TypeShop_g [108-0072 港区白金1-8-6]において
http://maps.google.co.jp/maps?f=q&output=html&q=%8D%60%8B%E6%94%92%8B%E01-8-6&btnG=%92n%90%7D%82%F0%8C%9F%8D%F5
2007年6月1日(金)-17日(日)
open:
●月-金 18:00-20:00
●土 10:30-20:00
●日 10:30-18:00
6月2日(土)18:00-20:00は羽原先生を囲んで,max billとスイスの思い出のお話があります.
cue>公演
衝撃的な日だった.1981年ぶりに坂本さんのドラムスを手の届くところで見た.すごい.学生のときアルバイトで写真を撮ってて,リハーサルで叩いていたのをとなりで見ていた以来...正確に刻む.正確に公演する.公の前で演ずる.
頭を殴られたようだ.クラクラする.
ぼくも正確に公演ができるようにならなければ.
日本人にとっての正確な「スイス・タイポグラフィ」そして著書を発表して以降のタイポグラフィに対する思考の変化.絶対に公の前でこれらを話さなくてはいけない.それをやる前に死ぬわけにはいかない.
design is attitude@ggg
頭を冷やすために一瞬外出した.ピンポイントでgggに行って帰ってきた.
ヘルムート・シュミットですね,やっぱり.
カタログレゾネ的です.地下はちょっとオリジナルの展示が少なかったのが,残念.でも懐かしい作品がたくさん...
Exit to Safety オープニングパーティー
昨晩,7時から,多くの方がいらっしゃった.
簡単なスピーチを突然展示参加者が皆さんの前でいたしました.石井さん,古平さん,いい話でした!
ん〜,ぼくは全然うまく話せないんですね.すごくはずかしかった..教師現役を退いてまだ1ヵ月なのに...ダメだ(たぶん,頭の中は先生でなくデザイン仕事,もう違ってしまった)
やはり大勢の前で話すのは,基本的にもう,できるだけやらないことにしようと思う.
会場には勝井先生がいらっしゃってて.うれしかった.それとスイスから親友のゲスト(今HH=hitoshi’s hotelにステイしてますが)SusanとPatrickも来てて!たのしかった.
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パーティー中、AXISの社長さんとお話をしていました。ちょうど今、六本木はアートで花盛り、AXISギャラリーは25周年。AXISの六本木での存在。この記念の時期にぼくは本当によい仕事をさせていただきました。感謝です!
http://www.mori.art.museum/jp/atro/img/atro-map.pdf
Exit to Safety スタート
http://www.axisinc.co.jp/publishing/exhibition/200705.html
会期中、いろいろなワークショップが行われます.
小泉の展示コンセプト:伝達 Communication
作品名:ピクトグラム/展覧会グラフィック
震災のためのグラフィックということで,まず,あまりにもやるべきことの多さに驚きました.しかし,今回ぼくに何がいったいできるのか…「会場に来ていただいきたい,知っていただきたい」そこから始まり,
1. ポスターは展覧会のコンセプトに合った強いビジュアルを.
2. DMには事前に来場者に理解しやすい仕掛けを.
そして3. 会場にいる間,その空間でしか味わえないピクトグラムによる表現の可能性を.
この三つをこの展覧会のために(いや地震に備えるために)作り上げました.まだ,完成ではないけれど試行錯誤の結果をじっくりご覧下さい.
「人は分かっていても,いざ,非常時になると頭の中が真っ白になってしまう」という言葉から,関係者総力をあげて,First Self-aid Cardを作りました.「その時」多くの人に役に立つことを祈って.
a tribute to shukuro habara
白金TypeShop_gのオープンを記念しまして「羽原肅郎スイス+タイポグラフィ展」2007年6月1日(金)-17日(日)開催します。
スタッフなしでの手作りの小さな展覧会ですので、成功するかわかりませんが、ぼくから長年の羽原様への感謝を込めて、企画いたしました。そして何より、他では見ることができない日本人にとっての憧れのスイス・タイポグラフィの一面を御披露したいと思います。
展示予定:
・羽原的スイス・タイポグラフィ相関図
・雑誌「SD」の活版印刷のためのグリッド・システムと指定原稿
・チューリッヒとウルムへの旅
・マックス・ビルの時計について
・A6ノートの世界
以上、本日の打ち合わせで決まりました。これから多少変更があるかもしれませんが、1ヵ月詳細作業に入っていきます。
AXIS Magazine
本日,出来のデザイン誌「AXIS」6月号p.116-119に
「日常と非日常を繋ぐチャレンジ
デザインが災害に対してできることは?
Haw can design help when disaster strikes?」が載った.
記事には,分野の違う若手デザイナー(サンアドの石井さんたち)のワークショップの様子も載っている.この仕事は,もちろん結果の展覧会なのだが,固まっていくプロセスがすごく重要で...ぜひいらっしゃる前に目を通していただきたい!
それと,雑誌には載っていないのだが,ぼくといっしょに会場デザイン他を担当しているのが,長岡造形大のOBの平澤智正,猪俣みのり両氏.このふたりがプロジェクトの途中からですが,すごく力を発揮してくれていまして...とにかく,展覧会期待してください!(GWは返上か)
誌は数日で書店店頭に並ぶ.
http://www.axisinc.co.jp/publishing/magazine/vol/127.html
book cover design
TypeShop_gの初仕事として、一冊の装丁が今日でき上がってきました。
ここしばらく、本の化粧はやっていませんでしたが、前々からやりたかったデザインが実現しました。すごくシンプル。。。ふさわしい本。ぼくも初心に。
そう、尊敬する先生の名著の装丁し直しでした(ネット上の画像はまだ旧装丁)。河合隼雄著『カウンセリングの実際問題』。関係者は絶対目を通すという書だそうです。河合先生と4年前に新潟でお会いして、夕食を御一緒できて、お話もできて、、、
この本はおそらくチューリッヒのユング研究所から帰ってこられて、日本での臨床の初まとめの本だと思います。このような本の装丁からスタートできるぼくは幸せ者。
よい本。
http://www.seishinshobo.co.jp/40119a.html
病床の河合先生がよくなられることを心から祈っています。
new editorial design class
昨晩,本年度の桑沢夜間の第1回目の授業があった.これまで桑沢の5年間のぼくのクラスのベストワークス総集編をスライドショーで(はじめて)見せた.やってて,なかなか,力作があったな.って実感した(昨年度の学生は桑沢新人賞をとったみたいだし).
さて来週から,正式にバーゼルの後輩=阿部宏史氏と授業をやる.たぶん全く新しい試みのクラスとなる.学生の可能性は底知れない...たのしみたのしみ.
e.e.cummings/the voice of the poet
昨日、竹尾ペーパーショウで丸ビルに行った。大盛況で、整理券をもらってから会場に入れるまで1時間以上あったので、ひさしぶりに丸善をプラプラしていたら、意外なCDbookを発見した。
http://www.randomhouse.com/audio/catalog/display.pperl?isbn=
9780739315378
しかし、今日聞いてみたのだが、全く期待外れでがっかりした。あのような空間を意識した詩をかく人の朗読に全く「間」を感じることがなく、彼の詩のタイポグラフィとは異なるのだ。ぼくは詩人ではないので、語る資格はないのだが、ひとこと。ことばを構成している単語、ひとつひとつの文字の扱いには敏感でいたい。日本語は複雑で調べているとおもしろいのだけど。アルファベットは組み合わせで単語をつくることから、表音のその相互の関係(字間と改行の位置)とそれらの文字の純粋な音、つまり音的なものはすごく知りたい。きっと一生考えていくのだと思うけど。。。もうひとつがっかりしたのは、ペーパーショウの展示の中で一点、ひとつの言葉を扱っている仕事があった。でも安易に使われていて(ぼくの感覚からすると)。
ひとつのことばから全てを始める。そしてその深い部分を人々に伝える。昨年まで大学で2年生に出していた単語を平面構成する課題。。。基礎で単純だけど一貫している。。。やっぱり、考えさせられる週末をおくった。