茶会で、床の間の花だけは(いろいろな茶道具とは全く逆で)作者がいません。ただ、亭主が選んで生けるもの。。。
たぶん、それでその日の茶の一会の均衡をとっているのではないでしょうか。
花はそのままで、人をかえしてはいけない。そのままがうつくしい。そして、その会の花(重要な意味)。
有名な茶室に奇抜に花を飾って、写真撮って、俺の花はすごいだろ!なんていうのは以っての外。
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花道(華道という字が嫌い)を極めるということ、これはまったく別。おじいちゃんは未生流だった。戦前の、、、ですけど。
茶花 其ノ十八
「桔梗 (ききょう)」絞り
「河原撫子 (かわらなでしこ)」 白
「光琳柳 (こうりんやなぎ)」
「カレー」に「かれい」
今晩は桑沢の作品中間発表。中間にしては遅いのだが、ちょうどいい時期。
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実家に帰ってきたら、
おふくろが久しぶりに「カレー」に「かれい」。
自家製特製ドライカレー
と
鰈(かれい)の煮付け
かわった取り合わせだが、語呂からして、
ぼくは子どもの頃から大好き。。。
お尋ねの事
一 所作は自然と目に立候はぬ様に有べし
一 花の事、座敷よきほどかろ〳〵と有べし
一 香をたくこといかにもさのみけや〳〵敷立候はぬ様に
つくへし
一 道具も年より人又若き人夫々の程可然候
一 座敷へなほりて、主客ともに心をのとめて、
ゆめ〳〵他念なき心持こそ、
第一の肝要なれ、内心迄にて外面へ無用也
こゝにしも何にかをふらん女郎花(おみなえし)
人の物いひさかにくきよに
珠光
古市播磨守殿
〳〵=縦組用二倍 くの字点
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禅とは、かたち ではない。
こころのこと。
Juillet 1966 Teisho-ji/Saku
山草の花 01
ヤマオダマキ
Bodoni Bookのよう!華麗な曲線。
ヤマアジサイ
もう、なんともいえない。美しい。白くて、小さな花=ルビ(ruby)。。。八ヶ岳はこれから。。。
直線をひくこと
レタリングの授業のために、、、そろそろ準備を。
昔の教科書『新制用器画 第一巻』東京帝国大学助教授 濱田稔著
1932年 帝国書院刊
「圓ニ関スル應用」でブロイヤーの椅子の写真と図面が載っていたのには、おどろきました。
re.「ただならぬ雰囲気のひとが来たと思ったよ」
や〜〜、ビックリしました。
全く知らなかったんですが、都筑さんのブログにぼくのことが。。。なんと、はずかしい。(今、偶然知ったんです)
実は教室の近所に、気になるベーグル屋さんが最近引っ越してきて、ここのとこ、ず〜と入りたくても、ぼくの授業が早朝か夜なので、いつも入れなくって。先日、ちょっと準備中でドアが開いていたので、のぞいて、入れてもらったのが最初でした。。。すごくイイ店なんですよ! マルイチベーグル
http://www.maruichibagel.com/
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都筑さんとは、全く入れ違いで、メールでのやりとりのみ。うちは同じ学校なのですが、スイスの学校のように、先生のスタイルで、個性をだすという全く別のクラスなのですね。製本はぼくも興味があるんですが、最近巷でよく見るようなものやフランスっぽいルリユールと、彼女が目指しているものが全く違うので。
とにかく、モダンで、かっこいい製本です。そのセンスをつかむための基礎を磨く!家で自分で作れる!ということ。
製本クラスではおいしい紅茶とクッキーが出てくるようなんですが。。。ぼくは詳しく知りません。
学校の虫
そういえば、ぼくは学校の虫だった。(さっき阿部先生と桑沢の授業ことを電話で話していて、あらためて気がつきました)
中学、高校生のとき=電車がストで動かなくて授業が休講でも、自転車や歩き(たぶん1時間以上?)で目白台の学校までいった。授業のない自由な学校、たのしかった。
大学生のとき=朝からキャンパスへ。午前中は研究室でアルバイト。午後は授業(波動工学とか、全く理解できなかった難解なへんな先生の授業が不思議と好きだった)。夜は暗室で実習や実験。そのあと、バイトや映画やレコーディングスタジオとかに遊びにいって、家にちょっと帰えって、また学校。
専門学校の先生も27ではじめて。。。
バーゼルの学校=毎日が夢中で、早朝から夜まで学校。クラスメイトがみんなで旅行しても、ぼくは学校。
長岡の大学の先生=現地に住んでいた時は、ほとんど大学にいましたね〜〜〜。ほとんどの時間が授業や学生プロジェクトのこと。アパートは寝に帰るだけ。当時週末はセキュリティーがかかっちゃうので、校舎内に入れなかった。。。学校の近くの田んぼ、なつかしい。
その虫は。。。
又一 阿波ばん茶
http://shimizu83.blog46.fc2.com/blog-category-8.html
http://www4.ocn.ne.jp/~kouchan/awabantya.html
日本の発酵茶。かおり(めずらしい酸味がある、乳酸菌?)、、、雨の午後。
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そして、本屋をきままにプラプラ。
この本みつけました。これはイイ!
『茶花・山草 545種(ポケット版)』いつも持っていたい。
長野の山は、いまごろ茶花でいっぱいだろうなぁ。
茶花 其ノ十七
「京鹿子 (きょうかのこ)」
明日は夏至。
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「お茶の花は
下手でもいい
その人その人の
人間らしさが
出ているのが
本当の味わい」
本当の花人は
こうだと思います。