すごい。試作の茶杓がざっと二十本以上。ほとんどが珍しい木材の無節、、、よりどりみどりぼくは二つ頂いた。
- 紫竹にて、二つ節(うちの茶杓では初)。
長さ:19.8cm
「松風」と銘をつけた。二箇所あることからシューシューと釜音が聴こえる。 - 桜木にて、表の節の部分に幅をもたせて木肌を象嵌のようにしてある(ちょうど小降りの棗の直径にピタリと合う。乗せると白い部分が際立って美しい)。
長さ:18.8cm
「雪卯櫻」と銘をつけた。
今日の稽古の茶壷口覆が花兎金襴(うさぎ)だったので。白と茶色のコントラストをうさぎに見立て。
いずれも藤掛宗豊作。早速、自主稽古で使用してみることにする。