お詫びと訂正

デザ現 10月号「書体の選び方」がもう書店に並んでいると思います。ぼくは040-043ページに書いてますが、
041ページの「アンドレ・ガートラー」は朱字が直ってなくて「アンドレ・ギュルトラー」です。

研究室最後の学生

大学から帰ってきました。あこでもまた、たいへんな仕事量。とうとう研究室130人目の学生がプサンからやってきた。タイポグラフィを学びたい!って。。。
東京を留守中に坂本さんから、メールが届いていた。お元気そうです!ひとつだけの朗報。
「美しい国・日本に」だって、どなたが美しくない殺伐とした国にしているの?もともとが日本は美しい国です。なぜ、わざわざ言うのか?昨日ぼくと同じ名前の人が消えることが確定した。これもまあ朗報。でも、まだまだ油断はできない。みんな注意してくりょ。

2006年という年

何か、きつい年と感じた。改めてアジェンダを見たら、まるまる1週間東京にいられる週は1年通して3回しかない(不思議と今までこのように自分の行動を見たことがなかった)。
さっきHierapolisをやっていた。前から訪れてみたかったところだった。
http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cardr055.html
日経サイエンスの35周年記念号はこれから佳境に入る。

活版に魅せられた人 6

小泉均先生:大葉です。9.11から、そう、5年ですね。私の立ち位置からできること。。。「笑顔の連鎖」みたいなものにこだわっていきたいと思っています。めでたいヤツと言われても、「笑い」「笑顔」を引き出す活動・仕事をすることがつとめと思っています。地元の「お笑いライブ」に、ありえないめでたすぎるニュースショウ!のネタで何度も出演しました。お客さんの笑いのシャワーを一度あびたらやめられません!「地球を笑いのシャワーで」満たせるものなら満たしてみたい!!
ところでところで、
またまた「間」の話。先日、仏のジャズピアニスト・ローランコックさんによるワークショップがこちら仙台でありまして。アマチュアの音楽家へのアドバイスで、オリジナル曲をほめつつも、♪を書き込みすぎない、弾きこみすぎない、「間」を生かす等々の話をしていらして。。。ローランさんのアドバイス後の演奏は、同じ曲とは思えないほど、みずみずしく輝き出す!音楽を「つくる」感覚!それを共有できた感じ!たまたま参加していた建築の専門の人もうなってました。音楽もアーキテクトなんだ!と思ったと。。。この土日、仙台は、定禅寺(じょうぜんじ)ジャズフェスティバルが行われ、海外から・全国から、プロ・アマあわせて651のバンドが参加。前夜祭からの3日間、司会をしていて体は疲れたけど、かなり元気をもらいました。「感動!」の連鎖を!! 2006.09.12
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大葉さんは明るくて、いいですね。JAZZは即興という要素がありますから、「間」を読まなかったら、はじまりませんよね。ぼくはBill Evansのピアノが好きで、よく仕事しながら聞いてます。
小出さん、メールで、喜んでいましたよ(^^)>>この前も上京されたので、ふたりの恒例の東京駅でダラダラだべり。。。

9.11黙祷

この5年、世界中いろいろなかたちで多くの命を失った。すべてここから。。。ワインガルトが直後にいっていたこと、すべては丸がつながって、うまくいっている。ひとつの丸がくずれると、連鎖ですべてがいびつになっていく。
あの時、ぼくは長岡のホテルでCNNのNEWSをライブで見ていた。。。はじめはビル火事のようだったが、2機目が飛び込んだ瞬間は忘れられない。

夏バテ>脳

昨日、朝一番から大学院入試、無事終わり、任務全う。
即、帰ってきて深夜まで、roppongihills(やっぱり好きになれない)で雑誌の特集のMDの取材と撮影。よいインタビューだった。「脳が傷つく」「脳に傷がある」という言葉を使うのですよ。幼児虐待。。。社会や親のあり方。。。この友田先生(さわやかな女医さん)は日本の先端です。これから、すごく話題になる方だと思う。
http://web.mac.com/akemitomoda/iWeb/Welcome/Home.html
http://www.medphas.kumamoto-u.ac.jp/research/bunya/66.html
この分野の小児科がいかに大切かわかる。。。最近、事件が多いし。
そんな。。。脳の話で六本木に行ったら、バッタリ細野さんとあった!お話しするのSketchShow以来。お元気でよかった。。。坂本さんの体調は心配。。。はやく、NYに行きたい!

活版に魅せられた人 5

小泉均先生:大葉です!なんか、このところ小泉先生とのかけあいになってますね!ラジオって音声の世界。絵がない分、想像力をかきたてられる。当事者の肉声から、言葉以上の情報が読み取れるところが面白い。強調したいところ。さらっと流すところ。間をたっぷり取ったところ。その間にもメッセージがあると思います。間髪入れずツッコミ入れるのにも意味が。。。上質のインタビュー番組は、もう、「聞く読書」ととらえることができる思うんです。語学を獲得するのにヒアリングを大事にするのといっしょで、日常多く使う日本語こそ「耳を鍛える」感覚って大事な気がする。。。先生の美しい日本語の語りを是非聴きたいと思います。「わくわくラジオ」に推薦しておきます。あ、仙台でのお仕事の日、ご迷惑でなければ見学させてくださいませ。 2006.09.08
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言葉の美しさの重要性については今日も仕事のパートナーと話していました(彼は早稲田の文学部卒なのですが)。本来の言葉は音でかわすもの=つまり声。それを記録にする=つまり文。それを普遍的な形にしていく作業=タイポグラフィ。なのであって、音的なものは根底にあるものと考えます。。。
ぼくが20-30代求めていたのは、美しい日本語のリズム。だから変なCDたちもぼくのCD棚にあったりします(藤山一郎全集BOXとか、笑)。あの時、お話しましたっヶ?昔ソウルでお会いした親日の(もちろん韓国人の)老人の日本語の撥音がものすごく美しかった話。。。このへんの話すると止まらなくなるので止めますが。
ここのとこ毎日、雑誌の打ち合わせで、こんな時間。でも若いのに仕事を任せられるので幸せいっぱい。フー、明日は大学院入試の試験官。。。
ごめんなさい。仙台のプロジェクトは職人とふたりでやっています。仕事中は集中していますので、どなたも見学できません。出来上がったものは、展覧会で!おたのしみに!でも、お昼でもよろしかったら、地下室から出てきますので(^^)
ぼくの語りは美しいでなく、たぶんちょっとトゲ(にがみ)があるという感じ?

活版に魅せられた人 4

小泉均先生:またまたおじゃましています。大葉です。小泉先生の活版のポスター、とても楽しみにしています。活版印刷の世界にこれからも注目していたいです。お名前を番組で出させていただきまして。。。あの番組「今日も元気でわくわくラジオ」は、長尺番組なのですが、10時台のロングインタビューの時間がとてもおすすめです。同じ日、古民家再生の仕事をしている降旗さんがゲストでした。全国からすごくたくさんの反響がありました。ラジオのリアルタイムな反響ってすごいんです。いつか小泉先生自身にも語っていただきたい!そんな風に思います。 2006.09.07
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大葉さん:てれるな〜〜。でもやってみたいな、それ!最近恐いもの知らず。。。でも文字の話をビジュアルなしで、それをリアルに語るっていうのは、感動的かも?はじめたら、本職忘れて、好きな曲ばっか、かけてそう(^^)
ラジオってあがるのでしょうか?
今、つくりだしている新しい科学雑誌のパイロット版に「人はなぜあがるか(仮)」も載ります。10月には発売予定。雑誌文化が低迷しているのに、これも挑戦です。

活版に魅せられた人 3

小泉均先生:大葉です。あ、ありがとうございます。聞いてくださったのですね!!う、うれしいです!語りたいことは、まだまだたくさんあったけど。。。ラジオが好きという小泉先生。ほんと、ラジオはいいですよね。私の「今」に音楽も語りも。。。どれだけ影響うけたかわかりません。ちなみにインタビュアとして「聞く」ことの方が何倍も好きで、私はこの仕事を続けていると思います。ところで、全国からの、本日の「活版トーク」への反響が、じわじわ、これから、来ると思います。うふふ。楽しみ。 2006.09.05
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大葉さん:
こちらこそ。ぼくの名前がNHKで読まれたのは生涯で2回目(坂本さんのサウンドストリートで1回)。うれしかった。単純ですね!
で、にわかに活版ファンは増えていると思いますよ。それは今の便利になった社会の反動だと、とらえています(ぼくが虜になった時はそうではなかったのですが)。いろいろなところで、その芽は出ています。
その真意のひとつには、言葉を大切に、文字を大切に、ということなのだと思います。これからもこういった挑戦は細々とぼく流で続けていくつもりです。どうもありがとうございました。
ところでところで
仙台には、ここのところ毎月一回のペースで通っている。ようやく、ポスターがかたちになってきた。でも刻々と危険な状態になってきている。
http://fukurou.txt-nifty.com/pu2/