大正時代の薬研(やげん)

山は紅葉も終末、冬支度。
とうとう薬研を手に入れました。ちょっと錆びていましたが、杉の葉で練習して磨きました。
夏まで育てたバジル乾燥させておいたのを漢方薬のように。。。(もちろん自前で育てていましたから100% organic) 薬研の車を扱っていると、たいへんいい香りがたち込めて。
来年はいろいろな薬草を育てるゾ〜〜〜。
西洋のハーブはもちろん、クコ、マタタビ、そしてサンショウ?
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同じ植物でも、大麻をコッソリ育てるなんていうのは、もってのほか。立派な犯罪です。無知もいいところですね。

マタギッシュ (マタギのような)

秋の山は気持ちがいいです.
「マタギ」ではないのですが,長野の山に詳しい人と知り合えそうです.興奮します.
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うっかりして,お寺で蜂に手を刺されてしまいました.
1. 水で刺されたところを,よくもみながら洗い流しました.
2. プロポリスを念入りに塗布しながら(結構長い時間)擦り混むように指で押していました.(お寺の奥さんのお知恵)
よく効きました.刺されたときはしびれるように痛かったですが,その後痛くもないし,腫れもしない.
ふしぎ...
そんな話から,前から興味を持っていた薬草の話に聞き入ってしまいました...深い!
古いお寺は,気持ちが和みます.

Fast. Slow. Fast.

音、不可欠。
ここのとこ,すごく気に入っていて,仕事しながらループで聴いているんですけど.
Steve Reich: VARIATIONS FOR VIBES, PIANOS & STRINGS (2005)
http://www.nonesuch.com/albums/daniel-variations
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追記:昔から崇拝しているのは
Steve Reich: VIOLIN PHASE (1967)
http://www.ecmrecords.com/Catalogue/New_Series/1100/1168.php?lvredir=712&cat=%2FArtists%2FArnold+Elizabeth%23%23Elizabeth+Arnold&doctype=Catalogue&order=releasedate

ありがとう

最近,身にしみてきたことですが,「ありがとう」はThanks.あるいはDanke.とかMerci.とは一味違うことばのように感じます.
今朝,近所の小学生の女の子が元気よく「ありがとうございました」っと,運転手にお礼をいって都バスを降りて走っていきました.となりにいたおばちゃんが大きな声で「よい子だねぇ」っとニコニコ,それを聞いてた人たちみんなニコニコ*下町でも実際には珍しい光景でした.ごくふつうの光景のようですが,ヨーロッパから直接長岡に帰ってきたぼくにとって,長岡で毎朝このような光景をたくさんみていて,ぼくは不思議でしょうがなかったのです.雪国では,あるいは交通機関が乏しい地域では,バスが自分の目的地まで送ってくれるという見方があるのか...当り前の行為**だったのです.根拠を超えた「ありがとう」ということば,いろいろな含みがあります.
*ワインガルトが来日した時のひとこと,「街角の日本人は幸せな顔をしていない.」
**あいさつひとつ,大学生になると全くなかった.ぼくが授業を見ている,その学生ですらしない.なぜなのか?
結構奥深い.簡単なことばと行為には,謎が多い.

ABC ブックフェス2008

アッ、気がついたら、もうやってるのですね/いや、あと1週間か。今年の8月は短く感じます。。。ABCの篠原さんがパンフレット送ってくださいました。
青山ブックセンター青山本店で
〜この本は本当にいい〜
2008年8月1日〜31日開催
本と読者が出会う書店という場で、本当に良い本をあらためて見出していこう
そんな意味をこめて開催しているイベントです。本の著者、青山ブックセンターのイベントに出演した作家・デザイナー・アーティスト・写真家・ミュージシャン、そしてABCスタッフが「本当にいい」「ぜひ読んでもらいたい」本をお薦めするブックフェアを開催いたします。
この機会にあらためて“本の良さ” “本屋の楽しさ” を感じていただけたらと願っております。本屋のお祭り、ぜひご参加ください。
今年のテーマは 「からだ」です。
今回のぼくの推薦図書は手前みそ。でも重要なだと思います。a->zで買わないでABCお店で買ってね(^^)
初日から2冊も売れたそうです。
http://www.aoyamabc.co.jp/20/20_200807/abc200881.html

1983

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森啓デザイン研究室の花見(新宿御苑にて)。
先生と二人の先輩(岡野氏=右,薮内氏=左)とぼく。
楽しい日々でした。まったくデザインのことを知らなかったぼくに皆さんがいろいろ教えてくださった。
毎日がフレッシュで、ぼく(24歳)にとっては黄金の日々でした。

Think Big.

夕刻の国際文化会館(鳥居坂の旧岩崎邸)の庭の木々のみどりは冴えに冴えて、目に匂うようでした。
めったにみたことがない、ものすごくきれいなみどり。
「瀬底恒さんお別れ会」にぴったりの美しいひとときでした。今年3月3日ひな祭りの日に亡くなられて、今日みなさんとお別れしました。参列された人は1960年WoDeCoにゆかりのある方方、日本の建築界やデザイン界を築き上げた方方がたくさん。ぼくなどは全く参加する資格がないのですが。。。よんでいただけました。
スピーチは彼女が今でもその場にいるような、いきいきしたエピソードばかり。「Think Big.」彼女のすばらしい言葉。おそらく今、すべてに足らないことかもしれない。。。
瀬底さんが、ぼくがそうまだ23,4のデザイナーの見習いの時におっしゃったひとことが忘れられません。「小泉君、若いうちから、石なんて、いじっちゃいけませんよ!すわれちゃう(当時から危ないものに興味を持っていたから?見抜かれていた?しっかりデザイナーとしての仕事をしなさい!)」って、なつかしい。デザインのことを全くしらないぼくに、すごく、いろいろ刺激してくださった、瀬底さん。どうもありがとうございました。
ほんもののモダンで、日本らしい日本を知り尽くしていた瀬底さん。玄関にBayerの大きなドローイングがかけてあった日本家屋のご自宅におじゃまして、みどり色の麻の大きな蚊帳(昔の日本!)をいただいて、しょって帰ってきました。遠い思い出です。これが大切な形見となりました。

右脳

脳神経科から帰ってきました。はじめて脳のMRIを撮ったのですが、、、
危険なところはありませんでした!
しかし、脳周辺、脳内の血管の太さが左右とで極端に違います(見てはっきりわかる)。自分でも驚きました。めずらしい脳のようです。ぼくは右能人間です。左はあまり使っていません(どおりで言葉がうまくない?)...たぶん集中すると血液はほとんど太くて立派な右に?
そういえば、ファインダーを左目で覗く(致命的)。子供の頃左利きだったそう。。。
追記:脳自体は至って正常です(^^) 脳って血流が大いに関係しているって話。御心配をおかけしました。