「AERA」3.30号 79ページに姜尚中さんが、日本の英語教育と洋書に対する姿勢のようなことを、書いている。正しいと思う。
しかし、ちょっと個人的に付け加えたいのですが、翻訳の本。特に邦訳というのは、特殊なような感じがしてならないのです。その翻訳者の解釈、また、その時代の日本語への理解度というのでしょうか、翻訳や監修で日本というフィルターを通すことになる。これはもちろんベースはオリジナルにあるのですが、独自の世界になると思います。したがって、これを別のものとして読み、自分のものとすることは、違った意味で重要なことと思います。