ロマノ・ヘニ
活版印刷による本
1985−2008
タイポグラファ・デザイナーとしてバーゼル新聞やアートフェアのデザインを携わる傍ら、1985年以降スイスのバーゼルで活版印刷による本を制作しているロマノ・ヘニの国内初の個展が開催される。1956年にスイス・バーゼルに生れ、父もまたチューリッヒの印刷所の活版印刷職人であったヘニは、1970年代にバーゼル工芸美術学校で植字工・グラフィックデザイナーとしての教育を受けた後もバーゼルにとどまり、極めて精緻な組版技術と印刷工程から生まれる本を、自らの工房で今日までつくり続けている。リシツキーら初期モダニストらの視覚言語を彷彿とさせる作品、ラスコーの壁画に描かれたモチーフを活字の罫線(けいせん)で再現しようとした作品、文学作品の最後のセンテンスのみをつなぎ合わせた「テクストコラージュ」と活字の約物(やくもの)を組み合わせ、新たな意味を創りだした作品など、正統的な活版印刷の伝統と技術を尊重しつつ、いわゆる「スイスタイポグラフィ」の実験的アプローチを取り込んだ斬新なアプローチで制作に臨む。活版印刷のプロセス自体をテーマとしたもの、バーゼルでおこった大規模な化学災害をテーマにしたもの、カフカの短編を活版印刷の要素によって再解釈したもの、テクストコラージュなど、実験的な要素を織り込みながらも、活版やタイポグラフィの伝統的なアプローチへの配慮も欠かさない。
これまでに制作した本11点に加え、日本での展示にあわせて制作された新作を展示販売する。
会期:
2008年
8月12日(火)より24日(日)
12時より20時まで
月曜休み
会場:
リムアート
マルチプルスペース
150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3-1F
Organized by limArt and
Hirofumi Abe
http://www.limart.net/event/romano.html
1982

こりゃ、すごい部屋ですね。 ^^;
活版少年 for PRINTED EPHEMERA
作品リスト:
1982 夏号 No.4 「仮面の夜」
1982 クリスマス号 「アヴェマリア」
1983 春号 No.6 「はなのの」
1983 夏号 No.7 「水=水」
1983 クリスマス号 「Merry Christmas & H. B.」
1984 春号 No.9 「プレス紹介」
1984 クリスマス号 No.11 「表紙」
1985 春号 No.12 「扉/印刷蜻蛉」
1985 夏号 No.13 「カレンダー/janvier」
1985 クリスマス号 「休」
1986 春号 No.15 「オーゼロオー」
1986 夏号 No.16 「アイエルアイエル」
1985 号外 「幸子サン オメデトウ○」
1986 号外 「setokko san e」
今日のカフェでお見せしました.20年以上も経ってしまったのですね.
こういうたのしい活版を.なつかしいなぁ.
戦後のadana
1945/46 QFB-1945
1947 Adana T/P 47
1950 High Speed No.3, MkI Thermograph, Horizontal Quatro
1951 Variable Speed Unit for the T/P 48, Adana 16″ Guillotine
1952 Ink Duct for the High Speed No.3, Thermograph Mk II
1953 Adana Eight-Five***
1954 Ink Duct for the Eight-Five
1956 Adana 9×6 Treadle Machine, Adana Five-Three**
1959 Ayers Jardine Showcard Machine
1970 Adana P71/P71S
1978 Adana Eight-Five Label Printer, Five-Three Label Printer
1992 Adana Eight-Five Hot Foil Machine
Adanaは戦後におなじみの形になっていきます。相当試行錯誤しているんですね〜。
今回の仙台でのコンセプトにぴったりのことが、すでにアダナが日本に輸入されたときのスローガンのひとつにあったのですね。お父さんと坊やが活版印刷!いいでしょ!!!
**

***
smtにある機種です。後期の製品です。
今回のワークショップを皮切りにsmtでは定期的におなじプログラムを繰り広げるつもりです。
願いは、文字、一字一字、たいせつに!
高岡さん!ありがとう。
戦前のadana
1922 The Adana Automatic Self-Inking Printing Machine
1923 The Adana 45/- Machine
1926 The Adana Foolscap Folio Treadle Platen Machine
1927 Model 1A, No.2, 3, 4, Adana Baby Mk I, All-Steel Octavo Treadle
1928 Model B4, C2, Baby Mk II
1931 Adana Baby Mk III*
1932 Quarto Treadle Vertical Platen
1933 The Octavo Platen/Precision Model 99
1934 The New Flat Bed Rotary Printing Machine, Adana No.1 High Speed, Improved Model 1A
1935 Self-Assembly No.1 High Speed, No.2
1936 Letterpress Offset Model 20
1937 Quarto Treadle Machine, Model 2A Treadle Platen, 2B, D4
1938 Fast Quarto Treadle Platen, Adana No.3 High Speed, Crown Quarto Machine/Model 3A
1939 High Speed No.1
すごいモデルの数、、、コレクターは大変ですね(^^)初期モデルはいろいろあって、フラットベッド、プラテン。このBABYってかわいいので、当時の広告載せちゃいます。今回の展覧会では古い印刷機(現物)はひとつも見つかりませんでした。でも、やはり、イギリスの匂いが漂ってきますね!
*

藤沢周平と活版
「さて、私は就職して工場の文選部に配属され、解版された活字をケースに返す仕事をあたえられた。ひと口に言えばそうだが、最初は号数活字とポイント活字の区別もわからず、そういう活字が何列にもならんでいる活字ケースのどこにあるかもわからないので、仕事は三号活字なら三号活字だけを返すという単純な作業からはじまったのである。作業は立ち仕事だったが、さほど疲れは感じなかった。・・・」藤沢周平15歳
「普通が一番」「派手なことは嫌い」・・・藤沢さんの生き方に敬意を.ぼくも早く海坂藩に仕官したい(鶴岡に行きたい).
Adana vs. Adana
ロンドンの現役のAda友が送ってくれました!イギリス人にとっては,そっかチャレンジャーなんですね.

ぼくのAdanaは6月14日に「せんだいメディアテーク7階」でデビューです!いや,仙台市に寄贈してしまったので,もうぼくのではないのです(; 😉
思えば,1982年,必死で月賦で買いました.
http://www.caslon.co.uk/html/adana.html
http://www.robundo.com/adana-press-club/manifesto/p01.html
第三回 溝活版展
4月1日(火)〜26日(土)
12:30-18:30
ウィリアム モリス[Cafe & Gallery]
渋谷区渋谷1-6-4 The Neat青山2F
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今日、御案内をいただきました。
横溝さんはかつてエフェメラのメンバーで、活版の大先輩。たのしい作品が多いのです。活版ファンは必見。
活版ブーム
ブームはどこまでいくの?
先日、朗文堂の片塩さんから、お電話をいただいて!どうしてもって、頼まれてしまって!(断れない状況)
「活版少年」の作品が少し展示されます。今日、押し入れから引っぱり出してきました(なつかしい貴重品)。20年以上も前の活版のお遊び作品。でもHaas/Stempelから取り寄せた活字やっぱいいね。本物!
ABCの篠原さんも「ブックフェス」がんばってるし〜〜。見に行ってください。
http://www.robundo.com/adana/news/extra1.html
梅原印刷
驚くべき活版印刷屋の廃業。
仙台に関西の手法のハンドセットの印刷屋があった(ステッキを使用しない)。うわさには聞いていたのだが、今月いっぱいで真っ更になる。最後を見てきた。地下の部屋の壁はすだれケースでぎっしり。今まで見たことのないプロポーションの格子、相当古いものだ。
印刷機は3台、中でも、とても年季が入った平台は特殊な法令用紙を刷ってきたものらしい。黒光りして生きもものよう。見ているだけで感動する。
すべてスクラップになってしまう。心臓がしめつけられた。