>『タイポグラフィの読み方』改訂新版の件、
> 会社判断で今回は見送りとなりました。
> とても残念です。
> お力になれずにすみませんでした。
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新しい『タイポグラフィの読み方』は幻となりました。それでいいのだと思います。
これからは、ぼくでない「見方の本」の出現が、次世代には必要でしょう。。。できたらいろいろな。。。海外のように、もっとちゃんとした後継が育たなくては。
実は以前から、書き込みをしていますが、この話が出る前に『タイポグラフィの読み方』の次に進めている自身の本(タイポグラフィ実践編)があって、すでに2年(大学辞めて直後から)考えながら、原稿の断片をつくり、企画をあたためています。そちら一本に尽力できるので、ぼく自身、ふんぎりがつきました。これを完成させるまでは。。。
とても楽しみにしていたので残念です。自分の頭を刺激してくれた本だったので、新しい『タイポグラフィの読み方』本当に楽しみにしていました。
タイポグラフィ(実践編)は出版されるご予定はあるのでしょうか?
frydayさま:
そう言われますと,惜しいかな...ちょっと,負け惜しみっぽいですが,特別に,以下ぼくが出した企画です.
old:
0 タイポグラフィには分野がない
1 ●と■と線からはじめよう
2 文字と文字の間に神が宿る
3 文字がつくる面はテキスタイル
4 文字のエステは分業
×5 カタカナとヨコグミ
6 セミオティックスと漢字
×7 詩とコンクレーテ
8 タイポグラフィの解体
9 紙面に潜む立体を見よう
×10 バーゼルとチューリッヒ—グリッド・システム
11 実験と実際
×12 コンピュータは魔物
×+ 3つの手紙/付録
×はやめる.
new:
0 タイポグラフィには分野がない*>本文差し替え
1 ●と■と線からはじめよう*
2 文字と文字の間に神が宿る*
3 文字がつくる面はテキスタイル*
4 文字のエステは分業*
5 カナとかな=曲線>追加原稿
6 セミオティックスと漢字*
7 間と茶の美>新原稿
8 タイポグラフィの解体*
9 紙面に潜む立体を見よう*
10 グリッド・システムの進化>新原稿=すでにある未発表原稿
11 実験と実際*
12 動く文字(for WEB)>新原稿
+ スイスのレターヘッドと規格サイズ(C)
*は最大限,図版が入れ替わりますし,もちろん本文も手を入れます.10年経ちまして,ぼくもちょっと成長しました.
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実践編は考えただけでも,うずうずします!絶対出します!
ありがとうございます。実践編楽しみです!
こちらこそ.
実践編を至急,実現させます.
また,遠慮なく書き込んで下さいね.