BASEL BANK

今、みていたTVドラマで、でてきました。。。おもしろいこと考える人(原作?脚本?)がいるんですね。
KANTONALなら、ありますけど。(笑)
http://www.bkb.ch/

バーゼルとチューリッヒ2010

http://www.flickr.com/photos/colinschaelli/sets/72157623894141107/
昨日、佃にFREITAGの管家さんとデザイナーのColin Schaelliさんが来られました。
http://www.colinschaelli.com/?page_id=2
なぜか、フォントの話に花が咲きました。Aachenという書体。(ちがうColinさんという人がLetrasetでデザインした)
http://www.linotype.com/674/colinbrignall.html
それから、FREITAGのオフィシャル・フォントのAkkuratという書体。
http://www.lineto.com/The+Fonts/Font+Categories/Text+Fonts/Akkurat/
昨年のバーゼルの学校の疑問を感じるデザインのパンフはVectoraという書体。
http://www.linotype.com/1577/vectora-family.html
それぞれ、今を感じます。

HAND & SOUL

おそくなりました。開店一周年で、お祝に伺いました。ちいさなお店で、細かいところまで、とてもいきとどいています。それとお店の建っているところが、絶妙ですね。周囲をグルリと拝見して、ため息が出ました。すばらしい。
お祝に伺ったのに、さかさまに、ぼくのことを鎌田先生御一家で歓待してくださって、、、感動してしまいました。
このお店にいると、何か長岡で学生たちに、伝えたかったことが、ひとつひとつ思い出されます。きっと、そういうものなんですね。。。鎌倉は、とてもきもちがいい。あの頃の卒業生は一度、先生を訪れてください。
マイマイさん、ナーヤさん、ありがとう!
http://mblog.excite.co.jp/user/handsoul/
http://marguerite-press.net/naya_diary/2010/05/55.html#comments
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昨年12月17日に他界してしまった小島良平さんを偲びました。神田先生偲ぶ会のとき、仙台の審査のとき、大変お世話になりました。ご冥福をお祈りいたします。

シングル・タップとダブル・タップ

ひとつ★だけ14。これは記録でしょうか!大変ご迷惑をおかけしました。もう少しで1.1.1リリース。(黄色がWaitingでSaleになると自動的に1.1が消えて、1.1.1が緑色になります)
20100508-iTunesConnect1_1_1.jpg
原因はダブル・タップ、これだったのです。
まず、ぼくの認識が古かったようで、それがここまでたたりました。「ダブル・タップ(=ダブル・クリック)が決定を示しながら、選択していく」という認識があったので、アプリ全体の反応を、これに準じていました。なので、タップという操作に対する反応が鈍かったのです。
他にも、まだまだ操作上の問題ありますが、、、GWはアプリの修正に明け暮れてやっと、、、次は4章、タイプフェイス!書き始めていますが、たくさん書きたい!長くなりそう。。。でも、明解にしないと!
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さて、発売直後から、思ったより多くの人にDLしていただいています。とてもうれしいです。旧著より、内容を少しレベルアップしています。ちょっと専門的なことがでてきていますが、うまくカバーできるように工夫を!最近タイポグラフィの本はたくさん出ていますが、こういう本はあまりないし。
supportのブログで、内容についての質問も随時、受け付けております。ご遠慮なく、書き込んでください。
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さて、旧著『タイポグラフィの読み方』紙の本も、中古市場で安く、たくさん動いているようです。よかった。10年前に買っていただいて、不要になった人から、今、おそらく若い人たちに移っている。本が必要な人の手元に。理想的ですね。

ユーザビリティについて

http://htypo.net/support/
タイポの■▲の0.と10.をDLされた方方からの★ひとつの酷評がよせられています。
真摯に受け止め、応急処置のver.1.1.1を至急あげます(改善策のver.1.2のことも視野に入れて)。実はこれでも、当初と比べるとよく動くようになってきたのですが。なかなかむずかしいです。簡単にいえば、ぼくに能力がないのですが、なかなかうまくいきません。とにかく、操作性の問題。そのへんの話は仙台でもお話しましたが、、、これからも最善を尽くします。どうぞよろしくお願いいたします。

iTunes版: タイポの■▲ グリッド・システムの進化

http://itunes.apple.com/ca/app/id368683631?mt=8
できました。(きのうリリースされていたようです。今回はアップしてから、たった3日で!)
旧著10章「バーゼルとチューリッヒ」改め「グリッド・システムの進化」リリースです。今回はグリッド・システムについて、過去に書いた文章を手直しして、スイス派からちょっと離れ基本的なこと、そこから、こつこつと最小限度で的確に。昨年の夏に、ほぼできていたものに、またしても加え、その後、ほぼ半年間悩んで。。。
20100412-10_Icon.jpg
今回から、有料アプリとなります。旧著や0章アプリの「タイポグラフィに分野はない」をお読みいただき、ぜひDLしてみてください。デバイスをお持ちでない方は、お読みになれません。ごめんなさい。
TypeShop_g Co., Ltd. のアプリをひとつづつ、コンピュータにつたないぼくと新人スタッフのふたりで(SOHOで)じっくりと、日夜作っているわけですが、この調子だと、全章揃うのに早くて3年は、かかります。先はまだまだ長いのです。こればかりは、ほかのひとにお願いするわけにはいかないので、、、
がんばってやります。どうぞよろしくお願いいたします。

典座 (てんぞう)

貞祥寺にフランス(パリ、マルセイユ、そしてスイス・ローザンヌ)から、座禅のツアーで20人ほど、やってきた。ぼくも、木金曜に参加したのですが、とても興味深いことが、数多くわかりました。
その中でも、すばらしいのが、tenzo、この使命をもった人、彼らにとって、とても重要。
土日は、鍬をひさしぶりに握った。山はまだ冬のねむり。

モダン・デザインの開拓者たち-1

「早川良雄と田中一光」というタイトルで羽原肅郎(デザイン評論家)がとても明解な文章を残しました。全く同感で感動してしまったので、一部を載せます。
「一九九六年、デザイナーの原研哉が『ポスターを盗んでください』という本を出版した。盗んでほしいポスターや盗みたくなるようなポスターとは、どのようなポスターだろうか。それはほしい人の要求の内容によっていろいろだろうが、筆者が思うには、昨今は、ポスターは一昔以前よりも、その数は増し、盗みやすくなった、と思うのだが……盗みたいポスターが無いのである。(略)」
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まっ、スイスも同様の現象でしょうけど、ストリート・ポスターはご存知の方も多いと思いますが、昔から絶対に盗むことができませんね。APGが貼る場所を統べて管理していますし、第一、糊でピタっと貼ってありますから、『ポスターを盗んでください』なんて言葉ありえません(笑)。
http://www.apg.ch/DesktopDefault.aspx/tabid-2/220_read-541/

日本デザイン学会誌 vol.17-2 No.66

イギリスの近代タイポグラフィを顧みる
– ニュータイポグラフィの推進者アンソニー・フロッショウ
後藤吉郎先生が寄稿されている。FroshaugについてはRobin Kinrossがすばらしい本を作っていますが、日本語ではあまり紹介されていないので、とてもうれしかったので、ブログに載せました。『タイポグラフィ・トゥデイ』では、お馴染みと思いますが、、、彼は、ulmのタイポグラフィの授業を作るために、バーゼルの学校を事前に見に来ているのは、有名な話ですね。
http://www.hyphenpress.co.uk/books/978-0-907259-09-1
やっぱり、この本は、いつ読んでも、フレッシュ。大好きな2冊セット。タイポグラファーは読むべき本。

マックス・ビルについて

驚いたことに、「マックス・ビル」と日本語で検索をかけると、ユンハンスの時計(+簡単な経歴)しかヒットしません。そういえば、きちんと、彼の数々の偉業を記したものが情報としてないのは、なぜでしょうか。日本語で解説された彼の作品集、彼の理論がわかりやすい本もない。。。
羽原先生におたずねして、以下情報をいただきましたので、ご紹介しておきます。
「工芸ニュース」丸善 1954/4月号 
「デザイン」美術出版社 1960/1月号 勝見勝
「美術手帖」美術出版社 1960/1月号 向井周太郎・山口勝弘
「グラフィックデザイン3」芸美出版社 1960 
『現代デザイン理論のエッセンス』ぺりかん社 1966 向井周太郎
『現代芸術入門』彌生書房 1970 武井邦彦
構成的ポスターの研究』*中央公論美術出版 2001 阿部公正訳
*以外は、おそらく広尾の東京都立図書館で閲覧できるそうです。
http://www.library.metro.tokyo.jp/1v/1v012.html