日本語デジタルフォントの原字展

小宮山さんが電話で、人形町で、6月に開催されるので、お会いしたいね!といっておられた。ずいぶんごぶさたしているので、ぜひ会いたいなぁ。
デジタルになってからの主要4書体?のオリジナルを見ることができるので、とても貴重だと思う。
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ところで、電話の内容は、じつは、とうとう『タイポグラフィの基礎』が出版されるようです。多くの方が執筆しているこの本、てっきりお蔵入りと思っていました。この原稿、何年前に書いたんだろう? なんどもなんども書き直して、、、とっくにしびれが切れて、、、
ぼくは簡単にふれましたが「グリッドシステム」の担当。
なんと、神田昭夫著す「1950-60s スイス・タイポグラフィの確立とその影響」「1950-70s 大衆文化の新リーダー、アメリカの登場」です。亡くなってから始めてお目見えする原稿ではないでしょうか。。。

卒業式のころ

今朝、夢を見ました。
長岡で先生をしていたのだろう、研究室の卒業生ひとりひとりに、ぼくの手作りの作品を手渡ししている(あれ?ひとりだけちがう研究室のかわいいこがまざっている)
でも一度も、そのようなことはなかった。
激務だった。
やりたかったことは、後から思い付くもの。
大川端の桜の蕾はふくらんできた。
毎日、あらたしい「スイス・タイポグラフィの本」のことを考えている。。。
それにしても、きれいな服を着て、別れるのは大嫌い。

霊岸橋

http://www.geocities.co.jp/tokyo_ashy/bn-reiganbashi.html
http://members.jcom.home.ne.jp/urawa328/reiganjima.html
越前堀の石垣はすごかったんだ。。。
森岡書店にふらっと寄ってきました。そういえば、月刊百科に連載しているのですね!
Sanagi Fine ArtsでParisの5月革命ポスターを、、、

平凡社新書『杉浦康平のデザイン』出版のお祝い会

昨晩、著者の臼田捷治さんを囲んで、羽原先生、阿部先生、多摩美の加藤さんと鍋をつっつきました。とても良いお話が聞けました。この本、今までにない本に仕上がっていて、ぼくは久々に、思わず線引きをした本。(第一章から第四章まで)
駆け出しの頃、杉浦さんがデザインされた本を古本屋でたくさん買って、どのような仕組みでつくられているか分析していた日々が思い出されます。今、そのようにしたい本って、本当になくなりました。
結局、臼田さんが1998年頃バーゼルにいかれた話に花が咲いて!
それから、どうしてマックス・ビルの作品や仕事や理論がわかりやすい日本語で書かれた本がないのでしょうかねエ???なんて。とてもたのしかった。

M.M.

おとといから桑沢の授業の新しい課題を考えている。。。あくまでも、ぼくのはサブ(月一回だけの)。阿部先生のがメイン。
メトロノームを鳴らすと、混乱するだろうか??? 考えただけで、狂った課題だ。
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Wikiより抜粋:
M.M.=100とあれば、メトロノームの目盛りを100に合わせた時のテンポを示す。これは1分間におよそ100拍であり「テンポ100」と呼ぶ。ここでM.M.とはメルツェルのメトロノーム(Mälzel’s Metronome)の意味である。
また、ほとんどのメトロノームは、2拍ごと、3拍ごと、4拍ごと、6拍ごとに小さな鐘などを鳴らす機能が付いている。これを拍子に合わせて、小節の頭を知ることができるのである。>>>ここでページを捲る。
日本で販売されているほとんどの機械式メトロノームは毎分 40回〜208回までの範囲で動作する。これはJIS規格B9803で定められていたが、この規格は 1999年に廃止になった。>>>そうなんだぁ。
一般的な機械式メトロノームの目盛りはほぼ等比的で、次のようになっている。
40〜(2刻み)〜60
60〜(3刻み)〜72
72〜(4刻み)〜120
120〜(6刻み)〜144
144〜(8刻み)〜208

『視覚デザインの原理』

高橋正人著、ダヴィッド社、1965、、、懐かしい本を、久しぶりに眺めた。こういう本が、最近めっきりなくなった。
ところで、1月から、新人がうちに来ています。彼女は、とても、勉強熱心で。いろいろな本や文字の基本を自分の中に、着実に取り入れています。毎日海綿のように、吸収している。見ていて、とても新鮮。
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スタッフ採用は糟谷一穂さん以来、、、彼女が辞めてから、もう5年になるのかぁ。。。

Selected: 6 Works

今日から2/27, 28と渋谷の桑沢デザイン研究所で卒展を開催しています。夜間部グラフィックのエディトリアルは昨年同様5階で、阿部先生とぼくとのクラスの作品が6点、展示されています。なかなかよい出来です。見応えがあります。是非お出かけください。
パンフレットは、阿部先生と波切くんの共作。昨日たいへんだったようですね。
卒業展示作品・以下の6点
授業名:エディトリアルA
1
主題:Ghosts──Pictgraphic Book
村上久子+吉里美紀
2
主題:幽霊たち──対称/置換/色彩
大串幸子+田畑亜友美+間島沙知
3
主題:Between You and Me──渋谷で感じた音と孤独
会田洋平+野崎二郎+波切雅也
4
主題:Tokyo Features 23──23区1周特徴めぐりの旅
北原健太+天間康太+蓮ゆりか
5
主題:人物論・大江健三郎──懐かしい年への手紙
新藤雅也+田辺麻実
6
主題:千代の富士──Untitled
濱亮平+本庄浩剛

昭和女子大学での特別講義

長岡造形大学を辞めて丸3年。今まで、いろいろな大学からオファーがありましたが、はじめてyesの返事をしました。とうとう、大学での授業を!
学生さんの専門分野は、環境デザインなのですが、ぼくなりの、これからのグラフィックデザインというものを語ります。
デザイン計画特講
平成23年1月11日火曜日10時40分−12時10分 オーロラホール
総力を結集しますので、前代未聞の授業内容となることでしょう。現在のデザインの正しい目標を正確にお話しします。次世代のために。わかりやすく。まだ、資料はつくり出していないのですが、今から、とてもワクワクします。受講者のみなさん、たのしみにしててください!!
でもまだまだ先、2011年1月の授業、何やら、もう、たのしみ!