梅雨のひとときを活版@smt

新生、カッパンのHPですね。。。デザイン変わったのかな?仙台のみなさんがほんとうに元気になってきて、自身で一つ一つ作り上げていらっしゃる姿が瞼に焼き付いています。それにしても若い力がかかせません。たのもしい人たちが。
ぼくは指一本も触れず、ここまでに!ほんと幸せです。カッパンには不思議な力が!
理事長さんもすてきな方です。ぼくの本を大切にしてくださっていると聞きました。
http://www.smt.jp/diary/2012/0610/
次回は8月!

『タイポグラフィ・ハンドブック』now on sale

無事、書店に並びました!!!
よかった、東京直下型大地震、第二の原発事故の前で。ぼくのあたまの中の一部が、かたちになり、残りました。
この本は、前職を続けていたら、できなかったでしょうね。みなさん、どうもありがとうございました。この5年間苦しい時とても多くの方々のご支援をいただきました。ここに御礼申し上げます。
さっ、次の本に向けて(次はスイス)、、、いつになるか分かりませんがw

木のスプーンを作ろう

http://www.konicaminolta.jp/plaza/schedule/2012july/moretrees/index.html
国産ヒノキ材を使ってスプーンを作る木工ワークショップを開催します。
【日時】2012年7月16日(月)
【会場】コニカミノルタプラザ
新宿区新宿3-26-11 新宿高野ビル4F TEL03-3225-5001
【参加方法】事前WEB登録 ※定員を超えた場合は抽選
【対象年齢】小学生以上 (小学生は要保護者同伴)
==
木工の基本。歴史的には北欧の木製スプーンは名作でいっぱいですよね。
ちびっこもできるのかな? なんかすごいな!

ドイツ発:大飯再稼働中止を求める公式意見書

綿野翠さんのfbからの転載です:
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6/8付、ドイツ連邦議会「緑の党/同盟90」議員団による大飯再稼働中止を求める公式意見書です。薔薇、または陽だまりの猫というBlogより転載許可を貰っています。既出でしたら削除しますので指摘して下さい。
ドイツ連邦議会「緑の党/同盟90」議員団による大飯再稼働中止を求める公式意見書
連邦議会院内会派代表(レナテ・キュナスト、ユルゲン・トリティーン、ベーベル・ヘーン3氏の共同声明)
提出先: 日本政府(野田総理および関係4閣僚)、福井県西川知事、滋賀県嘉田知事、福井県原子力安全専門委員会
レナテ・キュナスト
ユルゲン・トリティーン
「緑の党/同盟90」連邦議会院内会派代表
ベーベル・ヘーン
「緑の党/同盟90」連邦議会院内会派副代表
野田佳彦内閣総理大臣殿
藤村修官房長官殿
枝野幸男経済産業大臣殿
細野豪志環境大臣殿
西川一誠福井県知事殿
嘉田由紀子滋賀県知事殿
泉佳伸福井県原子力安全専門委員殿
田島俊彦福井県原子力安全専門委員殿
飯井俊行福井県原子力安全専門委員殿
岩崎行玄福井県原子力安全専門委員殿
2012年6月8日
  記
福井県の大飯原発3・4号炉の再稼働の決定が下されようとしていることは、ドイツに住む多くの人々に大きな不安をもたらしています。ここに私たちの思いをお伝え致します。
世界に冠たる工業国である日本国は、ここ1ヶ月以上にわたり原子力なしで電気を充足させておられます。これこそ世界にとって原子力の危険なき未来の希望であります。そのため、大飯原発の再稼働問題は国際的な注目を集めています。
原子力の危険性が人間と自然の対処しうる限度を超えたものであること、そして被害が国境で留まるものでないことを、福島原発事故が改めて証明いたしました。そこからの結論として、ドイツは幅広い社会的合意の下、原子力から完全に撤退することを決定いたしました。
私たちの経験が示すように、原子力の代わりに再生可能エネルギーとエネルギー効率性の向上によってエネルギーを充足させることは可能なだけでなく、大きな経済的利益と数十万の雇用をもたらすものであります。
従って、大飯原発3・4号炉の再稼働に対しての同意を撤回して下さるよう、私たちは強く要請致します。私たちと共に原子力時代の幕を下ろしましょう。共にエネルギー変革の機会を捉え、お互いの進歩と経験から利益を分かち合おうではありませんか。(以上)
翻訳責任 朴勝俊(関西学院大学准教授)
高田知行(ドイツ連邦共和国公認翻訳士/アトムフリー・ヤーパン代表)
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Renate Künast
Jürgen Trittin
FRAKTIONSVORSITZENDE BÜNDNIS 90/DIEGRÜNEN
Bärbel Höhn
STELLVERTRETENDE FRAKTIONSVORSITZENDE BÜNDNIS 90/DIEGRÜNEN
RENATE KÜNAST JÜRGEN TRITTIN PLATZ DER REPUBLIK 1 11011 BERLIN
An:
S.E. Yoshihiko NODA, Premierminister von Japan,
Osamu FUJIMURA, Generalsekretär der Regierung,
Yukio EDANO, Minister fürWirtschaft, Handel und Industrie,
Gōshi HOSONO, Umweltminister,
Issei NISHIKAWA, Gouverneur von Fukui,
Yukiko KADA, Gouverneurin von Shiga,
Yoshinobu IZUMI, Mitglied der Atomsicherheitskommission,
Toshihiko TAJIMA, Mitglied der Atomsicherheitskommission,
Toshiyuki MESHII, Mitglied der Atomsicherheitskommission,
Yukimoto IWASAKI, Mitglied der Atomsicherheitskommission,
Sehr geehrte Exzellenz,
Sehr geehrte Damen und Herren,
wir wenden uns an Sie, weil die anstehende Entscheidung über dieWiederinbetriebnahme der Atomreaktoren Oi 3 und Oi 4 in der Region Fukui uns und viele Menschen in Deutschland bewegt.
Japan als führende Industrienation kommt nun schon seit über einem Monat ohne Atomkraft aus. Das hat in allerWelt die Hoffnung auf eine Zukunft ohne die Gefahren der Atomkraft beflügelt. Deshalb wird die Frage des Neustarts der Reaktoren in Oi international große Beachtung finden.
Die Reaktorkatastrophe von Fukushima hat aufs Neue bewiesen, dass die Risiken der Atomenergie für Mensch und Natur nicht beherrschbar sind und nicht an Landesgrenzen Halt machen. Als Konsequenz aus dieser Erkenntnis hat Deutschland in einem breiten gesellschaftlichen Konsens beschlossen, vollständig aus der Atomkraft
auszusteigen.
Unsere Erfahrung zeigt, dass die Ersetzung der Atomkraft durch erneuerbare Energien und Energieeffizienz nicht nur möglich ist, sondern auch große wirtschaftliche Vorteile und Hunderttausende neuer Arbeitsplätzemit sich bringt.
Deshalb möchten wir Sie bitten, der geplantenWiederinbetriebnahme der Atomreaktoren Oi 3 und Oi 4 Ihre Zustimmung zu versagen. Lassen Sie uns gemeinsam das Atomzeitalter beenden. Lassen Sie uns gemeinsam die Chancen der Energiewende ergreifen und von unseren wechselseitigen Erfahrungen und Fortschritten
profitieren!
Mit freundlichen Grüßen

立花登の愛読書

中神琴溪『生生堂傷寒約言』
畑黄山『斥医断』http://archive.wul.waseda.ac.jp/kosho/ya09/ya09_00496/ya09_00496.pdf
山脇東洋『蔵志』http://www.city.koga.ibaraki.jp/rekihaku/kikaku10/1-1/kura1.htm
宇田川玄真『医範提綱』http://www.kufs.ac.jp/toshokan/gallery/data16.htm
「牢屋敷の詰所で、ひまを盗んで読んでいたころの方が、頭に入ったと思うほどだった。」

『タイポグラフィ・ハンドブック』目次

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http://www.amazon.co.jp/タイポグラフィ・ハンドブック-小泉-均/dp/4327377325/
アルファベットの構成要素
日本人の視点
第1章 アルファベットを見る力と各グリフの特徴と名称
カーブを見る力
カウンターを見る力
グリフ
分類法
エレメントの名称
ローマン体と変遷
抑揚とセリフ
サンセリフ書体の変遷
ターミナルのカットの角度
ヒューマニストのあり方
幾何学的なモダニズム
スクリプト書体
ブラックレター書体
タイプライター書体
ステンシル書体
第2章 タイポグラフィに関係する人々と組見本の比較
タイポグラフィの重要人物
組見本_53書体
パングラムとイソグラム
第3章 アルファベットを組むための基本的な仕組みと方法
スケールと単位
文字のサイズ
ポイント尺
ユニットとセット幅
スペースとインテル
レタースペース
スペーシングの視覚調整
微細なスペーシング
ワードスペース
ハイフネーション
ジャスティファイド
ラギッド
センタード
行間
組幅
行送りの相互調整
字数計算チャート
アルファベットレングス
活字調整表
パラグラフ
文字の差異のつけ方
見出しの階層
大文字の扱い方
第4章 本文組の基本的な考え方とページレイアウト
貴金属比
フィボナッチ数
アスペクト比
ブックフォーマット
版面の決定
ノンブル位置の決め方
ページプロポーション
グリッドシステムの基本
グリッドの基準線に揃える方法
マルチカラム
カラムのコントラスト
本文の流れ
表組
罫表組
第5章 文字の発展と技術的なプラットフォームの変革
タイムライン
活字彫刻機
自動活字鋳造植字機
写真植字
タイプライター
セレクトリックタイプライター
フォントファミリー
ビットマップフォント
アウトラインフォント
テフ/メタフォント
オプティカルサイズ
ウェブフォント
ランダムフォント
アイコン
キー配列
アスキーとキーコンビネーション
第6章 アルファベットと和文の文字との関係と可読性
基準線/並び線
ハイトによる差別化
大きめにみえる書体
視覚的対等化
日本語組版の基本
日本語グリッド
ヨコ組用かなとタテ組用かな
混植の相対的な位置
タテ組混植の相対的な位置
タテ組の基盤
漢字とかなのエレメント
フトコロと大きさ
漢字の性格
かなレングス
和文組版の禁則
行末調整
可読性
タイポグラフィックマトリックス
第7章 媒体の規格とふさわしいものを選ぶための知識
国際規格のペーパーサイズ
アメリカのペーパーサイズ
日本特有の規格サイズ
海外特有の規格サイズ
国際規格の封筒サイズ
アメリカの封筒の機能
日本の封筒規格サイズ
端物印刷の規格サイズ
封筒の構造と名称
レターヘッドの折り方
和封筒(タテ書き) に適した折り方
日本の洋封筒(ヨコ書き) に適した折り方
洋封筒(ヨコ書き) に適した折り方
C 列の封筒に適した書類の折り方
郵便物宛名面の配置
C 列のためのタイポグラフィ
窓つき封筒
レターヘッドのタイポグラフィ
カードのタイポグラフィ
第8章 タイポグラフィ用語, 書体名, 企業名のリスト
タイポグラフィの専門用語
主な書体名リスト
主なフォントパブリッシャーと組織のリスト
タイプフェイスの知的所有権

Handbook of Typography: Contents

for Students and Practitioners
Elements
Perspective
1. Alphabet
Insight
Looking
Glyphs
Classifications
Terminology
Roman type
Stress and serifs
Sans serif
Terminals
Humanist
Geometric
Script
Blackletter
Typewriter face
Stencil typeface
2. Characters
Typogoers
Specimens/53 typefaces
Pangrams/Isograms
3. Treatments
Scales and units
Type size
Pica ruler
Unit and set width
Spacing and leading
Letter spacing
Controlling spacing
Spacing details
Word spacing
Hyphenation
Justified
Ragged
Centered
Line spacing
Line length
Cross alignment
Character count charts
Alphabet length
Copyfitting table
Paragraphs
Contrast
Hierarchy
Capitalization
4. Format
Metallic ratios
Fibonacci numbers
Aspect ratios
Book format
Type area
Page numbering
Page proportions
Grid systems
Fitting the grid field
Multi-columns
Column contrast
Text flow
Tabular information
Ruled tabular composition
5. Technology
Timeline
Cutting machine
Linecasting machine
Phototypesetting
Typewriter
IBM Selectric typewriter
Font family
Bitmap fonts
Outline fonts
TeX/Metafont
Optical size characteristics
Web fonts
Random fonts
Icons
Keyboard layouts
ASCII/Key combinations
6. Bilingualism
Reference lines
Differentiation with heights
Illusion of x-height
Optical equivalents
Japanese typesetting
Japanese grid system
Kana characters
Relative positions
Vertical typesetting
Bases of vertical text
Japanese terminology
Counters of kana
Kanji characters
Kana-length
Prohibition of Japanese typesetting
Line adjustment
Legibility
Typographic matrixes
7. Standards
International paper sizes
US paper sizes
Japanese DFS
Overseas DFS
International envelope sizes
US envelope styles
Japanese envelope sizes
Printed matter
Construction of envelopes
Letter folding
Folding for Japanese envelopes
Folding for Japanese Western-styles
Folding for Western-style envelopes
Folding for C series format envelopes
Address placement on postal matters
Typography for C series
Window envelopes
Typography for letterhead
Typography for calling cards
8. Glossary
Typographic terms
List of typefaces
List of font publishers and organizations
Intellectual property protection of typefaces