『二天の窟』

  一切の飾りをとり去って……。
とそのとき武蔵は思ったのである。もとの孤独な兵法者に立ちもどって、おのれが歩いてきた道を顧み、おのれが仕上げた剣を凝視する。…今度の書きものには、そういう心の動きを強いるものがあったのである。

『見本帳から辿るI』

常設展 見本帖本店COLLECTION 特別展 ファインペーパーの代表「マーメイド」、「サーブル」、「パミス」を、今朝の授業の後に見てきました。久しぶりの竹尾。やはり、昔の見本帳は「紙の心」が感じられて、何かがいい。海外のも、じっくり見入ってしまった。
前から欲しかった『竹尾ファインペーパーの歩み、、、』いただきました。うれしかった。