『蒸気機関車讃歌―白い息遣い』

多摩美の加藤勝也さん編集・デザインの写真集送ってくださいました。確か彼は、ワインガルト来日の際、多摩美での講義を受講された方だったと思います。最近では羽原先生の関係のグラフィックを一手にやられ、精力的で、すばらしいですね。
http://d.hatena.ne.jp/totodo_books/20111103

Dreaming of light_謡

田熊里子さんのご招待で、昨晩は、とてもすばらしい体験をしました。オープニングパフォーマンス:
“Shadow of Yugao”「夕顔の影」
Lighting: Jukka Korpihete
Music: Juha T. Koskinen
Utai: 青木涼子
短い舞でしたが、これはもう、言葉が出ません! ものすごい緊張感。はじめて間近か(数mで、おなじ床)で能をみました。
最近このような、空気に触れたことがなかった。
尊い木仏像のような存在、とてもすぐれた「もの」を連想しました。最近巷にあふれる素人木工のようなデザインとは全く違う。同じ木でも「美」となるかならないかは人(精神/魂)。とりまく音楽も然り。震災後、もっとも求めていた空間が一瞬存在しました。これからもまだまだ道は続くと信じています。
http://designforum.fi/files/dff/pdf-tiedostot/Hirameki_Pus_tiedote_en_final.pdf
http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/1181.html

Requiescat in pace

Macintosh SEを、秋葉原で手に入れた日を、今でも鮮明に覚えています。それまで、夜な夜な活版をしていたぼくが、毎晩虜になって、マックを死ぬほどさわっていた、、、バーゼルで作品を見せるためにHyperTalkでスタックをつくっていた。
当時、TypeShopのガラスのワインガルトの部屋にはMacintosh IIciが並んでいた。とても、うつくしかった!!!
ぼくのタイポグラフィはApple Macintoshの登場から始まった。
今晩は、SEを一晩中点灯します。Jobs forever.
http://www.apple.com/stevejobs/

Post 3.11 ─これからデザインにできること

未曾有の東日本大震災から約8カ月。被災地の復興に「これで終わり」はありません。本展では、3月11日以降これまでに立ち上がったデザイナーや建築家を中心とした様々なプロジェクトを展示、紹介しながら、「つなぐ」「伝える」「支える」「取り戻す」「切り開く」などいくつかのテーマ毎に多領域のスピーカーを招いてシンポジウムを行い、来場者を含むディスカッションを通してデザインが持つポテンシャルと「デザインにこれからできること」を考えます。まだまだデザインにできることがあるはず。本展がさらなる次のアクションのきっかけになることを期待しています。
[主旨・目的]
・事例紹介展示とシンポジウムで構成し、展覧会というよりは「考える場」
・「何かやりたいんだけど何をやったらよいかわからない」デザイナーに復興活動に関わるきっかけをつくる
・他領域からデザインのポテンシャルを指摘してもらうことで「デザインの役割」を再認識する
10月26日(水)~11月6日(日)
(*DESIGN TIDE:10/29-11/3、東京デザイナーズウィーク:11/1-6)
主催・企画:アクシスギャラリー
SPREAD(キービジュアルデザイン)
小林くん山田さん、がんばっていますね。