2007年の幸せ感

今年一年を振り返って.
たいへんな年でした.大学教授という任務を終えてから,一人で活動することになり,支えてくれた人がいます.
その人に心から感謝しています.
人生あまりこのような機会は多くないと思いますが,乗り切ることができました.
そして,今は自分の信念の方向に向かっていけるという,ちいさな幸せ感があります.(どうなるか全くの未知数です)
1.
ぼくのタイポグラフィ学校は世界に例をみない唯一の場です.受講者の方々もわかっていただきつつあり,幸せです.デザインを知り尽くした方も全く関わったことのない方も学び取れ,教えるぼくも毎日が精進です.
2.
20代でフリーのデザイナーを始めましたが,そのときの初心に戻れました.デザイナーとはどういう仕事なのだろう.今までの経験を認めてくださる人たちといっしょに作り上げていける幸せ.文字や出版物の尊さを感じ取れる仕事を探す旅なのだろう.そしてそのひとつ,スイス・タイポグラフィとは何か…をつくりはじめました.
3.
ぼくたちのまわりの問題.正面を向いて,他人事でなく意見を言っていかなくてはならないことがたくさんあります.次の世代の幸せのために.

2007年の幸せ感」への2件のフィードバック

  1. 長岡造形大学でお世話になりました
    馬場昭年です
    タイポグラフィーについて調べていたらいつの間にか先生のサイトに辿り着きました。今は企業でサイトを制作しています。最近は個人的に依頼も頂ける様になってきました
    色々なサイトを制作すればする程、文字の構成、彩度や明度のバランス等、基本がとても重要であると再認識しています。大学の授業は私の中ではとても意義のあるものであり、今も日々改善です
    先生が常に新しい方向に進まれている姿はとても眩くいですね。勇気を与えてもらえます。今後ともどうぞ宜しくお願いします_m(__)m_

  2. 馬場くん!あけましておめでとう!
    いやいや,そんなァ〜(^^;
    まわりの人のおかげなのですよ!
    ただ,大切なことは「自分はひとり」.
    磨き上げていきましょう.
    会いたいなぁ.
    ぼくは君のスケッチ,あの端ッコに描いてあったの...今でもハッキリ憶えてますよ.
    いい年のスタートだ!

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