都庁舎 780億円大改修

今日は、もう一つ書き込んでおこう。
数日前の朝日新聞に載っていた。。。どうしてこんなに費用がかかるのか、その理由「コンペの際に、、、将来の修繕経費が考慮されていなかった」って? さすが「(昔から巷でよく言われていた)水漏れ丹下」ですが、これからの建築家は、都市部の大きな建築物が一斉に老朽化していくことを、想像もできない莫大な量の廃材を、どうするのか、第一に考えるべきであろう。つくるより、いかに美しく壊していくのかということだと思うが。。。
とにかく、すべて、国民から吸い上げた税金にかかわってくること。20年後は、とんでもなく、たいへんな時代になるであろう。追記:原発の老朽化はこんなものではすまない。廃炉にするときだれがどう決めるのだろう? 費用と労力は莫大なもの。それに危険が伴う。それにそのことわかって、更地にしても、その跡、汚染で何にも利用できない。。。あの広大なうつくしい場所が。

言葉のペーパーショー

竹尾の方がお見えになって、今年のTakeo Paper Showのことを説明してくださった。昨年までと全く違う、昔京都で催された「国際紙会議’83」**を思わせるような(ちょっと違うかな?)、とにかく講演会となった。
入場が限定*されているので、ふらっと来場して、サンプルをいただいたり、いわゆる紙の風合い...などを感じることはできなくなってしまった。ちょっと、ショックで、極端なことを言うと、これからどんどん、ふだんの生活から紙に対する「五感」をリベラルに感じられなくなっていくのだろうか?
最近、ぼく個人的には紙について”間伐材紙(国産)”か”FSC”しか、興味がないので、お聞きできるようでしたら、sessionA-2=世界の森林資源の今後はどうなる。主原料として木材パルプの未来はどこにあるのか。。。抽選で当たれば聞ける。
ただ印刷用紙は我々が使っている紙のごく一部で生活紙を考えていくことのほうがまず先決なのですが。。。
*入場できなかった人は、書籍化されますので、ということでした。
**IPC’83ぼくはカタログしかもっていません。竹尾の木戸さんからいただきました。これだけ眺めているだけでも興奮する。

「言葉に水分を」

数日前の新聞に、『広告批評』30年目の休刊、天野祐吉さんのインタビューが載っていた。大見出しが
やるべきこと やったかな
いい響きです。ぼくも大学やめるとき、そう思った。
記事の中から:「『ぱさぱさに乾いてゆく心』をうたった茨木のり子さんの詩がありますが、今、感受性が乾燥している時代になっているのではありませんか。言葉の質感が伝わらない。政治家の言葉も死んでいる。こんな言葉が伝わりにくい時代はかつてなかったですね」・・・「言葉の響き、音の響きから人の気持ちを察することができなくなっている。言葉にどう水分を取り戻していくかということが、僕は、今、一番大事なことだと思っています」
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『広告批評』創刊号いまでも大切に持っています。神田駿河台下の三省堂で買いました。その日のこと、鮮明に覚えています。そして、毎月たのしみでたのしみで、大学生だったぼくは、当時の社会やメディアの見方をここから学びました。おちついたよい雑誌でした。今、こういう雑誌が全くありませんね。ほんと残念なことです。

災害エスノグラフィ

「秘められた決断」という番組をみた。
今あらたに、感じるものがあった。災害対策のための教訓というのを、何かよい方法で伝えられるのだろうか?
神戸の永田さんと毎年なんらかのやりとりをするのですが、考えさせられることばかり。。。何がぼくにできるのか???
禁断の領域というところはぼくにはわかりませんが、地震後まもなく通勤のためのバスから震源地(越後川口)を目の当たりにした体験からなのか、こういう映像を見ると、ぼくの中の何かが起きてしまうのも事実です。
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今日はセンター入試。そうですか、あのリスニング試験4回目ですか、ンンン、なんといっていいのか、もう、全てなつかしい思い出です。

eating + design

今朝,ぎりぎりで見ることできました.
[デザインにできること 2] が食とデザインとは,なるほどです.
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食の偽装や安全という視点で,デザイナーが情報を正確に伝えられたらいいですね.
安心して,ものを食べられないなんて...

中越地震から4年

地震直後に毎週長岡に通いましたが,記憶が曖昧になってきています.そういうものなのでしょう.
しかし,あの後少し経って,小千谷に行ったことをいつも思い出します.小千谷ちぢみの里をみにいったり,峠のお寺を訪れたり,おそばをたべたり,ゆきが残っている街中を散歩したり,帰りの電車の時間を調べるの忘れたり,たのしかった!記憶はふしぎなものです.

SAVE THE FILM/GELATIN SILVER SESSION

3回目にして、やっと行けました。
いろいろな方が、銀塩写真に愛情を注いでいます。
びっくりしました。「co.kyu.」2008。
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うちの暗室もぼちぼち。白黒写真を追求する人に使ってもらえて幸せものですね。
ともかく、現像液+定着液が香る部屋はいいもんです。

二酸化炭素排出量が250グラム以上のクルマの使用を禁止

おもしろい記事>>>FYI
http://diamond.jp/series/inside/10_04_002/
2008年10月2日 09時15分
スイスでフェラーリ禁止令!? 注目される「規制法案の行方」
 スイスのカネ持ちたちにフェラーリやポルシェなどの高級スポーツカーが売れなくなるかもしれない——。欧州の自動車業界では、スイスで提出されたある法案が注目されている。その法案とは、8月下旬にスイスの緑の党が提出したもので、1キロメートル走行当たりの二酸化炭素排出量が250グラム以上のクルマの使用を禁止するという内容だ。スイスは直接民主主義であり、法案提出に当たってはすでに、国民の審議(国民投票)に必要な10万人以上の署名を集めている。
 250グラム以上といえば、「現地走行モードでガソリン燃費が1リットル当たり10キロメートル以下。V6の3リットル以上の大型車がほぼ対象となる」
・・・
「政治的発言力の強い富裕層の意見を押しのけ、本当に法案が成立するのか」というのも注目される理由だ。とはいえ、「じつは環境問題よりも階級闘争的な意味合いが強い。むしろ、大衆が富裕層への反感のため、こぞって投票する可能性が高い」(欧州の業界関係者)という指摘もあり、結果は未知数だ。ただ、仮にこの法案が成立しても、隣国のフランスなど外国で登録し、引き続き大型車に乗り続けるという“抜け道”も考えられ、早くも法案の有名無実化を指摘する声がある。