執筆は即中斎、兼中斎(宗心)が箱書きをしている。新しい箱か。表装はウブ。とにかく時代が違う。皆中者が二代にわたって所持していたのか?謎。驚くべき点はこの「お記録」に家元の花押が書かれていることだ。初めて見た。
科栄 一
富子
宗久
千真子 一
富沙子
とめ 一
光子 全
たか代 一
タカ
龍子 一
ほぼ女性。やはり10名か。たった一人が当てている。この方が堀内家の社中に関係しているのだろうか。この年は全く不明。3月17日に行われている。即中斎50歳、最も活躍している頃。
AIによると、「汾陽邸茶室見学会」というイベントの存在が確認されている。亭主はおそらく、惺斎の次女(即中斎の姉)で陽影会の創始者、茶道家 汾陽正子(かわみなみまさこ)の関連する特別な催しとして行われたのか?作家というよりは、菅田健三、数江教一をはじめ多くの茶に関わる文化人としての後進を育てた。自身は陶芸の茶道具や書、日本画そして鎌倉彫や竹細工など多才、今年10月に新宿柿傳にて懐古個展があったもよう。