AERA 1954号

「輩」は健在。
跋扈(ばっこ)するメディアに未来があるとは思えないではなく、未来はない。当然「専門バカ」とも言えない「バカ専門」としか言いようがない。ほんと有識者会議や有名人のコメンテータが中心の番組など、嫌気がさす。もともとメディアにチヤホヤされて、この職(タレント)についたのだから、責任とってから足を洗ってほしいものです。
一方、今やどのようなレベルの人も、同じステージで言葉を発する。そのようなネットメディアで言論の優劣がつくのか、いやそのような判断ができるのか評価がどのようにできるのか。人気あるユーチューバーが世界を支配している今日、全く見かけの世の中なのだ。
なので全く興味がない。とにかく理屈はおいておいて、戦争(大量殺人と大量破壊)はやめてほしい。

@260yamaguchi

山口二郎氏のツイート:ロケットの件、失敗という言葉をなぜそんなに嫌がるのだろう。人も組織も失敗するのが当たり前。失敗の経験から学んで進歩する。こんな当たり前のことが通らないのか。私の人生なんて、失敗の連続。進歩できないのが悔しいところだが。午後2:39 · 2023年2月18日

滅多にTwitterから引用はしないのですが、これはとても的を得ているので。
「失敗」について、ぼくも自身の人生は失敗の山だと思っている。今まで成功はほとんどないし、期を逸してもう立ち戻れない。しかし前に進むだけなのだと思って今も続いていて、人生の終わりまで、そうなのだと思っている。

大反省1

30代に夢中でやっていた長岡にバーゼルのようなデザイン学校をつくるという無謀な考え。

今おもうと全くあり得ないこと、若いとはそういうもの。地形、文化や歴史を熟知しても、住むとは違うということ。理論や仮想ではない。ワインガルトがよく言っていたreality。ぼく一人が何かやってできるようなことではなかった。今という時代をみて、あの時辞めてよかった。

改選期研修 終了

当初の新任研修が終わった。かなり勉強になった。
それにしてもふたつ大きな驚きがあった。
ひとつは三日目の「傾聴とは何か」=評価や否定をせずきくこと。
もうひとつは今日の「生活福祉資金の対象者の特徴」=本来、貸付になじまない人たちを貸付によって支援していくという矛盾。
このふたつのこと、傾聴はぼくの今までの人生で、特に大学の先生の指導とは正反対。そしてこの矛盾ということが行政と民生で行われているということ。理由がもっともであり、素晴らしい。しかし、このような人たちが全国津津浦浦にいるのに、世の中が一向によくならないのは何故なのだろうか。そしてこの役目の重さを感じる。

日本の製品の行方

今週はふたつの不良品に振り回されました。しかし、その背後に見えてきたのは悪い政治だけではない、日本大手企業の落陽ではないだろうか。
ひとつは、カセットガスのストーブ。大阪の大手I社。10年以上前におふくろが非常用のためにと買っておいた新品。ホームページお問い合わせフォームからの連絡をとり、お客様相談室とメールにてやり取り。定型句の返事。結果、その機器の状態を見ないで、「ご使用についてはお控えいただき、お買い替えも含めご検討いただけますと幸いです。」つまりこの会社は依然「笹もってこい」の商い。
もうひとつは、介護用ベル。福建省泉州市の小さなD社。Amazonで先週購入。無デザインの簡素な商品パッケージにシールが貼ってあり、そのQRコードに言問とあって、LINEに入りメッセージを即やり取り。「部品を分解して解析からです。/商品の品質を高めることが第一です。」すぐに指定の場所に返品してくださいとのこと。代わりの商品は手元に、送料は即Amazonにて返金。これが新生中国。
対応が全く違う。日本と中国の印象が、以前からのぼくのイメージと全く逆、これからの商品との向かい合い方のヒントに。とても勉強になった。おそらくここ数年で日本の古い体制の企業は消えるであろう。

それにしても、電気代ガス代が去年の同月よりも下がった。やった。炭代が多少加わったがw

真空パック

鮎川さんまで、、、r.i.p.

懐かしい、、、レコード
https://www.discogs.com/ja/master/286708-Sheena-The-Rokkets-真空パック

お話ししたことはなかったですが、バックステージで何度か。すごかったのはトイレにまでギター下げてきて、する時以外はづーっとシャラシャラ弾いている。そういえばかつて、このページのデータがものすごかったのに感動した。http://www.rokkets.com/indexjp.html

宴会料理

昨日、民生委員の新年会があった。普通でも滅多に宴会に出ないぼくが出席した。まずそこが驚き。

よく考えてみると、参加された方々というのは一人だけ顔を知っていて(コロナ後に二、三度数分間お話ししたことがあるだけ)、あとは全員初めて。乾杯後いきなり皆一斉にマスクを外して素顔になり、食べ出す。それまでずっと下半分の顔が見えないでいて、顔全体が出た瞬間に思ったのと違って見えるので、心理的にへんになる。料理の味なんかわからない。ワインだけすすむ。このようなこと、初めて体験した。わっ〜、すごく恐怖だった。

My Ten Favorites by Ryuichi Sakamoto

commmonsに全25出そろったところで(月に二人の選だったのですね、サプライズギフトにしては予想より西洋の方や意外な人が少なかったのかな)。では、ぼく選の曲:
1.Yellow Magic[Tong Poo]
2.A flower is not a flower
3.El Mar Mediterrani
4.Riot in Lagos
5.中華三昧
6.E day Project
7.Rain[I want a divorce]
8.Bolerish
9.Hibari
10.Koko
ン〜もう一曲、頭の中に旋律が蘇るのだがどうしても曲名が出ないのがある、、、

bonus:
Sheltering Sky(OSTとして)
Thousand Knives-The End of Asia(組曲として)
American Feeling(サーカスのために)
Taking islands in Africa(David Sylvianと)
Foto Muzik(糸井重里のテーマ)
News23(筑紫哲也のテーマ)
明・る・い・よ(忌野清志郎と)
ぼく自身のために(高橋悠治plays)
以心電信(recording)
BWV974 II. Adagio(意外なCDセットの冒頭に。ワ〜いい、涙)
その時その時の心状で、ベスト10の曲は変化する…各コメントは書き出したら止まらなくなりそうなので、やめときます。最近の露出で想像していたよりお元気そうで安心しました。体力つけて早く良くなってください。

ps.#私が好きな坂本龍一10選#10favoritesryuichisakamotoでtwitterにあえて載せません(オフィシャルに残らないように、空気のように消える情報でありたい)。坂本さんは、大学生の頃に出会ってから神のような存在で、ぼくの中ではいつも完全で、近づくのがこわいくらいの絶対的な存在でした。でもその後、なぜかymo3人の中で唯一ほんの少し認めてくださった方で。病気をされてから、発表作品や最新作は、なぜか購入していない、ほとんど聴いてもいない(Orch.2014_3LPだけ予約して買った好きなライヴ盤、これが最後)。ですのでそれ以前の強烈な印象の作品から選曲しました。思えば恵比寿で行われた「健康音楽」というお祭りあたりから遠のいた。二本立て映画(CODA+async)を観ても何も共鳴しなかった。ただ大病されて、お辛いのだろうなと、悲壮感だけ。ymoも小山田氏がギターで入った頃から何がymoなのかわからなくなくなった、、、どうしてなのだろう。卒業したのか、この気持ちの意味がわかる日がいつか来るのだろうか。
とにかく、佃から日暮里に移る前の数年間プレイヤーでかけなかったものは全て手放した(当時の断捨離の基準)。坂本さんが関わったメディアはものすごい量があったのだけど、持って帰って来れなかった。今はもうほとんど手元にないので、聴くこと、観ることはできない。残ったのはLP数枚、CD50枚ぐらいかな。記憶の中の音楽。いずれも、スイスでもタイポグラフィでもぼくの流派にも属さないので、うちのアーカイブ・リストには残念だけど一つも載らない。エピソードとして一つだけ、Sheltering Skyのドイツ版サントラLPは、大音量で聴くとバーゼルの映画館での心境を思い出して、涙が出そうになるほど今でも心に突き刺さる。手放すことはないだろう。

AERA 1948号

p.5のとてもいい啓蒙書の話。Emmanuel Lévinasの定義:マルクシスト(marxist)「マルクスの思想をマルクスの用語を使って語るひと」とマルクシアン(marxian)「マルクスの思想を自分の言葉で語るひと」。

p.7の岸田の歴史に残る三つの便乗商法=1.安全保障体制の大逆転 2.原子力政策の大逆転 3.安倍氏の国葬

それにしても、近頃の表紙写真の酷すぎ。世の中は続きすぎのイケメンたちばかりで成り立っているわけではないし、だいいち写真の色が下品。(1949号でやっと女性になった。しかし依然同じ路線)