このレコードは、ぼくの人生のかなりの心臓部です。
高校の時から、フランス映画に狂っていたし、全然ダメだったんだけど広尾に住んでいたフランス大使館の秘書の方に会話を習いに通っていたし、おじいちゃんのアールデコ展出品のことや、ボサノバは辺貞とかJobim周辺の名曲で日常的に耳馴染みだったし、1978年には生まれて初めての外国Parisに一人で行って、かぶれまくっていた(この頃吸ってたタバコは両切りのGauloises=ソニービルで買ってきてw)。当時は周りのみんなほとんどがアメリカに向いていだんだけど、違う視点のユキヒロ中心のこのレコードが、当時すごく刺激になって相まって、再び 1983年にパリ。ペイニョに会いに行ったのが、ぼくのスタートライン。とにかく、いい!このレコードは時々引っぱり出しては針を落としている。大好き、ちょっとでも出会えてよかった。ぼくにとってユキヒロは音楽人というより決め手を備えた文化人。(à Jean Cormier)なんかは至極+エミとロロw
https://www.discogs.com/ja/release/1993257-Pierre-Barouh-Le-Pollen