉浦さんのデザインされたものが気になっていたのですが(デザイナーの名前は相当後になって知ることになるのですが…),全く理解できないで眺めるだけだった.
デザインの仕事をはじめて,すこしずつ理解できてきたつもりだが,まだまだ(ぼくには森羅万象すぎて).強烈な印象は1984年にサイエンスの論文「多面体を折りたたむ」のデザイン担当がぼくになって.当時,森デザイン研究室のデザイナーだったのだけど毎週一回,杉浦事務所に通ったときのことです.杉浦さんの背後にマンダラが掛けてあり,それが光輪のようだった.ことでしょうか...
さて,放送の中では,「森の呼吸/ホタル」「自然の借りもの」「ウルム体験」という項がすごく気になってて,特にウルムでのvielleichtの話はぼくの実体験と同じで,共感できました.

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