achille castiglioniを読み返しています。
身の回りを再考しながら、前にすこしずつ進む。
カルヴィーノ『なぜ古典を読むのか』の言葉にやはり、感動。
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『徒然草』の中で、吉田兼好が何度も何度も、飽きもせずにせずに繰り返していることがある。思い立ったら、時を移さずすぐに行動に移せ、ということだ。
[第九十二段]
…道を学する人、
夕には朝あらんことを思ひ、
朝には夕あらんことを思ひて、
重ねてねんごろに修せんことを期す。
いはんや一刹那のうちにおいて、
解怠の心あることを知らんや。
なんぞ、ただ今の一念に於いて、することの、
直ちに用ひること甚だ難き。
古典で原文は難解ですけど、ぼくも含め、途上にある人は読むべき本。ということを、最近知りました。