茶室の陰陽と五行

表千家でなく
裏千家十一代玄々斎家元の書から、炉にもまた五行がそのまま備わっているとした。
炉縁(木)
炭(火)
炉壇(土)
釜(金)
釜中の湯(水)
冬季の炉は風炉の変形として、日本の庶民が囲炉裏を囲む習慣をとり入れられたとされ、完成させたのは千利休。
5月から、本格的な形式にもどり、点前は風炉を使用する。
炉縁の替わりに塗り物の板(木)か瓦(土)の敷物どちらか。
シンプルに釜と風炉は鉄(金)でいきたい。
(裏千家の正式は土風炉だそうですが)
広間では華やか目なもの、小間ではわびたものを使うことが多いのだが、、、
灰形、すばらしい。灰を土とみたてれば、、、
「丹精なさったお灰ですね」、、、火事で灰を持って逃げるともいうし。

wikipedia_イタリック体

偶然見つけてくださいました。そしてどなたかが載せてくださいました。とてもうれしいです。
このように、自然に何気なく浸透していくことの美しさ。ぼくから一人歩きしていく本。とても望んでいたことです。
思えば、ぼくの50歳の誕生日にワインガルトとイスタンブールに一緒に旅をした時に、彼のポロっと出た一言からはじまった本でした。東洋と西洋のハザマでのひととき。
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長谷川利行旅

真似ができない真の芸術家。こういうひといなくなった。
http://www.nhk.or.jp/nichibi-blog/400/264844.html
「おばけ煙突」がないのが、残念。
http://www.senjumonogatari.com/obakeentotu.htm
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七里ガ浜の家

この世にはとても不思議なことが。忘れていたのですが、昨晩の夢に。探していたら、突然ふとんから飛び起きてきて、びっくりした。あの家より大きかったけど。薄暗い部屋の壁に新作が何枚も貼ってあった。なつかしい家、西武住宅地分譲開始は1966年でしたか。

三酸図

金沢美術工芸大学附属図書館・絵手本データベース
大森善清画『絵本唐紅』(元禄末年刊・1700頃)
The Sung allegory of the Three Vinegar Tasters explains admirably the trend of the three doctrines. Sakyamuni, Confucius, and Laotse once stood before a jar of vinegar–the emblem of life–and each dipped in his finger to taste the brew. The matter-of-fact Confucius found it sour, the Buddha called it bitter, and Laotse pronounced it sweet.
宋代の譬へ話に「三人の酢を味ふ者」といふのがあるが、三教義の傾向を實に立派に説明してゐる。昔、釋迦牟尼、孔子、老子が人生の象徴酢瓶の前に立つて、各々指を浸けてそれを味つた。實際的な孔子はそれが酸いと知り、佛陀はそれを苦いと呼び、老子はそれを甘いと言つた。p.50